毎日の食事。
食の好みが夫婦で合わないと、少しずつイライラが溜まってしまいますよね。
自分の作った料理を食べてくれなかったり、外食に行っても行きたい場所が違ったり。
一生懸命作った料理に文句ばかりだと、夫婦喧嘩になってしまうこともあるかと思います。
lovekoたちはまさに、食の好みが合わない夫婦です。
でも、意外とうまくやれている結婚生活…なぜ(笑)?
目次
夫婦で食の好みが合わないと結婚生活は大変?
同棲あるいは結婚していると、毎日欠かせないのが食事ですよね。
lovekoは毎日、お弁当も含めて料理を作っています。
逆に夫は全く料理を作ることが出来ず、料理はlovekoの役目です。
結婚前に4年付き合っていて、その間に何回も料理を振舞っていたので、ある程度は夫の食の好みを把握していたつもりでした。
しかし、結婚して毎日一緒に食事をするようになると、夫婦間の食の好みの違いは顕著になってきます。
もしかすると恋人時代、夫はlovekoに遠慮して、なかなか好き嫌いを言えなかったということもあったのかもしれません。
そのため新婚時代は、あまりの食の好みの違いの大きさに、不安になったことも。
とにかく夫とは、何から何まで食の好みが違うのです。
こんなに合わないものなの…!とびっくりしました。
【手料理編】夫婦で全然違う食の好み!
2週間に1回程度外食することはありますが、基本的に我が家は手料理を家で一緒に食べています。
献立の組み立て、食材選び、味付けなど、手料理にはたくさんの要素がありますよね。
だからこそ、完璧に夫婦で好みが一致するということは、なかなか難しいのかもしれません。
ご飯や麺類は固め?柔らかめ?
我が家はお弁当を作っているということもあって、平日は基本的にご飯メニューが登場しています。
ちょっとの水加減や浸水時間で、ご飯の柔らかさは全然違ってきますよね。
ほぼ毎日食べるからこそ、自分の好みぴったりのご飯が食べたい!と思うのは、夫婦2人とも同じ。
しかし…固めが好きな夫、その反面lovekoは柔らかめが好きです。
パスタや麺類も同様で、夫はとにかく食感が強く感じられる硬めの茹で加減が好みなのです。
甘めの味付けを好まない夫
「すき焼きや肉じゃが、鶏肉の照り焼き、魚の煮付けは甘いからおかずにならない」
と夫に言われた時は、衝撃的でした。
これらのメニューは、決して塩辛くはないかもしれません。
でも、甘くもないとlovekoは思っていたので、びっくりです。
lovekoの家庭では、普通にご飯と一緒に出てきていたし、肉じゃがなんて王道メニューなのに。
ソース・醤油・ドレッシングの量が多すぎる!
父もそうだったので小さい頃から見慣れている光景でしたが、男性って塩分が濃いものが好きな方が多いのでしょうか?
夫も父も、ソースや醤油、ドレッシングなどの量がとにかく多い!
しかも、食べる前にドバドバかけるので、作った側としてはウンザリです。
ちょっと味見してから、足りない分だけ追加すればいいのに。
おまけに食べた後のお皿を見てみると、かけた醤油などがたくさん残っています。
こんなにたくさん必要ないじゃないか…!もったいない…!
カレーライスが家庭の味にならない!
よく、家庭の味のイメージとして、カレーライスが挙げられますよね。
好きなルーから隠し味、お肉や野菜などの具材まで家庭ごとの違いが出るからということなのでしょう。
でも、このカレーライスの好みが夫婦で合わない場合はどうすればいいの?
夫が好きなカレーは、スパイスだけで作ったバターチキンカレーです。
一方のlovekoが好きなカレーは、ルーで作った一般的なカレーか野菜たっぷりのドライカレー。
余ったカレーの使い道に関しても、カレーうどんにしたがる夫と、チーズを乗せた焼きカレーが食べたいloveko。
カレーライスが家庭の味になるのは、程遠いのです。
ハンバーグは和風大根おろし?洋風チーズIN?
