年末年始の帰省で飛行機(ジェットスター)を利用しました。
赤ちゃんは生後4ヶ月。
赤ちゃんにとって人生初の飛行機搭乗に、親は不安しかありません。
今回は、ジェットスターに生後4ヶ月の赤ちゃん連れで搭乗した時のお話です。
目次
生後4ヶ月の赤ちゃん連れで初めてのジェットスター!
lovekoたち夫婦は東京に住んでいます。
実家も義実家も九州で、実家と義実家の間は3時間程度の移動距離。
そのため帰省する時は、夫婦で両家に顔を出していました。
九州までの移動は毎回ジェットスター。
結婚前の遠距離恋愛時代を含めると、もう10回以上はジェットスターを利用しています。
赤ちゃんと乗る初めてのジェットスター!
でも、赤ちゃん連れで搭乗するのは今回が初めて。
ANAやJALの方が座席も広く、ベビーベッドも用意してくれるなど、赤ちゃん連れに適しているのは分かっています。
でも、ただでさえ年末年始の高い飛行機代。
20代半ば夫婦には、ジェットスターのチケットを購入するだけで精一杯でした。
電車代やタクシー代なども含めると、LCC利用でさえ往復で10万以上かかってしまうのです。
これがANAやJALだったら、倍以上かかることでしょう。
無理無理無理。
お土産(2000円~3000円×5個)だって買わなきゃいけないのに。
荷物を事前に送るための送料(2000円×往復)だってかかるのに。
実家・義実家にそれぞれチャイルドシートを用意したため、その料金もかかっています。
そのため、いつも通りジェットスターでの帰省に決定です。
インターネットで家族3人分のチケットを購入!
インターネットでジェットスターのチケットの購入を済ませます。
ジェットスターでは2歳未満の赤ちゃんを「幼児」として扱い、各路線ごとに違う幼児料金が適用されます。
国内線の場合の幼児料金は1500円!
日本の国内線の場合の赤ちゃんの飛行機代は、1500円です。
さすが座席を必要としない赤ちゃん。
年末年始の高騰価格など全く関係なく一律で1500円なのは、大助かりです。
往路で2歳未満なら帰路も幼児料金でOK!
ちなみに往路で2歳未満だった場合、帰路も幼児料金として扱われます。
つまり、滞在先で誕生日を迎えて2歳になっていても、往復チケットを購入すれば帰りの飛行機も1500円でOKなのです。
なかなかレアなケースですが、誕生日を実家・義実家でお祝いする場合には覚えておきたいですね。
赤ちゃん連れは事前ウェブチェックイン不可能!
しかし、赤ちゃん連れでのジェットスター搭乗で気をつけなければならないことの一つとして、事前ウェブチェックイン不可能という点があります。
大人のみの場合は、搭乗48時間前から事前にインターネットでチェックイン手続きが出来ました。
そのため空港に到着すれば、いきなり保安検査場へ向かってOK。
ジェットスターの窓口へ行く必要はありませんでした。
でも、赤ちゃん連れだと事前ウェブチェックインは不可能。
預入荷物が無くてもジェットスター窓口で手続きしないといけないので、少し早めに空港へ到着する必要があります。
赤ちゃんが飛行機内で泣いた場合の対策!
赤ちゃん連れでの飛行機は不安。
生後4ヶ月は2ヶ月、3ヶ月の時と比べて、泣いている時間は減りました。
でも起きている時間も増えているので、飛行機に乗っている間ずっとお昼寝してくれないでしょう。
対策としてオーボール購入!ストラップも取り付け!
そこで赤ちゃんが飛行機内で泣き出してしまった時の対策として、オーボールを持って行きました。
色々なタイプがありますが、音の出ないシンプルなものです。
座席から落ちて転げてしまわないように、転落防止のストラップも取り付けます。
このストラップですが、
- バックに付ければ、すぐにオーボールを取り出すことが出来る
- スタイに付ければ、赤ちゃんが一人で遊んでも転がっていかない
など使えるので、飛行機に関係なく便利でした。
いつもは使わないおしゃぶりも用意!
また、おしゃぶりも念のため用意。
哺乳瓶拒否の完母育児のためか、赤ちゃんはおしゃぶりを上手く吸えず、すぐに口から外れてしまいます。
そのため普段は全く使っていません。
それでもlovekoが押さえている間はおしゃぶりを使ってくれるので、泣いてどうしようもない時のために用意です。
赤ちゃんの年齢確認が出来る物が無くてピンチ!
いよいよ飛行機利用当日。
先述したように事前ウェブチェックイン不可能なので、ジェットスターの窓口へ行きます。
ちなみに利用した空港は成田空港です。
赤ちゃん連れはチェックインに年齢確認が必須!
lovekoは当日知ったのですが、空港でチェックインする時に、赤ちゃんの年齢確認が必要でした。
本当に2歳未満なのかどうか確認してもらう必要があるのです。
当時赤ちゃんは生後4ヶ月で成長曲線の平均。
その小ささから確実に見た目でも2歳未満だと分かるのですが、やはり確認できる物が必要とのこと。
母子手帳も保険証も無い!どうしよう!
でも!
なんとlovekoは、荷物のほとんどを宅配便で送っていたので確認できる物が一切ありませんでした。
飛行機に乗る日は朝8時から夕方5時まで丸一日移動でつぶれてしまい、翌日の午前中には荷物が届くので、母子手帳などは必要ないと思っていたのです。
母子手帳も保険証もすべて段ボールの中。
行きつけの小児科の診察券もお薬手帳もありません。
当然住民票やマイナンバーカードなんて持っておらず、正直に
「すべて段ボールに入れて送ってしまっていて…」
と白状しました。
すると、
「生まれた生年月日が写っている写真は無いですか?」
とのこと。
産婦人科で誕生直後に撮った写真がスマホにあったので、それを見せることに。
どうにか幼児料金(1500円)で搭乗出来ました。
「帰りの飛行機では、忘れずに保険証や母子手帳を用意しておいてくださいね」
と言われたので、本当は写真はダメで今回は特別に許してくれたのかもしれません。
ジェットスター公式ホームページの記載は?
