趣味なんて、別になくても良くない?
そう思っている方はたくさんいるでしょう。
趣味がある人を否定するつもりは無いけど、わざわざ趣味を持つ努力もする必要ないかな。
lovekoもそう思っていました。
だけど、それは大学生、そして会社員時代まで。
結婚して主婦になって、趣味の必要性を痛感してしまいました。
どうやら趣味がない状態を続けていると、夫にプレッシャーを与えてしまうみたい…?
目次
趣味は必要ない!と思っていた学生・会社員時代
毎週サーフィンのために海に出かけたり、バイクでツーリングをしたり。
あるいはゲームに没頭したり、漫画を描いてみたり。
手芸を極めたり、ピアノが上手だったり。
毎日ジョギングをしたり、ヨガに通ったり、英語がペラペラだったり。
趣味の形には色々ありますが、どれもその趣味に対する興味が無いと続かないことですよね。
でも、趣味って絶対に持ってないといけないものなのでしょうか?
lovekoはそうは思っていませんでした。
「趣味は?」「今探しているところです!」は嘘
だけど、趣味って話題になりやすいんですよね。
大学時代の就職活動の面接でも聞かれますし、履歴書に趣味を書く欄だってあります。
初対面の相手でも、「趣味とかありますか?」「それどんなものなんですか?」「いつからやってるんですか?」と、話題が広げやすいものです。
lovekoのように、趣味が無い人だっているのに!
飲み会などで「趣味は何ですか?」と聞かれて、「ありません」では少し無愛想かなという印象を受けるものです。
そこで話題が終わっちゃいますからね。
だからlovekoは、
「実は趣味って言えるものが無くて…今探しているところなんです。おすすめの趣味があったら教えてください!○○さんは休日何されているんですか?」
と、答えて話題を広げていました。
趣味に必要性の欠片も感じていなかったのに(笑)
趣味はお金もかかるし時間もかかる…!
なぜlovekoが趣味を必要としていないのか。
それは、趣味を持つメリットが分からなかったからです。
というか、デメリットが多くないですか?
お金もかかるし、時間だってかかりますよね。
もちろん無料で出来る趣味だってたくさんあることは分かっています。
でも、本格的にやろうとしたり、人より上手になりたくてスクールに通ったりすると、お金がかかってしまいます。
たとえ無料で出来る趣味であっても、時間は必要ですよね。
休日や平日の夜にお金や時間を掛けてでも、わざわざやりたい事が思いつかない。
友達に飲み会に誘われると参加してそこそこ楽しむけど、自分からは決して誘わない、lovekoはそういうタイプなのです。
趣味が無いなら休日は何をしているの?
趣味が無いことをカミングアウトすると、大抵の人はこう言います。
「じゃあ休日は何をして過ごしているの?」
…うーん、何しているんですかね?(笑)
大学生の時は、昼寝をしたり、溜まった家事や料理の作り置きをしていました。
社会人になって実家に戻ってからは、母と買い物に行ったり、一緒に料理を作ったり。
loveko本人としては、そこそこ充実している休日だったのですが…
周りからはそうは見えないのかもしれませんね。
本当は趣味を持っている人が羨ましかった?
でも、趣味を持っている人を毛嫌いしていたか?と言われると、そんなことはありません。
むしろ、熱中できるものがあって凄いな…と思っていました。
友達や同僚から趣味の話を聞いて、自分もしたい!とは思わなくても、楽しそうで微笑ましいと感じるのです。
夢中になれる趣味を持っている人を、本当は羨ましいと思っていたのかもしれません。
結婚して主婦になって趣味の必要性を痛感!
こうして大学生・会社員時代を無趣味のまま過ごしたlovekoなのですが、ついに趣味を持つ時がやってきました。
それは、結婚して主婦になったことがきっかけです。
多趣味な夫と無趣味な妻
交際時から分かっていたことですが、lovekoの夫となった人は多趣味です。
ゴルフ、車、将棋、ゲーム、音楽鑑賞…と、休日はやりたい趣味が満載のようです。
そのため、せっかくの土日なのに部屋に篭ってでてこない…なんてことも(笑)
遠距離を乗り越えてやっと夫婦になったのに、なんだか寂しいな…と感じていました。
趣味を持つのは良い事だけど、lovekoはもうちょっと夫に構って欲しかったのです。
そして、それがきっかけで喧嘩になることもありました。
詳しくはこちら→新婚で喧嘩…!無視するよりも不満を伝え合って仲直りしよう!
趣味を持った方が良いよ!と言い続ける夫
lovekoは恋人時代から夫に「趣味を見つけた方が良いよ」と言われ続けてきました。
結局、趣味が無いままで結婚したのですが、結婚してからも言われます。
おそらく、夫がlovekoを放置すること対してに、罪悪感を抱えないためかもしれません。
lovekoが趣味に夢中になれば、自分が趣味に没頭しても寂しい思いをさせることは無い、と思ったのでしょう。
趣味の無いlovekoは、知らず知らずのうちに夫にプレッシャーを与えていたのかもしれませんね。
楽しい!と思える趣味の探し方は?
あまりに夫がうるさいので(笑)、趣味を見つける努力をしてみました。
色々試しているうちに、これ楽しい!と思えることが見つかるかもしれません。
夫の趣味に興味を持ってみた!
