今暮らしているところと予定している結婚式場が遠距離にある場合、打ち合わせって大変ですよね。
わざわざ結婚式の打ち合わせのためだけに、何万円もする交通費をかけて式場に行くのも面倒です。
だけど、思う存分打ち合わせして素敵な式にしたいし、会場の場所を変えることもできない!
そこで今回は、遠距離の結婚式の打ち合わせに必要な最低限の回数や、それぞれの内容をご紹介したいと思います。
目次
遠距離での結婚式準備だって何とかなる!
挙式・披露宴を予定している結婚式場が遠方にある場合、準備って大変そうですよね。
lovekoたちは、今住んでいるところから飛行機で2時間の距離の場所で結婚式をすることになりました。
空港までの距離をあわせると片道およそ5時間。
とても通うことのできない距離ですよね。
交通費だってかなりかかってしまいます。
だから実際に結婚式の打ち合わせが始まるまでは、心配していました。
でも、式場のプランナーさんかは「遠距離の人もたくさんいますから大丈夫ですよ」との言葉をもらって、結婚式準備がスタート。
よく考えると、海外挙式を考えている人なんかは結婚式までは現地に行かないはずです。
lovekoの場合は、たとえ飛行機の距離と言っても、海外ではなく国内。
海外挙式に比べれば、国内での挙式なんて楽勝なはずですよね。
打ち合わせに必要な最低回数は4回!
そして打ち合わせがスタートしました。
結局のところ、打ち合わせに必要だった回数は4回です。
それぞれの内容についてお話しますね。
選んだ式場によって進め方は異なるのかもしれませんが、結婚式を控えている方の参考になると幸いです。
打ち合わせ0回目:ブライダルフェア
まず、ブライダルフェアに参加しました。
式場見学や、およその費用の見積もり。
料理の試食や日取りの空き状況の確認など、全部で3時間程度のフェアでした。
lovekoは彼氏(現在の夫)と一緒に参加したのですが、決めた式場は2つ目に見学したところでした。
プランナーさんの気遣いが嬉しかったのと、式場の雰囲気に惹かれて決定。
「よろしくお願いします!」と伝えて、申込金を支払いました。
必要になるかな?と思ってあらかじめお金を用意しておいたので支払うことができましたが、後日振込みでも大丈夫とのことでした。
lovekoたちの会場では、申込金は8万円です。
そして会場や日取りが決まったら、結婚式準備のスタートです。
打ち合わせ1回目:招待状や新郎のタキシード決め
lovekoたちは、GWの長期休暇を利用してブライダルフェアに参加していました。
そして会場が決定してから最初の打ち合わせは、ブライダルフェアの翌日でした(笑)
できるだけ打ち合わせの手間を省けるように、一度の滞在で多くの打ち合わせを詰め込もうと思ったからです。
たまたまプランナーさんの都合が空いていたのが幸いでした。
打ち合わせ1回目では、まずは招待状のデザインを決めました。
結婚式の準備には色々することがありますが、招待状が一番最初に必要になります。
- 挙式・披露宴に招待する人を絞る
- 招待状を発送する
- 返事をもらう
- 参加人数を確定する
…というやり取りに時間がかかるので、招待状のデザインはできるだけ早く決めなければなりません。
また、このとき新郎のタキシードも決めました。
lovekoたちは、衣装レンタルのお店と式場との距離が徒歩圏内だったので、かなり楽でした。
式場で打ち合わせしてそのまま衣装のお店へ、というように同じ日に予約を取っていました。
新婦のドレスも一緒に決めることができたら良かったのですが、lovekoの親も一緒に行きたい!とのことで、この日は諦め。
メールや郵送で招待状の準備
そして1回目の打ち合わせと2回目の打ち合わせの間は、3ヶ月の期間が空いています。
なぜなら、GWの次に式場に行けるのがお盆だったから。
ちなみに…空いている3ヶ月の間は何もしなかったのか?というと、もちろんそうではありません。
メールや電話で打ち合わせを進めています。
このときは、主に招待客に関するものでした。
具体的には、
- 挙式や披露宴の招待客を決定
- 招待客への事前連絡
- 友人スピーチや祝辞の依頼
- メールにて招待状の枚数をプランナーさんに伝える
- プランナーさんが招待状を発注
- 家に招待状のセットが届く
- 招待状の宛名書き
- 招待状の発送
です。
式場とのやり取りは、招待状の枚数を伝えるところくらいですね。
この時点ではまだまだ式まで時間がありましたから、打ち合わせはあまり進んでいません。
招待状の発送に関しては、こちらも参考にしてくださいね→寿切手とは?購入場所は?招待状に使える切手は寿切手だけじゃない!
打ち合わせ2回目:料理や会場コーデ決め
2回目の打ち合わせは、先ほども話しましたが、お盆期間でした。
前回のGWの打ち合わせからは、3ヶ月以上空いています。
お盆でも式場って空いているのかな?と疑問でしたが、電話して確認すると空いていました。
お盆の帰省を利用して打ち合わせをする人は、やっぱり多いみたいです。
2回目の打ち合わせでは、
- 料理の内容
- 会場コーデ
- 挙式の演出
- 披露宴の演出
などを決定しました。
所要時間はお昼休憩を挟んで午前に2時間、午後に2時間。
1日の大半が潰れてしまいますが、おかげで打ち合わせの回数が少なくて済むので頑張るしかありません。
打ち合わせ3回目:新婦のドレスや披露宴の進行決め
3回目の打ち合わせは、2回目の打ち合わせの翌日でした(笑)
GWと同様に、お盆の滞在中に出来るだけ打ち合わせを進めたい!との希望で、プランナーさんに予定を詰め込んでもらっています。
この時は、午前中は新婦(loveko)のドレス決めでした。
両親も参加して、同じく親族衣装の黒留袖やモーニングの試着もしています。
義両親は都合が合わなかったので、別日で試着するようでした。
ウェディングドレス3着とカラードレスを7着で、合計10着のドレスの試着。
ドレス選びが終わったらブーケなどの小物も選びます。
午後は徒歩圏内にある式場に移動して、披露宴の進行決めです。
前日に行っていた演出決めと、今回の進行決めの違いについてもお話しますね!
