学生時代の彼氏彼女と就職がきっかけに遠距離恋愛に…
そんなカップルだってたくさんいますよね。
いつか結婚しようね!と約束したところで、就職してみなければ分からないこともたくさんあります。
当初の計画通りにいかない可能性だってあるのです。
2年後に結婚するはずが気が付いたら3年、4年、5年…なんてことも。
就職で遠距離恋愛になったカップルが結婚するために大切なことは、連絡でもデートでも約束でもない、資金力なのです。
目次
就職での遠距離カップルは同棲・結婚を目標にしよう!
lovekoは大学時代に3年間付き合った彼氏(今の夫)と、就職をきっかけに遠距離恋愛になりました。
しかも九州と関東の距離ですから、それなりに「長距離」と言っても良いくらいの遠距離恋愛です。
新幹線を使ったところで5時間くらいかかるし、飛行機を使っても2時間はかかります。
それプラス新幹線の駅まで・空港までの時間を含めると片道で6時間程度かかってしまうのです。
なかなか会える距離ではありませんし、交通費だってかかってしまいます。
実際に、lovekoたちは遠距離恋愛をしている間、1~2ヶ月に一度しか会えませんでした。
遠距離になると喧嘩が増える
lovekoたちは、大学時代にほとんど喧嘩なんてしていません。
でも、遠距離になってからは、喧嘩することが多くなりました。
lovekoも彼氏も冷静なタイプなので怒鳴り合いなんてことはしませんが、冷戦状態と言うか、電話してても気まずい沈黙が続くのです。
近距離だったころはこんなことなかったのに…どうしてこうなっちゃうんだろう?
と、当時は思っていました。
遠距離の方が近距離よりも難しい
今思い返すと、遠距離恋愛を継続させる方が、近距離恋愛を継続させるよりも難しかったです。
なぜなら、遠距離恋愛は不満が溜まりやすいから。
土日祝日に仲良しなカップルを見かけては溜息。
誕生日やクリスマスに会えなくて溜息。
なかなかLINEの返信が返ってこなくて溜息。
…などなど。
近距離だったらすぐに会うことができるので、多少LINEが返ってこなくてもそこまで不満は感じません。
でも、遠距離で連絡手段がスマホしかないのに、LINEが2日以上返ってこないと心配になります。
しかも、単に忘れた!なんて理由が発覚したときには、がっかりしてしまいます。
私ってそんな簡単に忘れられる存在なの?と思っちゃうんですよね。
被害妄想なんでしょうけど、悪い方にばかり想像してしまうのです。
遠距離の場合は交際の継続が目標ではない
遠距離恋愛で破局しないためには、
- こまめに連絡をすること
- 彼氏・彼女のことを信じること
- あまり束縛しすぎないこと
など、よく言われますよね。
lovekoの意見もほとんど同意です。
でもそれってあくまで「遠距離恋愛を続けるため」のノウハウなのです。
…遠距離恋愛、続けたいですか?
できれば今すぐにでも彼氏の元へ行きたい!という方が大半だと思います。
lovekoももちろん彼氏と別れたくはなかったですが、遠距離恋愛を継続するのも寂しくてつらかったです。
かと言って、働いているところが違うのですから、待っているだけでは近距離恋愛には戻れませんよね。
全国転勤があって、よっぽど職場の理解があったり運が良い方もいるかもしれませんが、可能性としてはほとんどゼロだと思います。
同棲・結婚がしたい!
つまり、近距離恋愛になるためには「婚約して結婚前提の同棲」もしくは「結婚」するのが一番現実的です。
もちろん単身で彼氏の職場の近くに転職するという手段もありますが、それってかなり不安ですよね。
婚約もしてないし、結婚もしてない。
そんな状態で1人勝手に転職して、万が一いつか別れてしまったら…!
私がここに来た意味って…?って感じですよね。
婚約・結婚以外は、女性にとってリスクが高すぎるのです。
だからこそ、就職をきっかけに遠距離恋愛になってしまったカップルは、もちろん破局しないことが大切ですが、その先の婚約あるいは結婚を目標にするべきです。
就職での遠距離カップルが結婚するにはお金がかかる!
ではいったい、遠距離恋愛の彼氏と結婚するにはどうすれば良いのでしょうか?
なかなか女性からは、結婚の話なんて切り出しにくいですよね。
(lovekoはどんどん結婚について話を振っていましたが…(笑))
プロポーズだって彼氏にしてほしいからこそ、自分から出来ることなんて無い。
そう思っていませんか?
