恋人の聖地第4弾は、私 loveko の地元福岡にある「たなばた伝説の里」です。
毎年8月になると夏祭りが開かれ、全国各地から約30万枚の短冊が飾り付けられるようです。
そんな七夕神社にも恋人の聖地があるとのことなので、さっそく調べてみました。
目次
恋人の聖地とは?
恋人の聖地について簡単にご説明します。
NPO法人地域活性化支援センターがプロポーズにふさわしいロマンティックな場所を恋人の聖地として認定することおよそ10年間。
今では日本全国100ヶ所以上に恋人の聖地が誕生しました。
もちろん必ずプロポーズしなければいけないというわけではありません。
景色が良かったり、可愛いハートのモチーフがあったり、カップルがデートで訪れるのにもぴったりな場所なのです。
詳しくはこちら→「大好きな彼とのデートで行きたい!恋人の聖地(恋人の聖地サテライト)とは?」
福岡県の恋人の聖地
大好きな彼と一緒に訪れたい恋人の聖地ですが、福岡県には以下の4つが存在します。
- 七夕神社/たなばた伝説の里(福岡県小郡市大崎)
- 夏井ヶ浜はまゆう公園(福岡県遠賀郡芦屋町)
- 福岡タワー(福岡県福岡市早良区百道浜)
- 門司港レトロ/ブルーウィングもじ(福岡県北九州市門司区港町)
今回はその中の1つ、七夕神社の魅力をご紹介します。
福岡県小郡市ってどんなところ?
福岡県内を出たことのない私でも、大学生になるまで読めなかった小郡(おごおり)。
小郡市内在住のみなさま、大変失礼しました。
小郡市は、福岡県中部に位置する人口約6万人の都市です。
春にはポピーやルピナスが咲き誇り、4月中旬には将軍藤まつりも開催されます。
夏には七夕神社の夏祭りが有名で、秋には紅葉、冬には梅の花を楽しむこともできます。
個人的なイメージとしては、「神社めっちゃ多い!」です。
全国的に有名な観光スポットはないかもしれませんが(すみません)、のんびりと季節の変わりを楽しんだり、神社のパワースポットをまわったりするデートが楽しめると思います。
可愛い雑貨屋さんや美味しいグルメもあるので、のちほどご紹介します。
たなばた伝説の里とは?
©小郡市
恋人の聖地に認定された七夕神社についてご紹介します。
小郡市大崎に位置する七夕神社。
地元の人には「たなばたさん」と呼ばれているこの神社の正式名称は「媛社(ひめこそ)神社」です。
とても歴史のある神社で、1000年以上前に記されとされる『肥前国風土記』にも登場しています。
しかし近寄りがたいということはなく、最近は小郡市を舞台にした創作物語「新・七夕伝説」の登場キャラクターの「オリリン」と「ヒコリン」というゆるキャラも登場し、親しみやすい雰囲気があります。
七夕伝説とは
七夕伝説といえばみなさんご存知の、織姫と彦星のお話です。
現代では笹の葉に短冊を飾ってお祈りしますよね。
20を過ぎた今となってはそんなこともなくなりましたが、街中には七夕飾りが飾られたり、七夕に関する行事もたくさん行われています。
そんな七夕の起源となった伝説について少しお話しましょう。
発祥は中国であるとされています。
機織の仕事をしていた織姫と、農業の仕事をしていた彦星はとっても仲の良い夫婦。
一目ぼれで結婚してからというものの、仲がよすぎて仕事をするよりデートの楽しさにおぼれてしまいました。
ついには仕事をさぼるようになってしまい、神様に怒られてしまいます。
会うのは年に1度の7月7日のみ、それ以外は仕事に没頭すること。
これが彦星に会える条件となってしまいました。
かなりの遠距離恋愛ですね。
会うときには天の川を渡ることから天の川伝説とも言われています。
スピード結婚のあげくに会えるのは年に1回になってしまったなんて、よく冷めないね…と関心します。
私も現在遠距離恋愛をしていますが、さすがに年に1回しか会えないのはつらいかもしれない。
彼のことは大好きですが、少し自信がありません。
七夕伝説と七夕神社の関係
©小郡市観光協会
