lovekoと彼氏の物語シリーズ第15話です。
告白メールを送ったはいいものの、その待ち時間は長い…
登場人物紹介
第15話に登場する人物を簡単にご紹介します。
主人公
loveko
大学1年生の女の子
バイト先の好きな人
K先輩
大学3年生の男の子
告白メールの返信がくるまでの時間
私がK先輩に告白メールを出したのは、朝の7時過ぎ。
大学は春休み期間だし、まだ寝てるよね。
先輩からのメールがきたのが深夜2時過ぎだもん。
そこからすぐに寝て、睡眠時間が7時間としても9時までは寝てる気がする。
ずっと返信待ってるけど…なかなか来ないな。
先輩は、いつになったら起きるのかな?
メールだとLINEみたいに既読つかないし、読んでくれたかどうかも分かんない。
もしかしたら、先輩はすでにメール読んでて、返事を迷っているのかも。
電話の方がよかったのかな?
でも、色々考えるだけ、時間のムダだよね。
今はお昼の12時。
春休みだからと言って、ダラダラ過ごすのももったいないし、買い物でも出かけようかな?
何もせずに一人暮らしのおうちの中で返事を待つのは、心臓に悪いよ…
でも、出かけたとしても、スマホが気になって仕方ないんだろうな。
なんて、思っているころにスマホが鳴る。
♪~♪~
聞きなれたメールの着信音。
いつもは基本的にマナーモードにしてるけど、今日だけは特別。
うるさいくらいの音量にして、K先輩からの返事を待ってる。
朝から何回か鳴っているけれど、違う人だったりメルマガだったり。
今回は…?
きた!
K先輩からだ!
タイトルは…『ありがとう』。
タイトルだけ見て、気落ちしていく心。
これは…ダメだったかな。
だって私自身、男の子からの告白断る時の第一声が「ありがとう」だもん。
「ありがとう」の後に、「でも…」とつながる気しかしない。
せっかく先輩からメールがきたけど…
今朝からずっと待ちわびてたけど…
本文を読むのが怖くなる。
いや、読まなくちゃ分からないんだけどね!
意を決してオープンだ!
lovekoの振り返り
社会人になった今、メールタイトルのつけ方はビジネスマナーとして学習しました。
見て一目で分かるタイトルだと、良いみたいですね。
その点、K先輩のメールタイトルはダメダメということかもしれません(笑)
第1話から読む→彼のことが大好きな彼女の物語[1]出会いは塾のアルバイト