lovekoと彼氏の物語シリーズ第18話です。
さっそく会って話すことにした2人。
初めてのデートは大学でした。
登場人物紹介
第18話に登場する人物を簡単にご紹介します。
主人公
loveko
大学1年生の女の子
彼氏
K先輩
大学3年生の男の子
記念日がバレンタインになるのは覚えやすくておすすめ
K先輩のお誘いを受けて、さっそくだけど会って話すことにした。
場所はとりあえず大学。
デートっぽくはないかもしれない。
でも、私の一人暮らしのおうちから徒歩5分だし、先輩もちょうど大学に行く用事があったんだって。
今日はバレンタイン。
でも大学は春休み期間。
チョコが飛び交っているわけもなく、いつもより人も少ない。
高校生の時は友達と友チョコの交換したのに。
大学に入ってからは、もはやバレンタインなんて話題にもならない。
春休みが長いのは嬉しいけれど、なんだか少し寂しいような。
義理チョコ配る必要がないのは楽なんだけどね。
サークルにでも入っていたら、また違ったんだろうな。
でもアルバイトしたかったし、そのおかげでK先輩にも出会えた。
本命チョコなんて渡したのは人生で初めてだったけど、義理チョコよりもよっぽど大変だったかな。
何を作ろうか決めるところから悩んだり、メッセージカードに書く内容も悩んだり。
渡すタイミングは邪魔が入っちゃって告白もできなかったけど。
これはこれでいい思い出なのかもしれない。
数日前にちょうど会ったおかげで、告白がちょうどバレンタインになったし。
記念日がバレンタインになるのは覚えやすくていいかも。
待ち合わせ場所は大学の食堂。
大学には食堂がたくさんあって、大きいのが4つとカフェみたいなのが2つ。
その中から、アルバイト先の人と会わないであろう場所をチョイスした。
もともとバイト先の塾は、私が通っている大学の講師しか採用していない。
むしろその大学の学生が教えるってことが価値になってて、高校生を集めているようなものだもん。
だから、キャンパス内を歩けばそれなりの確率でバイト先の人に出会ってしまう。
特に食堂なんかは学部学科も関係なく出入りできるし、偶然出くわす確率も高い。
出来るだけ会いたくないな…
K先輩はもうすぐアルバイトを辞めるけど、アルバイト先の人には付き合うってことを内緒にしてもらう予定。
それも今日、K先輩に相談してみよう。
lovekoの振り返り
通っていた大学はかなりキャンパスが広かったため、食堂の数もたくさんでした。
しかもlovekoは弁当派だったので、食堂なんて年に1回利用すればいい方だった気がします。
第1話から読む→彼のことが大好きな彼女の物語[1]出会いは塾のアルバイト
前の話を読む→彼のことが大好きな彼女の物語[17]告白する時は「好きです」だけじゃダメだった
次の話を読む→彼のことが大好きな彼女の物語[19]人を好きになる基準