夫がハンバーグが好きなので、2週間に1回程度の割合で献立がハンバーグになります。
これくらい高頻度でハンバーグを作るのだから、和風にしたり洋風にしたり、色々アレンジしたい。
でも、夫は和風ハンバーグのみを食べたがるのです。
後の食生活習慣にも登場しますが、夫は好きなものだけを連続して食べたがるタイプ。
それだと飽きちゃうし、作る楽しみもありません。
ドレッシングは常時2種類以上!
生野菜を食べる時に欠かせないドレッシング。
ここでも夫と好みが合わないので、我が家は2人暮らしですが、常に2種類以上のドレッシングが置いてあります。
夫の好きなドレッシングは、胡麻、フレンチ、シーザーなどのこってり系。
lovekoが好きなドレッシングは、レモン、醤油、大葉などのあっさり系。
賞味期限を切らさないように、生野菜サラダの登場頻度は多目かもしれません。
沸騰して煮詰まった味噌汁は美味しくない!
味噌汁の基本の作り方って、
- 味噌は最後に溶く
- 風味が逃げるので煮詰めない
ですよね。
しかし、夫は邪道を行きます(笑)
沸騰して煮詰まった味噌汁の方が美味しい!と言うのです。
しかも猫舌なので、温かい状態では飲まず、少し冷めた状態の味噌汁を飲んでいます。
せっかくの味噌汁が台無し!と思うのですが、違うのかな…?
【外食編】夫婦で全然違う食の好み!
続いては、夫婦で全然違う食の好みの外食編です。
lovekoたちは、およそ2週間に1回の頻度で外食しています。
せっかくの外食なのだから、好きなもの・美味しいものが食べたい!
だからこそ、夫と行きたい場所が異なってしまうとストレスになってしまうかも。
ラーメンなんか食べたくない…!
「ラーメンなんか」と書いてしまって非常に申し訳ないのですが、lovekoはラーメンが好きではありません。
炭水化物と塩分と脂質で出来ているようなものだし、野菜も葱とメンマくらいしか摂れないし、美味しくない。
冷やし中華・焼きそば・ちゃんぽんなら美味しいと思いますが、ラーメンだけは食べたくないです。
なのに、夫はラーメン大好き。
ラーメン二郎や豚骨ラーメンなどの、こってり系のお店によく行きたがります。
回転寿司で頼むものが1品も被らない!
回転寿司は夫婦ともに好きなので、3ヶ月に1回程度の割合で食べに行きます。
だいたい1人あたり、デザートやサイドメニューも合わせて6~10皿。
合計で15~20皿程度になるのですが…面白いことに注文するメニューが全く被らないのです。
お互い好きなものしか注文しないからこそ、
- 夫はサーモン、トロ、麺類、唐揚げ
- lovekoは鯛、鮪、甘エビ、スイーツ
などなど、夫婦間の食の好みの差がよく分かるラインナップになるのです。
マクドナルドのサイドメニューはポテトでしょ?
続いては、ファストフードの代表とも言えるマクドナルドでの外食。
野球観戦に行った時などに、お手軽なのでよく食べます。
セットにした時、サイドメニューをポテト・ナゲット・サラダなどから選べますよね。
lovekoはマクドナルドと言えば、フライドポテトが一番美味しい!と思っているので、サイドメニューは絶対にポテトです。
しかし、夫はチキンナゲット。
ポテト以外を頼む人っているんだ…!と衝撃でした(笑)
【スイーツ編】夫婦で全然違う食の好み!
