自宅でご飯を炊くなら炊飯器、自宅でパンを焼くならホームベーカリー。
もはや定番となっているホームベーカリー(HB)ですが、HB無しではパンを作ることが出来ないの?
実は、ホームベーカリーは必ずしも必要というわけではなく、無くても美味しいパンを作ることが可能なのです!
目次
ホームベーカリー(HB)って本当に必要なの?
手作りのパンが食べたい!
でも、パンを作ったことのない初心者が、いきなり手捏ねでパンを作るのは大変そうですよね。
ホームベーカリーが無いと、発酵の温度調整だって難しいものです。
しかし、いきなりホームベーカリーを購入して失敗したらどうしよう…!
そう思ってしまう方も多いと思います。
lovekoも最近パン作りを始めたのですが、ホームベーカリーを購入するかどうか迷いました。
知り合いにホームベーカリーを使っている人がいたので、一緒にパン作りをさせてもらったりして、体験もしてみました。
そして出した結論は…ホームベーカリーって別に必要ないのでは?ということです。
実際に、ホームベーカリー無しでパンを作ってみたところ、普通に美味しく作ることが出来ました。
もちろん、手捏ねで機械任せではありませんので、時間も手間もかかります。
現在のところホームベーカリー無しで、食パン、丸パン、惣菜パン…と色々なパンを作ってみました。
それでも、ホームベーカリーを買おう!とは思いません。
ホームベーカリーのデメリットとは?
lovekoがホームベーカリーは必要無いと判断した理由は、デメリットを感じてしまったからです。
ホームベーカリーを購入するデメリットとしては、下記のことが挙げられます。
購入に数万円の費用がかかる
ホームベーカリーは安いものでも1万円、高いものだと5万円程度かかります。
もちろんパン作りに必要な材料費は、その都度別にかかります。
毎日パンを食べる人ならまだしも、lovekoの家庭ではせいぜい週に1~2回程度。
わざわざ購入するのは勿体無いと感じてしまいます。
ホームベーカリーの設置場所が必要
ホームベーカリーの外観は、小さめの炊飯器という感じです。
炊飯器って、普通は定位置に置きっぱなしにしますよね。
いちいち出し入れするのも面倒だし、専用のスペースを作っている人が多いと思います。
しかし、オーブンレンジやトースター、電気ケトルなんかも置いていると、これ以上キッチンスペースが無いよ!という方も多いのではないでしょうか?
広々としたキッチンがあるのであれば、購入を検討してみても良いかもしれませんね。
ホームベーカリー以外にもオーブンが必要
ホームベーカリーって、夜に材料を入れてタイマーをセットすれば、朝にパンが焼けている!というイメージですよね。
もちろん、それは間違いではありません。
しかし、あくまで普通の食パンを作ろうと思っている場合の話。
パン作りが楽しくなってくると、丸パンやロールパンなどの成形パンが作りたくなってくると思います。
その場合、やはり必要になるのがオーブンなのです。
ホームベーカリーだけでは型通りのパンしか作れませんから。
結局のところ、ホームベーカリーだけでは作ることができなくて、これなら最初からオーブンだけあればいいのでは?と思ってしまいます。
以上の理由が、lovekoがホームベーカリーは必要無いと判断した理由です。
ホームベーカリー無しで初心者がパンを作るにはどうすればいいの?
ではでは…パン作り初心者がホームベーカリー無しでパンを焼くためのコツをアドバイスさせていただきます!
下記のことさえ出来るようであれば、ホームベーカリーは必要ありません。
逆に、環境が整わない場合はホームベーカリーを購入した方が良いかと思います。
手捏ねや発酵が出来ているかどうかを見極める!
ホームベーカリーが無い場合、自分で生地を捏ねる必要があります。
クックパッドなどでレシピを調べれば、だいたいの目安時間が載っているはずです。
でも、同じ時間だけ捏ねていても、人によって捏ね具合というのは全然異なってしまうのです。
発酵に関しても同じです。
温度や湿度によって発酵に必要な時間は異なってくるので、きちんと出来ているのか?の見極めをしなければなりません。
そこでおすすめなのが、『イチバン親切なやさしいパンの教科書』というレシピ本です。
lovekoが購入した本なのですが、写真掲載がとにかく多い。
たくさんの解説が載っているので、初心者でも美味しいパンが作れる本なのです。
パン作りに関して全く知識が無い場合は、自分に合ったレシピ本を探すことが大事です。
詳しくはこちら→初心者でもパン作りが出来るレシピ本!『イチバン親切なやさしいパンの教科書』!
発酵の温度調整ができる環境が必要!
ホームベーカリーは、パン生地の捏ね作業だけではなく、発酵させることも可能です。
発酵は大きくわけて1次発酵と2次発酵がありますが、それぞれ必要な温度環境が異なっています。
レシピにもよるので一概には言えませんが、1次発酵の場合はおよそ25℃~30℃。
2次発酵の場合はおよそ35℃~38℃です。
ホームベーカリーを使わない場合、この環境を自分で整えなければなりません。
エアコンやコタツやお風呂場を上手く活用したり、オーブンの発酵機能を使ったり。
最初は温度調整に少し苦戦してしまいますが、自分で工夫することで、発酵に適した温度にする必要があるのです。
ホームベーカリーはパン作りに必ずしも必要では無い!
パン作りにホームベーカリーは、必ずしも必要ではありません。
自分で生地を捏ねて作る方が美味しくできますし、何より楽しいです。
確かに、毎日パンを食べるから手軽に作りたい!という場合は、ホームベーカリーはあった方が良いでしょう。
しかし、
- 週末だけ美味しいパンが食べたい!
- パン作りそのものを楽しみたい!
という場合は、ホームベーカリーは必要無いのです。
自分で捏ねた生地が発酵して膨らんでいく様子は、見ていてとっても楽しいです。
生地を触った時の柔らかさは、手作りしないと感じることも出来ません。
手捏ねだと時間もかかりますが、その分美味しいパンが完成した時の喜びは大きいですよ。
ぜひ試してみてくださいね!