彼のことが大好きな彼女の物語2

彼のことが大好きな彼女の物語[17]告白する時は「好きです」だけじゃダメだった

lovekoと彼氏の物語シリーズ第17話です。

バレンタインにメールで告白したloveko。

その返事はOKだったけど…?

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登場人物紹介

第17話に登場する人物を簡単にご紹介します。

 

主人公

loveko

大学1年生の女の子

 

彼氏

K先輩

大学3年生の男の子

 

告白する時は「好きです」だけじゃダメだった

「好きです」って告白して「僕も好きだよ」って返信がきた。

 

これって、これからは恋人同士として付き合うってことでいいんだよね?

わざわざ聞くのも野暮な気がする。

 

でも、勝手に彼女になったつもりでいたら、それはそれで恥ずかしい。

告白のセリフって「好きです」がメインなんだろうけど、「付き合ってくれますか?」の一言も大事なんだな…

 

直接会って告白した場合は、きっと聞きやすいんだろうけど。

メールだと最初の一通が肝心だったのか。

 

うん、告白するときは、「付き合ってくれますか?」をちゃんと聞くべきだよ。

今度もし友達が告白する場合は、教えてあげよう。

 

そしてその1通目をすでに終えてしまった私は、今から聞くしかない。

なんだか念を押してる感じになっちゃうけど。

 

いやいや、確認って大事だよね。

送っちゃえ。

 

『ありがとうございます。

とっても嬉しいです。

K先生、私と付き合ってくれますか?』

 

こんな感じかな?

よし、送信…と。

 

さっきの告白メールは送信してからドキドキだったのに、今回は両思いって分かった余裕なのかな?

緊張もしなくなってきた。

 

♪~♪~

 

送信して5分も経たずに返信がくる。

K先輩っていつも返信遅いのに、今回はびっくりするほど早いかも。

 

もしかして私のメールを待っててくれた?

なんて、うぬぼれすぎかな?

 

『もちろん、こちらこそよろしくね。

今日もし空いてたら、どこかで話でもする?』

 

しかも、お誘いメールだった!

うそ?

展開早いっ!

 

私、こんなに幸せでいいのかな?

誰かに騙されたりしてない?

 

バレンタインドッキリみたいな…大丈夫かな?

両思いなことすら信じられないし、デートのお誘いもびっくりだし。

 

バレンタインってすごい!

恋する女の子の味方だね。

 

lovekoの振り返り

両思いになった以上、当然恋人同士になるのが普通かもしれません。

ですが、言葉で確認することも大事ですよね。

大人であれば、告白なんてせずに付き合いが始まるのかな?

lovekoたちはまだまだ子供でした。

第1話から読む→彼のことが大好きな彼女の物語[1]出会いは塾のアルバイト

前の話を読む→彼のことが大好きな彼女の物語[16]メールは手軽だけど本心が分かりにくい

次の話を読む→彼のことが大好きな彼女の物語[18]記念日がバレンタインになるのは覚えやすくておすすめ

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