日常生活の疲れを癒してくれるスイーツ。
lovekoたち夫婦間では、必ず週に1度、夫がコンビニスイーツを会社帰りに買って帰ってくれます。
つまり、スイーツ選びのチョイスは完全に夫任せ。
たまにlovekoの好みに合わせてくれることもありますが、基本的には夫が自分の好きなものを買っちゃいますよね。
和菓子全般NGの夫
夫は和菓子全般が苦手です。
というより、餡が甘ったるくてダメみたいです。
なので、苺大福・桜餅・柏餅・牡丹餅などの季節感のある和菓子はもちろん食べることはありません。
羊羹なんて論外です。
それに、モンブランやスイートポテトなどの栗・さつまいも系の餡を使ったスイーツも食べません。
普段はそんなに気にしていませんが、夫に合わせているとお正月にぜんざいを食べられないことが、地味にショックでした。
特に今年のお正月は帰省しなかったので、実家の母のぜんざいが恋しかったです。
バター菓子・パイ生地が好きな夫
バターをたっぷり使ったお菓子って、美味しいですがカロリーも高いですよね。
夫はフィナンシェやアップルパイのようなお菓子が大好きです。
ケーキ屋さんでケーキを選ぶ時は、必ずアップルパイです。
でもlovekoは、フィナンシェよりはクッキー、そしてパイ生地は全般的にあまり好きではありません。
スポンジとかタルトとかの方がよっぽど美味しい。
アップルパイなんて、家でも簡単に作れるのに…!
プリンってそんな特別美味しいもの?
数あるスイーツの中で、夫が愛してやまないのがプリンです。
でもlovekoからすれば、プリンは嫌いじゃないけどわざわざ選ばないスイーツ。
家で簡単に出来るというのもあるし、プリンよりはヨーグルト・杏仁豆腐・ゼリーの方がなんだか豪華です。
特にコンビニには他にたくさんのスイーツがあるのだから、シュークリームやアイスクリームを選んでしまうと思います。
でも、あえてプリンを選んでくる夫。
王道の美味しさだけど…そんなにプリンが好きなの?
【番外編】夫婦で全然違う食生活習慣!
最後に、番外編として食生活習慣についてもお話しようと思います。
朝食は食べる?食べない?
1日2食が良いのか3食が良いのかについては、さまざまな議論が行われていますよね。
lovekoは健康を重視というよりは、単純にそれまで生きてきた習慣として朝食を食べるのが当たり前だと思っていました。
しかし、夫は朝食は要らない派。
朝は食欲が湧かないというのです。
朝食を用意しなくて良いのは楽だけど…お腹すかないの?
晩酌は必要?アルコールは控える?
週末は夫婦で晩酌…なんて、少しオシャレですよね。
夫はお酒も強いですし、飲むこと自体も好きなので2日に1回のペースでお酒を飲んでいます。
一方のlovekoは、お酒の美味しさが分からない。
チューハイだって甘い味付けでも何故か苦いと思うし、アルコールで頭が痛くなることもあります。
晩酌に付き合ってあげたいけど…ごめんね。
ジンジャーエールで許してね。
好きなものなら同じものでも食べたい夫
いくら自分の好きな料理であっても、それが毎週のように食卓に登場すると、ありがたみが無くなってしまいますよね。
なのでlovekoは、同じ料理を作る時は少なくとも2週間は空けるようにしています。
しかし夫は、1週間同じ献立のローテーションでもいける!というタイプ。
例えば月曜はカレーライス、火曜は生姜焼き、水曜は餃子…なんてスタイルで全然OKらしいのです。
そんなの飽きてしまいそう。
食の好みが合わない夫婦!円満のコツは?
lovekoたちは、これだけ食の好みが合わない夫婦なのに、食事に関してほとんど喧嘩をしたことはありません。
それは一体なぜなのか?
lovekoが気をつけていることをお話しますね。
ポイントは、
- 自分がストレスを溜めない程度に
- 夫の希望も叶えてあげる
ことです。
薄味の味覚に合わせて料理を作る!
