彼のことが大好きな彼女の物語[11]飲み会で席が離れて良かったのかも

彼のことが大好きな彼女の物語[5]元彼の失恋を乗り越えた気がした

lovekoと彼氏の物語シリーズ第5話です。

買い物が終わってすぐ帰宅することになって、ちょっぴり残念だった私。

そんなときに別の人から告白されます。

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登場人物紹介

第5話に登場する人物を簡単にご紹介します。

 

主人公

loveko

大学1年生の女の子

 

バイト先の人

K先輩

大学3年生の男の子

 

元彼の失恋を乗り越えた気がした

K先輩との買い物を終えた、ある日のこと。

アルバイト先とは関係ない、男友達から告白された。

 

「lovekoちゃんのことが好き。

 俺と付き合ってほしい」

 

気持ちは嬉しい。

こんな私を好きになってくれるなんて。

とっても嬉しいんだけど、私は告白されても絶対に付き合わない。

 

だって、高校生の時に好きでもない人と付き合って、全然楽しくなかったもん。

付き合ったらそのうち好きになるかな?と思って付き合ったのに、気持ちは変わらず。

むしろ、罪悪感しかなかった。

 

結局その時の彼氏とは2ヶ月くらいで別れちゃったかな。

本当ごめんね。

 

そしてもう一点、私は告白されると途端に冷める。

私なんかのどこがいいの?

見る目ないんじゃないの?

と、思っちゃう。

 

どんだけ自己評価低いんだ…!って感じだけど、だってそう思ってしまうんだもん。

 

すでに好きな相手から告白されるんだったら大歓迎なんだけど、そうでもない相手だと、付き合う気になれない。

自分でもよく分からないけれど、そんな感じ。

 

それ以来、私は好きでもない人とは付き合わないと決めている。

そして、私が言う言葉はいつもこれ。

 

「ごめんね、元彼と別れたばかりだから、しばらく恋愛したくないかな…」

 

毎回このパターン。

ちなみにこれは嘘ではない。

 

高校3年生の終わりからから大学1年生の途中まで付き合った彼氏と別れた。

付き合った期間よりも片思いしてた期間の方が長かったから、かなり引きずってるし、フラれた時はへこんだ。

 

そして告白を無事に(?)お断り。

でも、ちょっと待って… そろそろ元彼と別れて半年が経つ。

 

私、最近元彼のこと考えた?

別れてしばらくの間は、鳴らない携帯をいつまでも待っていたり、付き合ってた時の写真を見ては、ため息ついていたのに。

 

最近そんなことあったっけ?

いや、なかった気がする。

 

もう元彼のこと、吹っ切れたのかもしれない。

あんなに好きだったのに。

もう2度と恋愛なんてしなくてもいいと思ったのに。

 

私、そろそろ次の恋にいけるかも…

 

lovekoの振り返り

好きだった彼とは大学進学の遠距離恋愛で、4ヶ月しか続きませんでした。

その前の片思い期間は2年間くらいかな?

フラれた時は、自分でもびっくりするくらい泣いた気がします。

でもきっと、失恋の傷を早く治せることができたのは、今の彼氏と会えたからなんでしょうね。

もしかすると、この時すでに彼氏のことを好きだったのかもしれません。

第1話から読む→彼のことが大好きな彼女の物語[1]出会いは塾のアルバイト

前の話を読む→彼のことが大好きな彼女の物語[4]一緒にいて楽しいのは私だけ?

次の話を読む→彼のことが大好きな彼女の物語[6]せっかく仲良くなれたのに

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