この七夕神社には、姫社神(ひめこそのかみ)と織女神(しょくじょしん)が祀られています。
なんで神様の名前って天照大御神(あまてらすおおみかみ)とか大日女尊(おおひるめのみこと)とか読みにくくて長い名前ばっかりなんでしょうか。
こんなの覚えられないですよね。
もうちょっとシンプルで分かりやすい、「遠距離の神様あいちゃん」とかにしてくれたらいいのに。
↑ありがたみゼロですね…
さて、まじめに解説しましょう。
「織女神」はむかし布を織る仕事が女性にとって最も重要な仕事であったことから、女性の信仰を集めた神であるとされています。
そして実は七夕神社から宝満川をはさんだ対岸には、牽牛社が建立されて祀られています。
川をはさんで織姫と彦星がまつられているなんて伝説の再現みたいでロマンがありますよね。
ちなみにこの宝満川に関するロマンもご紹介しましょう。
宝満川は日本の天の川
中国の言い伝えで、
「天の川が地表に流れて漢水になった。その逆に漢水を遡れば天の川に登れる」
というものがあります。
宝満川も地理的状況や歴史的な役割で似通った性質から、日本の天の川と呼ばれるらしいです。
七夕神社から車で約2分の「天の川大橋」の中間地点では牽牛と織姫が向かい合っているポイントがあります。
ここで大好きな彼に会える幸せに感謝しながら、彼と一緒に愛を誓いましょう。
恋人の聖地「七夕神社」
そんな七夕伝説にちなんだ七夕神社で大好きな彼との永遠の愛をお祈りましょう。
大好きな彼とたとえいつも一緒にいられなくても、心は一緒にいられますように…
なかなか都合がつかなくて彼に会えないとき、そんなときでもお互いに思いやりを忘れずに仲良しでいたいものです。
さて、お参りをすませたあとはどうしよう?
神社って実はすることなくて、暇をもてあましてしまいがちですよね。
そこで七夕神社周辺のデートスポットをご紹介します。
如意輪寺で愛染明王を拝む
©あしこし九州
如意輪寺というお寺、通称「かえる寺」にはおよそ5000体のかえるの置物や石像が設置されています。
静かな境内を歩いていると、それぞれにメッセージを持ったたくさんのかえる達に出会うはずです。
そんな多くのメッセージに「励まされ」て「諭される」ことで、「ゆとり」と「和み」を分け与えてもらいましょう。
恋愛が成就すると言われている愛染明王も忘れずに拝んでおきましょうね。
私は両生類苦手ですが、けっこう可愛いものです。
ちょっと疲れたらカフェタイムも
テレビや雑誌でも紹介されている、如意輪寺のすぐとなりの人気の洋菓子店「レーブドべべ」をご紹介します。
2008年にオープンしたお店のテーマは自然。
チョコレートケーキが有名ですが、面白メニュだってあります。
見た目が幕の内弁当そっくりな「スイーツ弁当」(500円)をぜひチェックしてみてくださいね。
また、2015年6月には敷地のすぐお隣に「PAIN NEST」というパン屋さんも登場。
ランチタイムに訪れてみるのもいいですね。
温泉に入って疲れを癒そう
©小郡市役所
神社巡りに疲れたら、「満天の湯」という温浴施設もあります。
家族風呂を利用して大好きな彼と2人きりで入るという手もありますよ。
ここの家族風呂は830円ととても良心的な価格なのが嬉しいところです。
また、たなばたの里らしく、「天の川」という露天風呂もあります。
お風呂に入ったあとは、カラオケ室でカラオケを楽しむことだってできるようですよ。
娯楽室というところでは囲碁や将棋もできるようです。
私の大好きな彼は将棋がプロ並みに上手なので、こちらのほうがよろこぶかもしれません。
最後に
恋人の聖地を中心に、小郡市のデートで使えそうな場所についてまとめてみました。
藤の咲く季節に藤まつりにぜひ参加してみたいものです。
小郡はのんびりとした時間を過ごすことができそうで、忙しい毎日の疲れを癒すのにもぴったりですね。
大好きな彼と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか?