最近、自動運転とかAI(人工知能)のニュースをよく見かけますよね。
人類の仕事の40%がなくなると予想されていたり、将棋やチェスではすでにコンピュータの方が人間より強いです。
もしドラえもんのようなロボットが当たり前のように街中に存在する世界になったら、私たちの生活はどうなるのでしょうか？
今回はAIと恋愛について大好きな彼と私が喋ったことの議事録になります。
目次
AI(人工知能)とは？
冒頭でもお話ししましたが、人工知能について簡単にご紹介します。
人工知能(AI:artificial intelligence)とは、人間並みの知能を持ったコンピュータのことです。
イメージとしては本当にドラえもんです。
自分で考え、自分で行動し、さらに行動結果から学習してさらなる知性を磨きます。
ドラえもんと聞くと「そんなのまだまだ未来の話だよ」と思われるかもしれませんので、日常の人工知能をご紹介します。
ロボットお掃除機ルンバ
みなさん「ルンバ」って知ってますよね。
私は使ったことがありませんが、大好きな彼の実家にあるのを見たことがあります。
ルンバはとても賢いことに、センサーによって障害物を避け、部屋の形や家具の配置場所を記憶します。
無駄の少ない移動を考えて、かつ2回以上同じところを通らないように効率よくお掃除してくれます。
また、充電器のところにも自動で戻るなど、とても賢いですよね。
人間の私だって「あれ？ここ掃除機かけたっけ？」となるのにさすが人工知能です。
こんなに人間の力を与えずに掃除ができるのならば運転だって出来るよね という発想で自動運転の研究も始まっています。
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人工知能と恋愛のお話
さて、人工知能がだいたいどのようなものか分かっていただいたところで本題に入りましょう。
私の大好きな彼は大学院で人工知能の研究をしていました。
一方の私は大学院には進学していませんし、専門も人工知能ではありません。
理系の学部を卒業したとはいえ、まったくの初心者です。
そんな私たちが人工知能と恋愛について考えて見ました。
完璧に自分のタイプの人が現れたら？
今はまだ、ルンバやペッパーなどの人工知能くんたちは見た目が明らかにロボットです。
しかし、たとえばルンバが将来的にはとっても可愛いメイドさんの形になるかもしれません。
もし全く人間と同じような見た目のロボットが作れるとしたら、あなた好みの見た目になってくれます。
そしてそのロボットが人間以上の知性を持っていたとしたら、あなたのことは何でも分かるし、とても頼りになります。
また、力も強くて運動もできて何もかもが完璧。
…なんだか好きになってしまう気がしませんか？
ヒューマンエラーについて
私たち人間がなにかの作業をするときってけっこうケアレスミスしますよね。
たとえばテストで漢字を間違えたり、計算ミスをしてしまったり、料理を作るときに片栗粉を入れすぎたり。
↑片栗粉を入れすぎるのは単に私が料理下手なだけかもしれません。
人間はもちろん完璧ではなく、このような人の手によっておこるミスを「ヒューマンエラー」と言います。
そのままだから覚えやすいでしょ？
しかし人工知能の場合は、設計ミスはあったとしても「あ、間違っちゃった」とミスをすることはまずあり得ません。
一度完璧に設計すれば、そのあとはずっと完璧な動きをします。
それどころか環境に合わせてもっと最適な動きをすることだってあります。
ちょうどルンバが部屋の形や充電器の場所を覚えるように。
私も見習いたいものです。
人工知能でできた完璧な恋人
まさにあなたにとって完璧な恋人が出来上がるわけです。
見た目も自由に決めることが出来るとすれば、それはあなたの理想通りの人。
性格だって自由自在だとします。
そしてあなたと一緒に過ごすうちにあなたのことを完璧に理解してくれるようになります。
- きっと次の誕生日プレゼントに欲しいものはこれかな
- 今日はきっとこれを食べたい気分だろうな
- この気温と湿度だったらたぶん体調悪いだろうな
とかがあなたの過去の行動の統計によって分かってしまうのです。
少し怖い気もしますが、いわゆる完璧な恋人というやつですよね。
そんな完璧なロボットの恋人と過ごすようになってしまえば、人間なんて勝ち目がないかもしれません。
しかしそんな人工知能でも1点だけどうしてもできないことがあります。
