lovekoと彼氏の物語シリーズ第5話です。
買い物が終わってすぐ帰宅することになって、ちょっぴり残念だった私。
そんなときに別の人から告白されます。
登場人物紹介
第5話に登場する人物を簡単にご紹介します。
主人公
loveko
大学1年生の女の子
バイト先の人
K先輩
大学3年生の男の子
元彼の失恋を乗り越えた気がした
K先輩との買い物を終えた、ある日のこと。
アルバイト先とは関係ない、男友達から告白された。
「lovekoちゃんのことが好き。
俺と付き合ってほしい」
気持ちは嬉しい。
こんな私を好きになってくれるなんて。
とっても嬉しいんだけど、私は告白されても絶対に付き合わない。
だって、高校生の時に好きでもない人と付き合って、全然楽しくなかったもん。
付き合ったらそのうち好きになるかな?と思って付き合ったのに、気持ちは変わらず。
むしろ、罪悪感しかなかった。
結局その時の彼氏とは2ヶ月くらいで別れちゃったかな。
本当ごめんね。
そしてもう一点、私は告白されると途端に冷める。
私なんかのどこがいいの?
見る目ないんじゃないの?
と、思っちゃう。
どんだけ自己評価低いんだ…!って感じだけど、だってそう思ってしまうんだもん。
すでに好きな相手から告白されるんだったら大歓迎なんだけど、そうでもない相手だと、付き合う気になれない。
自分でもよく分からないけれど、そんな感じ。
それ以来、私は好きでもない人とは付き合わないと決めている。
そして、私が言う言葉はいつもこれ。
「ごめんね、元彼と別れたばかりだから、しばらく恋愛したくないかな…」
毎回このパターン。
ちなみにこれは嘘ではない。
高校3年生の終わりからから大学1年生の途中まで付き合った彼氏と別れた。
付き合った期間よりも片思いしてた期間の方が長かったから、かなり引きずってるし、フラれた時はへこんだ。
そして告白を無事に(?)お断り。
でも、ちょっと待って… そろそろ元彼と別れて半年が経つ。
私、最近元彼のこと考えた?
別れてしばらくの間は、鳴らない携帯をいつまでも待っていたり、付き合ってた時の写真を見ては、ため息ついていたのに。
最近そんなことあったっけ?
いや、なかった気がする。
もう元彼のこと、吹っ切れたのかもしれない。
あんなに好きだったのに。
もう2度と恋愛なんてしなくてもいいと思ったのに。
私、そろそろ次の恋にいけるかも…
lovekoの振り返り
好きだった彼とは大学進学の遠距離恋愛で、4ヶ月しか続きませんでした。
その前の片思い期間は2年間くらいかな?
フラれた時は、自分でもびっくりするくらい泣いた気がします。
でもきっと、失恋の傷を早く治せることができたのは、今の彼氏と会えたからなんでしょうね。
もしかすると、この時すでに彼氏のことを好きだったのかもしれません。
第1話から読む→彼のことが大好きな彼女の物語[1]出会いは塾のアルバイト