演出決めというのは、何を披露宴に取り入れるのか?ということの打ち合わせになります。
披露宴は、
- 祝辞
- 乾杯発声
- 友人スピーチ
- 余興
- ケーキカット
- 新婦の手紙
などが定番のプログラムになりますが、他にも有料で出来るオプション演出がたくさんあります。
例えば、
- キャンドルサービス
- スイーツビュッフェ
- お色直し
などです。
それぞれお金が発生してしまうので、予算を考えながらどんな披露宴にしたいか決めていきます。
一方の進行決めというのは、MCさん(披露宴司会者)と進行プログラムについて話し合うことです。
たとえば、ブーケトス1つ取ってみても、
- 「女性の皆様はお集まりください」
- 「独身女性の方はお集まりください」
など、どちらのセリフを使ってもらうのか決めていきます。
かなり細かい打ち合わせになりますので、時間もかかります。
メールや郵送で引き出物やBGMの決定
お盆の打ち合わせが済んで遠方の家に帰ってからも、まだやるべきことは残っています。
引き出物や引き菓子のカタログを式場から家に送ってもらって、発注をかけたり。
どのタイミングでどのBGMをかけてもらうのか決めたり。
プロフィールDVDの写真やコメントを用意したり。
招待客を乗せるためのバスを手配したり。
席次表を考えたり。
ウェルカムボードだって作らなければなりません。
これらの全ては、メールや郵送で対応しました。
打ち合わせ4回目:メイクリハーサル
そして結婚式の前日。
新婦さんはメイクのリハーサルがあります。
どんなヘアアレンジにしたいのかをあらかじめ参考画像を用意しておいて、その通りにやってもらいます。
髪型だけではなくメイクも本番と同じようにやってもらって、どんな感じになるのかを確かめます。
以上が遠距離の場合の結婚式の打ち合わせの流れになります。
式場によって順番が前後する場合もあるでしょうが、lovekoの場合はこんな感じでした。
結婚式の前撮りをする場合などは、もっと大変になるかもしれません。
遠距離の結婚式は郵送やメールでやり取りできる!
式場に出向いて決定することよりも、遠方にいたままでメールや電話でやり取りした内容の方が多いように思えます。
メールだと履歴も残りますから、後日に確認することだってできますよね。
遠距離でも意外となんとかなりますから、心配する必要はないと思います。
プランナーさんだって慣れていますので、定期的に連絡もくれますし、TODOリストなんかも用意しれくれますよ。
遠距離での打ち合わせをスムーズにするためには?
どうせなら、できるだけスムーズに打ち合わせをしたいですよね。
そもそも結婚式は基本的に人生でたった1回。
慣れている人なんていないのです。
そこで、スムーズに打ち合わせが進むためのポイントをお伝えします。
帰省のついでに打ち合わせ!
まずは、打ち合わせそのものの日程に関してです。
たとえ遠距離での結婚式と言っても、海外挙式を除いてその土地は新郎・新婦のどちらかに縁のある土地ですよね。
遠距離挙式で一番多いのは、新郎の実家がある場所なのではないでしょうか?
lovekoの場合も、そのパターンでした。
新郎の実家が田舎で夫は長男なので、披露宴は絶対に必要!との義母の意見によって、結婚式の場所を決めたようなものです。
そんな時は、帰省のついでに打ち合わせをしてしまいましょう。
GWやお盆や年末年始など。
ハードなスケジュールになってしまいますが、別日程で遠距離移動をするよりはお金もかかりませんし、楽ですよ。
まあlovekoの夫は、地元の友達と遊ぶために打ち合わせを途中で抜け出しましたが(笑)
予定は早めに伝えておこう!
そして、打ち合わせに行くことができる日が決定したら、できるだけ早めに式場に連絡しましょう。
お盆や年末年始やGWは、同じように帰省中に打ち合わせをする人がたくさんいます。
そのため、希望する日に打ち合わせができないなんてことも。
担当のプランナーさんや衣装レンタルのお店に早めに連絡して、予定を組んでしまいましょう。
両親・義両親との意見を合わせておこう!
最後になりますが、打ち合わせではその場で決断を求められることがたくさんあります。
もちろん保留にしておいて、後ほど連絡するという方法もできるのですが、それだとあまり進みませんよね。
なので、打ち合わせの場で色々決めてしまえるように、両親や義両親の意見は事前に聞いておきましょう。
特に、ゲストに対するおもてなしの部分は、(義)両親の意見も大事にする必要があります。
料理のランクやドリンクの種類など。
予算との兼ね合いもあるでしょうが、どの程度のランクにするのかなどはあらかじめ聞いておいた方が良いでしょう。
遠距離での結婚式準備を頑張ろう!
式場までが遠距離だと、細かな打ち合わせは無理があるものです。
でも、郵送やメールで対応してくれるので、数回の打ち合わせで済みますよ。
また、遠距離応援割引と言って、結婚式の費用を少し割り引いてくれる会場もあります。
lovekoたちは、5万円程度割引してもらえました。
もちろん飛行機代で全て消えてしまうのですが(笑)、それでも助かりますよね。
遠距離での結婚式は大変でしょうが、頑張りましょう!