ロボットには生殖機能がない
生物は生きている以上、子孫の繁栄が本能に組み込まれています。
まあ最近は子供がいらないという人も増えて人口が減ってしまっていたりもしますが…
しかし基本的には「子供が欲しい」と思う人の方が多いです。
そこで問題となってくるのが、ロボットはどんなに賢くても受精できないということです。
正確には、試験管ベイビーとか人工授精とかの言葉のように出産することも可能です。
しかしそうなると「この子の本当の親は誰だ？」という問題にもなります。
唯一にして最大の欠点が子孫繁栄ができないということなのです。
やっぱり科学の発達を考えるときには倫理感も大事になってきますよね。
子孫は残さなければいけないのか？
でも先入観を追い払ってよく考えてみてください。
子孫って本当に残さなければいけないのでしょうか？
だって人間と同じ見た目のロボットだったらどんどん生産ができるわけです。
子供ができない夫婦のために赤ちゃんのロボットだって作られるかもしれません。
今の世の中は周りが出産しているし、自分は両親から生まれてきているので、子孫繁栄を目指すのが当然と思ってしまいますが、本当にそれが当然なのかといえば疑問です。
人間が絶滅するのは本当にいけないことなのでしょうか？
ちなみにそこそこ過激なことを言っているかもしれませんが、私自身は早く結婚して子供が欲しいし、人類滅亡なんてしてほしくありません。
輪廻転生ってどうなの？
さて「輪廻転生」という言葉を知っていますか？
人間は亡くなったら生まれ変わることができるという考えです。
ちなみに「りんねてんせい」ではなく「りんねてんしょう」なのでお気をつけくださいね。
もしこの考えが本当ならば、自分が亡くなったあとの世界を考える必要があります。
つまり、自分が亡くなった後とは言え、地球が滅亡したら困る訳です。
まあ火星人とかに生まれ変わるかもしれませんが…
でももし自分が亡くなったあとは本当に何もないのであれば。
生きている間だけ楽しければ大丈夫ですよね。
もちろん自分の幸せだけを願うのはいけないことですが、今現時点で生きている人が幸せな人生になればいいわけです。
恋人にするならどちらが理想？
自分が亡くなったあとの世界を全く考える必要がないのであれば、子孫を残す必要ってありませんよね。
なぜ生物は子孫繁栄が本能に組み込まれているのか、それが謎になってきます。
さてここで質問ですが、あなたは今の恋人とAIの恋人どちらと今後付き合いますか？
人間が人工知能に勝る点は？
まあこんな話を恋人同士でしている私たちはやっぱり根からの理系カップルなんだと思います。
ちなみにもしあなたが「俺とAIどっちを取る？」って大好きな彼に聞かれた場合は「あなた」と答えてあげてくださいね。
AIの良さを理解はできてもさすがにショックだと思いますので。
では、ここまでAIのすごいところを語ってきましたが、恋人にするのならどちらがいいのでしょうか？
私は大好きな彼を選ぶ
いろいろ言いましたが、私はやっぱり大好きな彼を選びます。
実際目の前にAIが現れたらどうするのかは分かりませんので、これは全く意味のない宣言です。
ちなみに上述した質問ではちゃんと 「AIよりも〇〇くんがいい」 と答えてますよ！
でも大好きな彼は 「AIがいい」 って言いました…正論だけど悲しすぎる。
まあ正論って思ってしまう時点で私もAIの方がいいということを心のどこかで思っているのだと思います。
それにしても私と4年近くも付き合っているのに社交辞令の1つも言えないのか、と思っちゃいますね(笑)
たとえ人間はAIにかなわないと思っていたとしても、やっぱり大好きな彼に愛着を感じています。
今まで長く付き合った分だけの愛着があります。
でももし万が一、大好きな彼と別れてしまって次の恋人を探す場合はAIを選ぶかもしれません。
AIが相手だったらきっと別れる悲しみを味わわなくてすむと思います。
いつの日かアイドルに恋するように、二次元に恋するように、少女漫画のヒーローに恋するように、AIに恋する日がくるのかもしれませんね。
最後に
なんだかとても理系ちっくな話になってしまいましたが、要するに今の恋人を大切にしてくださいねってことです。
今後どんな世界になっていくのかは分かりませんが、あなたが彼を好きな気持ちは変わらないはず。
そして今まで一緒に過ごしてきた時間を忘れずに、これからも仲良く過ごしてほしいなと思っています。