まずは、多趣味な夫を参考にすることにしました。
先述したように夫の趣味は、ゴルフ、車、将棋、ゲーム、音楽鑑賞です。
まずはゴルフ。
一度だけ夫と一緒に打ちっぱなしの練習に参加してみましたが、全然楽しくない。
止まっているボールを打って何が楽しいの?って感じでした。
今では夫のゴルフ(打ちっぱなし)に同行することはあっても、一緒に打つということはありません。
続いて車。
lovekoは大学時代に免許は取得していますが、就職してから一度も乗っていませんから、1年以上運転していません。
立派なペーパードライバーだと思います。
そして我が家の愛車はトヨタのスポーツカーの「86」。
詳しくはこちら→大好きな彼が新卒1年目で借金!250万のスポーツカーを購入
万が一車体に傷をつけてしまうと、夫の逆鱗に触れてしまいそうなので、助手席で大人しく座っていることにしました。
続いては将棋。
夫の取り組みとしては、毎日将棋のアプリでオンライン対戦して、毎週NHKの将棋講座を録画して土日に観るというものです。
そのNHK講座はリビングで観ていますので、lovekoも一緒に観てみました。
最初はルールすら分からなかったですが、夫が楽しそうに解説してくれるので、今ではルールもバッチリです。
…が、仕事以外で頭を使いたくない!と思って将棋は候補外になってしまいました。
そしてゲーム。
残念ながらlovekoは、1時間以上ゲームをすると頭が痛くなる体質です。
目もチカチカするし、なんとなくボーっとしてしまいます。
ということでゲームも却下。
最後に音楽鑑賞。
音楽自体はlovekoも移動中に聞いたりしていますし、カラオケも好きです。
だけど、音楽をただボーっと座って聴くだけなのは、なんとなく時間の無駄だと思ってしまいます。
家事をしながら、移動しながらの音楽鑑賞だったら好きなのですが、趣味として音楽鑑賞を挙げるのは何か違うかな…と。
…と、夫の趣味を片っ端から試してみましたが、興味を持てるものはありませんでした。
lovekoって難癖つけすぎなのかな?
もしかしてクレーマーの素質ある?なんて思ってしまいます(笑)
自分の好きなことを考えてみた!
結局、いくら夫が嵌っている趣味であっても、loveko自身が好きなことでないと続かないのです。
そこで、lovekoが好きなことを考えてみました。
まずは夫。
「趣味は夫です!」って言っても良いほど、lovekoは夫LOVEだと思います。
一緒にいない間も夫のことばかり考えていますし、毎日の食卓はついつい夫の好みを優先で作ってしまいます。
…が、自分と一緒にいない時でも1人で楽しんでほしい!と思っている夫に対して、この気持ちを暴露してしまうと、本末転倒ですよね。
いくら夫婦とは言っても、かなり重い気がします。
よって、この思いはlovekoの胸の中にそっと仕舞っておきます。
よく夫から提案される趣味は、料理です。
毎日お弁当やご飯を作っていると、レパートリーもかなりの数になりますし、料理の腕もそこそこ上達してきます。
大学時代の一人暮らしを合わせると5年近く料理をしているので、料理を趣味にしても良いのでは?という提案を夫からされるのです。
でも料理って、lovekoは趣味じゃなくてむしろ義務に近いと思っています。
仕事で疲れて帰ってきた夫に、手作りの温かい手料理を食べさせてあげたいから作っているわけで。
他の誰かが作ってくれるのであれば、よろこんでお願いするかもしれません。
嫌々やっている時もありますし、夫の飲み会なんかで自分1人だったら簡単なもので済ませちゃいますので、趣味では無いと思っています。
学生時代の興味を思い出してみた!
趣味を見つけるって難しい…!
続いて、学生時代の趣味を思い出してみました。
学生時代と言っても高校では勉強一色、大学生の時は無趣味だったので、小学生・中学生の時のことです。
そう言えば、小学生・中学生の時も、暇さえあれば図書館に行っていたな…
学校付属の図書館はもちろん、休日は近所の図書館に出向いていました。
よく考えれば、大学生になってもレポートなどは大学付属の図書館で片付けていました。
そして小説を借りて帰って、速攻で読み終わって返却するのです。
読書だったら、お金もかからないし1人で楽しめるし。
会社員になって時間がなくなって図書館には久しく行ってないけれど、読書をまた始めるのも良いな。
やっと見つけた趣味…夫の反応は?
そして早速、図書館で本を借りてきました!
夕食の下ごしらえを済ませて、夫が帰ってくるまでの間、読書を始めます。
そして仕事から帰ってきた夫。
リビングに置かれてある読みかけの本に気付きます。
「この本どうしたの?」
「今日図書館で借りてきました!読書しようと思って」
すると、にこにこ顔の夫。
普段から温厚な性格ですが、やっと趣味らしいことを始めたlovekoに対して嬉しそうな反応でした。
夫の罪悪感も解消されて夫婦円満?
夫が夕食とお風呂を済ませて自分の部屋に篭ってしまっても、lovekoには図書館で借りてきた本があります。
「あーあ、また部屋に篭っちゃった」と悲しくはなりますが、それも束の間。
本を読み進めるにつれて本の世界観に浸っていきますから、悲しい気持ちもなくなります。
夫も今頃、自分の趣味を満喫しているんだろうな。
夫は読書なんてサラサラ興味もなく、有名な小説家の名前なんて学校のテストに出る程度の人しか知らないようです。
お互いに趣味は全然違いますが、これも夫婦円満の形なのかな…と思っています。