小学2年生の息子が将棋教室へ通い始めてから、どんどん強くなっていきました。
夫は将棋歴10年以上のアマチュア四段なので、息子の対局相手には困りません。
…が、逆に強すぎてとても勝てる気がしない息子。
そこで、「私も息子の練習相手になれたらいいな」と思うようになりました。
将棋は親子で楽しめる趣味ですし、同じことを頑張る時間があるのは素敵だなと思ったからです。
そしてもう一つ、私には密かな目標があります。
それは、いつか夫と平手で将棋を楽しむこと。
今はまだまだ実力差がありますが、老後に夫婦で将棋を指しながら過ごせたらいいなと思い、少しずつ勉強を続けています。
今回は、将棋未経験だった私が、子どもの練習相手になるために実際に取り組んでいる勉強法をご紹介します。
目次
① 『東大将棋・藤井聡太の将棋トレーニング』を最後までクリアする
最初に取り組んだのは、Nintendo Switchの『棋士・藤井聡太の将棋トレーニング』です。
実はこのゲーム、息子が幼稚園年長の頃に一度クリアしていました。
そこで今回は、私専用のセーブデータを作り、一から最後までプレイしました。
ストーリー形式なので初心者でも続けやすく、
- 駒の動かし方
- 将棋の基本ルール
- 舟囲い
- 矢倉囲い
- 棒銀
などを楽しみながら学べます。
ストーリーをクリアする頃には、10級程度を目指せる内容になっていて、「何から勉強すればいいかわからない」という初心者にはぴったりでした。
さらに、
- AIとのレーティング対局(4段まで選択可能)
- たくさんの詰将棋
も収録されているので、クリアした後も長く遊べます。
息子が将棋教室へ通い始める前にこのゲームで基本を覚えられたのも、今思えば大きかったと感じています。
② 毎日10問の詰将棋を解く
次に始めたのが詰将棋です。
私が毎日使っているのは、『羽生善治監修 子ども詰将棋220問』です。
題名で分かるように、私のためではなく子どものために購入しましたが、私も問題なく使っています。
1手詰めから5手詰めまで収録されているので、初心者でも無理なくレベルアップできます。
この本で特に気に入っているのは、問題の次のページに答えが載っていること。
問題と答えが同じページにないので、子どもがうっかり答えを見てしまう心配がありません。
親子で一緒に使う教材としても、とても工夫されていると感じます。
私は毎日10問を目安に解いています。
最初は1手詰めでも時間がかかっていましたが、続けているうちに「この形なら詰みそう」と少しずつ見えるようになってきました。
ちなみに5手詰めは解けないものも全然あり、その場合はあっさり答えを見ています。
短時間でも毎日続けることが、一番の上達につながっている気がします。
③ ぴよ将棋でAIと対局し、必ず棋譜解析を見る
ルールや詰将棋だけでは実戦感覚は身につきません。
そこで毎日続けているのが、「ぴよ将棋」という無料スマホアプリでのAI対局です。
最近ではAI3級にも勝てるようになり、自分でも少しずつ成長を感じられるようになりました。
対局が終わったら、そのまま終わりではありません。
私は毎回、必ず解析機能を見るようにしています。
「どこで形勢が変わったのか」
「もっと良い手はあったのか」
を確認すると、自分では気づかなかった悪手がたくさん見つかります。
負けた対局ほど学ぶことが多く、最近では解析を見る時間も楽しみの一つになっています。
④ YouTubeで将棋を楽しむ
勉強というほどではありませんが、YouTubeもよく見ています。
私のお気に入りは、藤森哲也さんの「将棋放浪記」です。
プロが将棋ウォーズで対局しながら解説してくれる動画になっており、対局後にポイントをまとめてくれています。
声も聞き取りやすく、ユーモアもあって面白いです。
更新される週2〜3回の動画は、ほぼ毎回見ています。
初心者にもわかりやすく、将棋の面白さが伝わる内容が多いので、「勉強しなきゃ」という気持ちではなく、純粋に楽しみながら見ています。
将棋は続けることが一番大切だと思うので、「将棋が好き」という気持ちを維持する時間も大切にしています。
ちなみに動画内で紹介されていた「圧倒的破壊力!藤森流なんでも右四間飛車」という本も勉強しようと思って買ってみたのですが、符号がさっぱり分からないのでまだ私には早かったです。
将棋を始めて親子の時間が増えました

将棋を始めて一番良かったことは、息子との時間が増えたことです。
以前は夫と息子が対局しているのを見ているだけでしたが、今では私も「お母さん!一局指そう!」と誘われるようになりました。
もちろん、まだまだ息子に負けることもあります。
AI3級に勝てるようになっても、人間相手、特に子どもの自由な攻めには苦戦することも少なくありません。
関連記事▶【将棋初心者】AI3級に勝って人間8級に負ける理由|親子対局で気づいたAIと人間の違い
それでも、一緒に考え、一緒に笑い、一緒に悔しがれる時間は、親子だからこそ味わえる楽しさだと感じています。
子どもが将棋を始めたことがきっかけで、私自身も新しい趣味に出会うことができました。
「将棋なんて難しそう」と思っていた私でも、ゲームや詰将棋、AIを活用しながら少しずつ上達しています。
もしお子さんが将棋に興味を持ち始めたなら、親も一緒に始めてみるのはいかがでしょうか。
きっと、子どもの成長を今まで以上に近くで感じられるようになりますよ。