ちなみにジェットスターの公式HPでは、2歳未満の確認についてこのような記載があります。
お連れの幼児が座席を使用されない場合、出生証明書やパスポート(国際線では必須)など、お子様が2歳未満であることを確認できる書類が必要です。
チェックイン時に所定の年齢確認書類をご提示いただけない場合は、ご搭乗をお断りするか、幼児料金で座席をご購入いただくようお願いすることがありますので、あらかじめご了承ください。
年末年始は座席も混み合うだろうし、危うく飛行機に乗れないところでした。
スマホに写真があって本当に良かった…!
ジェットスターは機内で抱っこ紐が使えない!
なんとか赤ちゃんの年齢確認を終えて、保安検査も抱っこ紐のまま無事通過。
赤ちゃん連れの優先搭乗を利用して、少し早めに飛行機内へ。
ジェットスターの機内では抱っこ紐の利用不可!
添乗員さんから渡されたのは、赤ちゃん用のベルトです。
親のベルトに通す形になっているタイプのよう。
飛行機の座席に到着したら、赤ちゃんは抱っこ紐の利用が出来ず、膝の上に座らせるしかありません。
ただでさえLCCの座席は狭いのですが、赤ちゃんもいるのでかなり窮屈です。
隣が夫だったから良かったものの、もし他人だったら本当に身動きできません。
ジェットスター公式ホームページの記載は?
ジェットスター公式ホームページでは、
ジェットスターでは安全上の理由により、抱っこひもなどのご使用を禁止させていただいております。
との記載があります。
当然抱っこ紐以外におんぶ紐も使うことが出来ません。
飛行機の離陸が無事に済んでベルト着用サインが消えたあとでも、抱っこ紐は使うことが出来ないのです。
詳しくはこちら→ジェットスターは抱っこ紐の使用不可!ベルトより安全じゃない…?
飛行機内で赤ちゃんが大泣き!どうしよう…!
さて、空港で搭乗前に授乳を済ませていたのですが、親の不安は的中し、赤ちゃんは泣きだしてしまいました。
オーボールであやしてみるものの10分で限界…!
それもそのはず、景色が変わったり車掌アナウンスがあったり停止の多い電車などと違って、飛行機は動き出すとほとんど変化はありません。
赤ちゃんはすぐに飽きてしまい、ぐすり出しました。
まずはオーボールを赤ちゃんに渡して遊ばせます。
すると、赤ちゃんは少しご機嫌に。
引っ張り合いっこしてみたり、赤ちゃんの視界内でオーボールをユラユラしたり、握らせてみたり。
なんとかご機嫌になってくれましたが、それも続いたのは10分程度。
関東から九州までは2時間のフライトなので、微々たる時間です。
困った時は母乳に頼るしかない!
粉ミルク育児と違って、母乳はいくらでもあげることが出来るのが良い所。
赤ちゃんもご機嫌になってくれるし。
そこで授乳時間は来ていませんが、座席で授乳することにしました。
機内に授乳室は無いので、自分の上着で隠しながらの授乳です。
3列座席で左隣が窓、右隣が夫、その右隣は空席だったので、快適な授乳でした。
まあベビーベルトを付けたままなので、少し窮屈でしたが。
飛行機内で座ったままお昼寝出来る?
抱っこ紐を使えないことの最大の難点は赤ちゃんがお昼寝出来ないということでした。
lovekoの赤ちゃんは普段、
- 移動中に抱っこ紐の中
- ベッドの上で仰向け
の2つの方法でしかお昼寝させていません。
飛行機内では抱っこ紐も使えず、ベビーベッドもありませんから、いつものようにお昼寝出来ないのです。
でも、生後4ヶ月の赤ちゃんが2時間のフライト中にお昼寝無しでご機嫌で居られる訳もなく。
眠くなると愚図ってしまうので、どうにかしてお昼寝させる必要がありました。
授乳の時間を延ばして寝落ちするまで飲ませる!
そこでlovekoが取った作戦は、授乳中に寝落ちさせること。
最終手段であまり使いたくなかったのですが、普段は10分の授乳時間を延ばして寝るまで授乳。
赤ちゃんは、おっぱいを吸いながら眠りにつきました。
しっかり熟睡したのを見計らって乳首を外し、膝の上ですやすや。
まあ30分もしないうちに起きてしまいましたが(笑)
初めての赤ちゃん連れの飛行機に疲労困憊!
赤ちゃんが泣いたら、すぐにおもちゃを与えたり授乳していたので実際泣いている時間はほとんどありませんでした。
でもほとんどの時間を起きていたので、いつ泣きだすかとヒヤヒヤ。
ただでさえ、バス・電車・飛行機・地下鉄・タクシーの移動で合計10時間以上かかる帰省。
赤ちゃん連れだと授乳室に寄ったり、尚更時間がかかり、疲労困憊です。
実家に着いた時にはへとへとの状態に。
最初に実家、次に義実家の順番にしておいて本当に良かった。
夫は余計に疲れてしまうかもしれませんが、夜間授乳があるlovekoに比べれば夜はぐっすり眠れるでしょう。
ちなみに夫はlovekoの実家で、lovekoと赤ちゃんが早朝5時から起きているにも関わらず、朝10時まで寝続けました(笑)
全く気を遣っていないその精神力が羨ましいです。