料理は後から濃いくすることはできますが、薄くすることは出来ません。
そのため、薄味の味覚に合わせて料理を薄めに作っています。
lovekoたちの場合は、夫が濃い味が好きなのですが、まずはlovekoに合わせて薄めの味付けで作ります。
そしてその後に、夫の分だけ塩分を追加したりして調整するのです。
こうすることで、どちらにも不満なく食事をすることが出来ます。
夫の好きな香辛料を充実させる!
そして、夫が好きな香辛料は充実させています。
例えば我が家では、わさび・からし・ラー油・柚子胡椒・ソースは夫しか使いません。
lovekoは辛いものがそんなに得意ではないので、敢えて追加で香辛料は要らないと考えるタイプです。
しかし夫から不満が出ないように、たとえ夫しか使わない調味料であっても切らせることなく用意しています。
夫から残された料理は二度と作らない!
食べ物の好き嫌いにも、程度がありますよね。
ちょっと苦手かも…と思う料理と、これは絶対に無理!と思う料理などなど。
自分が「嫌い」と思う食べ物の中にも程度があると思います。
普段食事を残すことが無い夫に料理を残されたということは、夫の中で絶望的に美味しいと感じられなかった料理ということ。
lovekoの夫の場合は、かぼちゃのポタージュや大学芋が該当しました。
どうやら甘いスープや甘いおかずなんて有り得ないようです…
せっかく作った手料理を残されると、作った側としてもショックだし、提供された夫の立場からしてもツライですよね。
だから、あまりに夫の味覚に合わなくて残されてしまった料理に関しては、二度と作らないと決めています。
たとえそれが、lovekoの好物であったとしても。
夫が飲み会で食事不要という日などに、lovekoの好きなものを食べると決めているのです。
献立のリクエストは1週間以内に応える!
普段から献立を決めているlovekoにとって、毎日自分で決めた献立を作ることが出来るので、食事に関してあまりストレスが溜まりません。
ある程度食材の残りと栄養価を考えつつ、その時の気分でメニューを決めることが出来ます。
まあ、毎日献立を考えなきゃいけないという別のストレスはありますが…(笑)
でも夫は料理をしないので、食べたいもの・その日の気分じゃないものが夕飯のメニューになることだってあるでしょう。
だからこそ、たまには夫に食べたいものを聞いています。
そしてリクエストされた料理に関しては、材料の関係ですぐに応じることは難しくても、1週間以内には必ず応えるようにしています。
夫にとって自分の好きな料理が出てくると、食事の時間がより楽しいものになるんじゃないかな?と思っています。
固定観念に囚われずに夫に合わせてみる!
チャレンジしてみても無いのに、なんとなく思い込みで意固地になってしまう…
しかも、その挙句に夫婦喧嘩。
そんなことは、勿体無いです。
lovekoは結婚前は毎日朝食を食べていましたが、結婚後は夫に合わせて朝食を摂るのを辞めてみました。
すると、最初の数日はお腹がすいてツラかったものの、体重も減るし身体も軽いし、良い事ずくめでした。
子供が出来たら今度は子供に合わせて朝食を食べるようになるでしょう。
でも、夫婦2人のうちは夫に合わせてコーヒーだけ一緒に飲んだりしています。
夫婦で食の好みが合わなくても夫と食事をするのは楽しい!
好きな人・彼氏・夫と食の好みが合わないと、何かと心配や喧嘩になると思います。
しかし、食の好みが合わなくたって、お互いが思いやることは出来ます。
たまには夫の好みに合わせてご飯を作ったり、自分の食べたいものを作る日があったり。
外食に出かける時は、交互にお店を選べば良いのです。
頼んだメニューが全然違うものだったとしても、新たな発見があって面白いかもしれません。
何より、好きな人と食事をするのって楽しいですよね。
同棲あるいは結婚してすぐは、お互いのことが理解できなくて、お互いに余裕がなくて喧嘩になってしまうこともあるでしょう。
でも結婚するくらい好きな人なのだから、食の好みの違いなんかに負けたくないですよね。
思いやり、譲り合いの気持ちを持って夫婦で楽しく食事しましょう。