女性のあなたができることは、何よりも結婚資金を貯めることなのです。
もちろん彼氏にも貯金は頑張ってほしいですが、結婚資金はあればあるだけ心強いものになります。
文字通りに結婚するだけなら、婚姻届に記入して提出するだけなので、お金はかかりません。
しかし、現実はそうはいかないですよね。
結婚指輪・新生活の家具家電・婚約指輪・挙式代・新婚旅行代・新居の初期費用などなど。
100万円なんかじゃ足りません。
しかも、遠距離恋愛カップルは、近距離恋愛カップルに比べてますますお金がかかるのです。
両家顔合わせの交通費・宿泊費
遠距離ならではの出費として、まずは結婚前の両家顔合わせの費用が余分にかかることが挙げられます。
正式に結納をする家庭もあるでしょうが、lovekoの場合は食事会にしました。
なので安く済んだのですが、それでも1人あたり1万円はかかってしまいましたので合計6万円です。
それプラス場所に応じて、交通費や宿泊費も必要です。
それぞれのご両親が負担する家庭が多いかもしれませんが、lovekoたちは親を頼りたくなかったので一切の援助をお断りしました。
結婚式の打ち合わせの交通費・宿泊費
そして結婚式の場所をどこでするかによって、打ち合わせのときにも費用がかかりますよね。
遠方に住んでいることをプランナーさんに伝えると最小限の打ち合わせ回数で済ませてくれますが、それでも2~3回は打ち合わせが必要になります。
衣装合わせや前撮りも人によっては、予定を組まなければなりませんよね。
式場によっては「遠距離応援割」と言って挙式費用から5万円程度割引してくれる会場もありますが、おそらく足りないと思います。
引越し費用
同棲・結婚が決まったら、彼氏の元へ行くための引越し費用が必要になります。
引越しの費用は荷物の量と荷物を運ぶ距離によって変わるので、場所が遠ければ遠いほどお金がかかります。
lovekoは九州から関東でしたが、単身パックを利用して7万円でした。
土日に引越しをしたり、人気シーズンの3月・4月に引越しをした場合はもっとかかると思います。
当面の生活資金
遠距離から同棲・結婚するということは、どちらかが仕事を辞めるということ。
彼女側が退職して彼氏のそばに行くというパターンが多いと思います。
lovekoも彼氏の元へ行ったので、会社は退職しました。
すると、収入が激減してしまいますよね。
新しい土地で仕事を見つけるまでは、生活費を彼氏に頼ることになってしまいます。
中には引越しと同時に働きだせるようにあらかじめ転職活動をしておく人もいるかもしれませんんが、なかなか難しいでしょう。
慣れない土地、慣れない環境に加えて新しい職場で働きだすというのは、それなりに覚悟が必要です。
このように、遠距離カップルは近距離カップルに比べると結婚するのにもお金がかかるのです。
だからこそ、遠距離をしている間に2人でお金を貯める必要があります。
遠距離カップルがお金を貯める方法は?
では、どうやってお金を貯めるべきなのでしょうか?
ただでさえ、デートするにもお金がかかるのに、貯金をするのは難しいと思いがちですよね。
しかも就職したばかりのことは、お給料だって少なくなりがちです。
会う頻度を減らす
彼氏と離れている距離にもよりますが、遠距離恋愛だとデート費用が高額になりますよね。
lovekoたちは1回のデートにおよそ5万円かかっていました。
- 飛行機代などの交通費:3万円
- ホテル代などの宿泊費:1万円
- 飲食費・レジャー費:1万円
という内訳です。
lovekoが実家で、彼氏が男性のみ入居可の独身寮に住んでいたので、毎回ホテルを使う必要があったから高額になりがちでした。
詳しくはこちら→遠距離恋愛にかかる費用はいくら?デート費用やおすすめの費用分担など
近距離だと1回のデートに5万円って、相当贅沢ですよね。
なのに遠距離だと、たいした贅沢もせずに安いビジネスホテルを探して格安航空に乗っても5万円かかってしまうのです。
1ヶ月に1回のデートで年間60万。
2ヶ月に1回のデートだと年間30万です。
会いたいけど、節約のためには会わない…?
迷いどころですよね。
会う頻度を減らせばデート代は浮くものの、やっぱり彼氏には会いたい。
lovekoたちは結局、1年間で9回ほど会っていました。
1.5ヶ月に1回程度です。
交通費や宿泊費を安くする
長距離の場合、移動には新幹線を使うよりも飛行機を使った方が安くなります。
もっと安いのは長距離バスですが、時間や体力を考えて選択しましょう。
また、早めにデートの日付を決めてしまうことで、事前に予約が可能になります。
早割り制度なんてものもあるので、交通手段に関しては早めにチケットを取っておくことが大事ですよ。
宿泊費についても、ビジネスホテルやシティホテルなどいろいろありますよね。
宿泊場所によっても相場は変わりますが、やっぱり2週間以上前の予約だと割引になるところも多いですよ。
計画的に貯金をする
そしてデートしている間以外のところでの節約が大事になってきます。
せっかくの彼氏とのデート中に、節約節約!と意気込むのも、つまらないですよね。
使う時は使って、削る時は削る。
メリハリをつけることが大事です。
1ヶ月にいくら貯金する!という計画を立ててしっかりと実行しましょう。
貯金額の目標を立てよう!
結婚にいくらかかるのかは人によってさまざまでしょう。
でも、たとえ必要な金額が分からなくても結婚のための目標額を立てることが大事です。
lovekoたちの場合の目標は、1人につき200万円でした。
大学を卒業するときに、資金が貯まったら結婚しようね!と約束をしました。
1年間で100万貯めて2年で200万貯めよう!と言っていました。
つまり、当初の結婚予定は社会人になって2年が経過した時だったのです。
しかし、思ったよりも早く貯金ができて1年間で2人とも目標額に到達しました。
だから予定を前倒しして結婚することができました。
詳しくはこちら→遠距離が寂しいから同棲したい…彼氏にOKしてもらえた伝え方はこちらです!
資金力があれば結婚後も安心!
いくら彼氏と同棲・結婚したい!と思っていても、現実的に無理な場合だってあります。
結婚するまでにお金がかかるし、結婚したあとだって生活費がかかります。
彼氏に頼りきりになるのは、プロポーズを遅らせてしまう原因にもなりかねません。
遠距離の間は2人で貯金に励んで、結婚資金を貯めましょう!
それが遠距離恋愛の幸せなゴールへと繋がるのです。