会社から帰宅そうそう、夫がバタンッ!
手足の震えが止まらずに立ち上がることも喋ることもできなくて、そのまま夫は救急車で運ばれることになりました。
いつも通りに「おかえりなさい!」と迎えた矢先のこと。
今回は、新婚2ヶ月弱の時に夫が救急車で運ばれた時のお話です。
目次
救急車を呼ぶ基準は?
いきなり人が倒れたら、病院に連れて行くのかそれとも救急車を呼ぶのか、迷ってしまいますよね。
しかも夜間は普通の病院も開いていないため、夜間外来のある病院に行くしかありません。
すっごくキツそうだけど…救急車を呼んでもいいのかな?
でも、会社から自力で帰ってくることが出来たってことは、そこまで重症でもないような?
とりあえず最寄の救急病院へ電話
迷ったlovekoは、とりあえず最寄の救急病院へ電話をかけることにしました。
しかし、今の症状と思い当たる原因を全て伝えると「うちの病院では対応できません」とのこと。
実は夫は倒れる1週間ほど前に、別の病院で手術を受けていました。
その部分が炎症を起こしていて、今回のことに繋がったのでは…?と電話先の病院の人は言います。
しかしその手術は内科や外科ではありませんので、最寄の救急外来では勤務医がいないのです。
東京消防庁へ連絡!
そこで救急病院から紹介されたのが、東京消防庁消防テレフォンサービス医療機関案内・救急相談。
受診等の判断・応急手当に関するアドバイス、医療機関案内を行ってくれるサービスみたいです。
東京都23区内だったので「03-3212-2323」を教えてもらいましたが、あとで良く調べると「#7119」につながる番号ですね。
そして冒頭の救急車へと話はつながります。
救急車を呼ぶか迷った場合は♯7119へ!
もし、救急車を呼ぶか迷った場合は、とりあえず♯7119へ掛けてみることをおすすめします。
- 救急車を呼ぶべきなのか?
- 自力で病院に行く場合はどこが良いのか?
などを教えてくれますよ。
いざという時のために、「♯7119」を覚えておきましょう!
2人暮らしだとそもそも自力で病院に行けない?
というか…今回は救急車に来てもらったおかげで、救助隊の方が動けない夫を運んでくれたのですが。
もし自力で病院に行く場合は、どうすれば良いんだろう…?
車はタクシーを呼ぶとして。
タクシーに乗せるまでがかなり大変かも。
loveko1人じゃ夫を運べないし。
社宅のメリットを生かして別の部屋に住んでいる夫の上司に連絡して助けてもらう?
時間外だけど管理人さんに助けてもらう?
色々方法はありますが、こんな救急時のために近所付き合いって大事だなと痛感しました。
実家や義実家が飛行機の距離なので、頼れる大人がいないのはかなり心細いものです。
普段は夫を頼っていますが、その夫の緊急時はlovekoがしっかりしなきゃ!
夫が救急車で搬送!
そして夫は救急車で搬送されることに。
もちろんlovekoも付き添います。
救急車を呼んだ経験はあっても、同乗するなんて初めて。
さすが救急隊員さん!
lovekoはかなりパニックで挙動不審だったのですが(笑)、救急隊員さんはさすが慣れています。
- 「戸締りは大丈夫ですか?」
- 「ガスの元栓は締めました?」
- 「旦那様の靴は持ってくれましたか?」
- 「旦那様の保険証やお薬手帳はありますか?」
などなど、病気のことだけじゃなくて家のことも気にかけてくれるなんて、感謝しかありません。
保険証やお薬手帳は一箇所にまとめておこう!
こんな緊急の場合に身支度がさっとできるように、保険証やお薬手帳の管理はしっかりとしなければなりません。
それぞれ個人で持っておくのではなく一箇所にまとめておく、あるいは置き場所を把握しておくことをおすすめします。
lovekoたちは、保険証は各自のお財布や定期入れの中。
お薬手帳は一箇所で管理していたのですが、もし今回運ばれた立場が逆だった場合は夫はlovekoの分を用意できないと思います(笑)
きっと、夫はどこにlovekoの保険証やお薬手帳があるのか分からないと思います。
緊急時のために、ちゃんと教えておかなければ…!
もし夫が倒れた時に結婚していなかったら…?
救急車で運ばれたと言っても、特に命に別状はなく、日付は変わっていましたが入院もせずに帰宅できました。
次の日は会社を休んで病院に行ったり、その後もしばらく通院しましたが、今は元気です。
大事にならなくて、心底ホッとしました。
だけどもしこれが結婚する前の出来事だったら…?
1人で倒れたら誰が気付いてくれる?
結婚する前、夫は実家を離れて1人で暮らしていました。
そんな時に、もし今回のように倒れてしまったら…?
誰かが気付いてくれるのでしょうか?
きっとそのまま翌日、会社に出社できずに上司から電話がかかってくるでしょう。
普段真面目に勤務しているのであれば、そこで異変に気付いてもらえるはずです。
でも、それでもやっぱり半日や1日の遅れが発生してしまいますよね。
遠距離恋愛中に救急車で運ばれたことを知ったら…?
しかも、lovekoと夫は結婚前に遠距離恋愛をしていました。
遠距離恋愛中って、彼氏が風邪を引いたときでさえ心配になりますよね。
近くに行って看病してあげられたら良いけど、そう簡単に行ける距離ではありませんから、遠くで応援するしかありません。
ましてや「救急車で運ばれた」なんてことを知ったら…?
居ても経ってもいられません。
そもそも、彼氏が内緒にしている可能性だってあります。
心配を掛けたくないが故に、救急車で運ばれたことを黙っているかもしれません。
彼女の社会的立場は低い?
また、結婚している場合に夫に事故や病気があれば、病院や警察から奥さんに連絡が行くでしょう。
しかし、彼氏彼女の間柄であった場合は、誰からも連絡なんてきません。
きっと彼氏のご両親にしか連絡はこないはずです。
倒れている彼氏にLINEを送っても未読無視、電話を掛けても出てくれない。
そんな中、あとになって実はあの時…なんてことを知った時には、彼女という立場の低さを痛感してしまいますよね。
家族だからこそ助け合えることがある!
倒れた夫のために救急車を呼ぶことも、診療に立ち会って症状の説明を聞くことも、妻という立場だったからこそスムーズに出来たことでした。
救急隊員の方に「ご家族の方ですか?」と聞かれて「はい!」と答えることができたのも、結婚していたからこそです。
恋人から夫婦になって、あまり変わったことって無いと思っていましたが、恋人の絆と夫婦の絆は、社会的に見ると全然違います。
家族というステータスは、かなり強いものです。
まだ新婚なので、結婚した実感だってあまり無い。
2人とも若いので、夫婦というよりは彼氏彼女という感じ。
だけど、診療が終わって夫と2人で「結婚しておいて良かったね」と言い合ったこと。
ちょっとした修羅場だったけど、夫婦の絆が深まる出来事でした。