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彼のことが大好きな彼女の物語[8]会えなくなるのが一番嫌だ

lovekoと彼氏の物語シリーズ第8話です。

好きなK先輩がバイトを辞めちゃう。

だけどK先輩は院試を控えていて、しかも「彼女は欲しくない」と私の目の前で宣言してた。

lovekoの出した結論は…?

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登場人物紹介

第8話に登場する人物を簡単にご紹介します。

 

主人公

loveko

大学1年生の女の子

 

バイト先の好きな人

K先輩

大学3年生の男の子

 

会えなくなるのが一番嫌だ

「彼女欲しくない」

 

その言葉がやっぱり突き刺さる。

私のいないところで言ったのならともかく、私の目の前で言ってたもん。

 

本気で私に興味ないんだろうし、彼女作る気もきっと無いんだろうな…

しかも、私が告白したら、これから院試で忙しくなるK先輩に余計な迷惑をかけちゃうかも。

 

もう諦めた方がいいって本当は分かってる。

彼女いらないって人に「彼女にしてください」って言ったところで絶対に無理だよね。

 

しかも好かれてる自信もなければ、好きだって気付いたのも最近のこと。

せっかく元彼の未練も消えてきたのに、また傷付くのは嫌。

 

元彼にフラれて別れた時みたいに、もう泣きたくないよ。

 

でも…

会えないのはもっと嫌…?

 

私はどっちが嫌なのかな。

 

K先輩と今後一切会えなくなること?

それともK先輩にフラれてしまうこと?

 

自分の気持ちがよく分かんない。

どんどん時間だけが過ぎていって、焦っていく。

 

うん。

やっぱり私、会えなくなるのが1番嫌だ。

 

たとえ告白したところで、フラれちゃったら会えないんだろうけど。

というかフラれちゃったら、会えないしフラれるし散々なんだけど。

 

でも、何もしないよりは絶対いいはず。

 

告白しないと今後会える確率は明らかにゼロ。

告白したら…1%くらいはある?

 

それにせっかくK先輩のこと、好きになったんだもん。

最後にちゃんと、自分の気持ちだけは伝えたい。

 

会えなくなったあとで後悔したくないから…

ダメ元で「好きです」って言ってみよう。

 

何て言われるかな?

 

K先輩は優しいから、私を傷付けてしまう罪悪感に苦しんじゃうかも。

その時は…本当にごめんなさい。

 

院試前に変なこと言って、困らせてごめんなさい。

院試まではあと半年あるから、許してくれるかな?

 

私がフラれて勝手にへこむのはただの自業自得だけど、K先輩に迷惑がかかるのは嫌だな…

 

告白するって決めたら、たくさんの想像が働く。

 

でもそれは全部、悪い想像でしかなくて、やっぱりやめようかなって何度も思う。

だけど後悔はしたくない。

 

もう会えなくなるんだから…せめて最後に言わせてくださいね。

願わくば… ほんのちょっとでも、喜んでくれたらいいな。

 

K先輩のことを好きな女の子はここにいるよ。

アルバイト辞めるまでにはちゃんと伝えるからね。

 

lovekoの振り返り

lovekoはあーだこーだ色々考えますが、(多分)思い切りはいいと思います。

女は愛嬌ではなく、度胸なのです!

第1話から読む→彼のことが大好きな彼女の物語[1]出会いは塾のアルバイト

前の話を読む→彼のことが大好きな彼女の物語[7]告白をためらう理由

次の話を読む→彼のことが大好きな彼女の物語[9]本命チョコと義理チョコの違いは何?

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