結婚すると、ほとんどの家庭では夫か妻のどちらかが家計を握ることになると思います。
しかし、lovekoたちの世帯では新婚当初から家計は別。
お小遣い制ではありませんし、それぞれがお金の管理をしています。
しかし、祖母や母など古い考えを持っている人には反対されることも…
夫婦で家計を別にするのは合理的で、メリットもたくさんあるのに。
目次
我が家のお金の管理方法は分担制!
我が家のお金の管理方法は、分担制です。
それぞれが出費を負担する項目を決め、やりくりしています。
夫婦で生活費を負担!
夫が負担している項目は、
- 家賃
- 水道・光熱費
- 車の維持費(保険・駐車場・車検・ガソリン代など)
- デート費(外食費含む)
- 個人出費(医療費・保険・税金・スマホ・お小遣いなど)
です。
一方の妻(loveko)が負担している項目は、
- 食費(夫のお弁当代・酒代含む)
- 雑費(生活用品など)
- 個人出費(医療費・保険・税金・スマホ・お小遣いなど)
です。
それぞれ1ヶ月にかかる費用を計算すると、あきらかに夫の出費の方が多いです。
まあ、収入も明らかに夫の方が多いので、特に文句が出ることもありません。
ちなみにこのように分担したのは、lovekoが家事の全てを担っているから。
食料品や日用品の買い物などもlovekoが行うので、食費・雑費・個人出費を負担するやり方が一番都合が良かったのです。
夫婦で家計を別にした3つの理由!
夫婦どちらかがお金の管理をしてお小遣い制にする世帯が多い中、なぜ夫婦で家計を別にしたのか?
それには大きく分けて3つの理由がありました。
理由①:夫がお小遣い制を嫌がった!
まず、夫がお小遣い制を嫌がったことです。
どうやら夫の両親はお小遣い制だったらしく、家計は義母が管理していたもよう。
そのため、義父がお小遣いで買えない金額の物を買いたい時は、義母の許可を取ってお金を貰っていたようです。
夫はその光景を見る度に、
「自分が稼いだお金を使うのに許可が必要なんて…」
と可哀相に思っていたのだとか。
そんなこともあって、
「結婚してもお小遣い制は嫌!」
と、恋人時代からlovekoに宣言していました(笑)
理由②:夫婦間での現金のやり取りが嫌!
続いては、妻(loveko)側の家計を別々にしたい理由です。
それは、現金をやり取りするのが嫌だということ。
夫管理あるいは妻管理のお小遣い制だとすると、そこには必ず現金のやり取りが発生しますよね。
- 「これ、今月のお小遣いだよ」
- 「医療費を立替えておいたから、後で支払ってね」
- 「明日の冠婚葬祭の費用、ここに置いておくね」
などなど。
実はlovekoの両親もお小遣い制だったのですが、実家ではこのようなやり取りが頻繁に発生していました。
どちらかが家計を管理する以上、このお金のやり取りは仕方の無いことかもしれません。
しかし、現金の受け渡しは生々しくて嫌…!
ということで、夫婦間でお金のやり取りをしたくないと思ったのです。
理由③:自分の出費は自分で支払いたい!
最後に、またまたloveko側の理由です。
それは、「自分の出費は自分で支払いたい!」ということ。
お小遣い制を考えた時に真っ先に思い浮かんだアイデアが、
「夫の給料でやりくり、妻の収入は貯金に回す」というものでした。
なお、役割を逆にしてしまうと、赤字になってしまいます(笑)
とすると、何か物を購入してお金を支払う時、
「これは夫が稼いでくれたお金だ…!」という罪悪感が付きまとってしまいそう。
洋服・化粧品・趣味の物などは夫に申し訳なくて、買いにくくなってしまいます。
だからこそ、家計を別にしてそれぞれ自由にお金を使うことにしています。
夫婦で家計が別でも上手く貯金するためのルール!
夫婦間の家計を別にすると、ストレスも無く、お金のやり取りもなく、なかなか合理的です。
しかし、不安要素がひとつ。
それは…貯金がきちんと出来ているのか?ということです。
lovekoは自分の収入と支出をきちんと家計簿につけていて、毎月残った金額(=その月の貯金額)も分かります。
しかし、夫の収入は給与明細で把握できていても、支出は把握出来ません。
おそらく夫本人も今月いくら使ったのか把握できていないと思います(笑)
そのため、貯金するためのルールを決めました。
給与天引きで最低限の金額を貯金!
まずは、夫の会計から貯金してもらうためのルールです。
それは、会社の給与天引きの制度を利用すること。
- 月の貯金額
- ボーナス時の貯金額
をあらかじめ設定しておいて、その金額を給与天引きで貯金用の口座に貯金します。
こうすることで、最低限欲しい貯金額は確保できるので安心。
給与天引きとその月に余った夫の収入が、自動的に夫の個人口座に貯金されていきます。
赤字の月は素直に申告!
そして、我が家が定めているもうひとつのルール。
それは、赤字の月は素直に申告し合うことです。
車検や親族の結婚式など大きな支払いがあった時、赤字になる月だってあります。
特に大事なのが人生の転換期、最近だと妊娠・出産です。
詳しくはこちら→夫婦別財布はメリットいっぱい!でも妊娠・出産後はどうすればいいの?
妊娠によってlovekoは自営業の仕事量を制限し、収入が激減しました。
しかも医療費や出産準備などで出費は増え、赤字になる月ばかり。
このように夫婦どちらかの会計が大きく変わる出来事があった時、出費項目を見直して臨機応変に対応しています。
赤字が発生したら素直に申告することで、逆に申告されない時は収支がプラスになっているということなのです。
夫婦で家計を別にすると夫婦円満になる!
lovekoは家計簿をつけたり、お金の管理をするのが苦ではありません。
そのため、結婚前は自分がお金を管理したい!という気持ちも少しはありました。
また、友達や祖母・母からは「なんでお小遣い制にしないの?」と言われることもあります。
しかし、夫婦で家計を別にすると夫婦円満になるのです。
お互いにストレスが溜まらない
まず、お互いがお互いの稼ぎを自由に動かせるので、ストレスが溜まりません。
夫の会社の同僚はお小遣い制が多いようなのですが、その愚痴を聞く度に
「自分はお小遣い制じゃなくて良かった…」と思うそうです(笑)
また、残業したら残業する分だけ自分の自由に使えるお金も増えるので、仕事のモチベーションアップにもなっているようです。
デート・プレゼントのたびに奢られている気分になる!
先述したように、我が家のデート費用は夫持ちです。
頻度はせいぜい月2回程度ですが、外食費用も夫が捻出してくれます。
また、プレゼントを買う時は個人のお金で買っているので、lovekoへのプレゼント代は夫が支払ってくれます。
これがなんだか嬉しい。
夫婦で同一世帯ではありますが、デートやプレゼントの度に、奢ってもらえている気分になるのです。
夫婦間の家計を別にするのはメリットたくさん!
いかがでしたか?
どちらかが極端に浪費癖の無い限り、夫婦間で家計を別にしても、きちんと貯金だって出来ます。
お互いにストレスも無く、夫婦円満に過ごすことが出来ますよ。