妊娠が発覚して嬉しいのも束の間、妊娠初期に待ち受けているのは厳しいつわりですよね。
「つわりなんて全く無かった!」という人から、「つわりが重すぎて入院することになった」という人まで程度は様々。
中にはlovekoと同じように、つわりで仕事も家事も出来ないことに対して罪悪感を感じてしまっている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、つわり中に感じた夫への罪悪感についてお話します。
目次
つわりがピーク中は仕事も家事も出来ない状態に!
lovekoの場合は、つわりの期間は合計で約1ヶ月。
中でも妊娠8週~妊娠10週の2週間がつわりのピークで、特にキツかった時期でした。
料理が出来ずにコンビニ頼り
つわりの間はベッドから起き上がるのもつらく、ピークの2週間は食事すら作っていません。
毎朝作っていた夫へのお弁当も、この2週間は作りませんでした。
食材の買い物に行くことすらキツくて出来ないので、夫が仕事帰りにコンビニやスーパーでお弁当を買ってきてくれます。
夫は普通のお弁当、lovekoは匂いの少ない冷たいものしか食べることが出来なかったので、サンドイッチやゼリーです。
詳しくはこちら→妊娠すると冷たいものが食べたくなる…?常温大好き私はどこに…!
しかも、せっかく食べ物を指定して買ってきてもらっているのに、気分が悪くて食べられない…なんてこともありました。
夫が食べている普通のお弁当の匂いがキツイので、一緒に食卓を囲むこともありません。
lovekoは寝室で、夫は自分の部屋でそれぞれご飯を食べていました。
それまではリビングで、一緒に出来立ての手料理を食べていたのに。
つわりの期間はコンビニ弁当で、一緒に食べることすら出来ません。
掃除・洗濯は最低限の回数に
それまでは毎日していた掃除・洗濯も、週に1~2回になりました。
真冬の寒い時期だったにも関わらず、お風呂掃除の大変さから、湯船にお湯を張るということもしませんでした。
「ごめんね…今日もシャワーで良い?」と聞くと「全然大丈夫だよ」と言ってくれる夫。
ベッドで横たわってばかりのlovekoと違って、夫は寒い中、仕事から疲れて帰ってくるのに。
残業続きで疲れているはずなのに。
本当にごめんね。
家事も仕事も出来ない自分に悔しい
仕事も休んでいたし、家事も満足に出来ない…何も出来ない自分。
私がここにいる意味ってあるのかな?
夫のサポートすら出来ず、ただただ食べて寝ているだけのニートじゃないか。
夫は仕事で大変なのに、妻は寝ているだけ。
そんなlovekoを見て、うんざりされているんじゃないか?と毎日が不安でした。
つわりで動けない妻なんて居ない方が夫は楽?
夫に対する罪悪感が大きすぎて、申し訳なさすぎて、実家に帰りたい!と何度思ったことか。
でも、実家は飛行機の距離。
実家に帰省することすら出来ない自分の体調の悪さに泣きたくなります。
泣いてばかりのlovekoを支えてくれる夫
実際に、妊娠中特有の情緒不安定もあって、毎晩泣いている時期もありました。
特に何か悲しいことがあったという訳ではありません。
今考えるとすごく不思議なのですが、ちょっとしたことがとにかく悲しく感じられていたのです。
- 「夫がまだ帰ってこない、今日も残業かな…」
- 「次の妊婦健診まだかな…赤ちゃんに何か異変があったらどうしよう」
などなど。
逆に嬉しい涙もあり、
- 「夫が今日も無事に帰ってきた」
という理由で、感激して泣いたこともあります(笑)
今思うと、この時期の精神状態は少し変でした。
涙腺が脆すぎです。
夫は毎日違う理由で泣いているlovekoに対して、今日はどんな理由で泣いているのか分からずに、オロオロ。
申し訳なさそうに残業する夫に申し訳ない!
前述の通り、lovekoはつわり中は夫が残業で帰りが遅いだけで泣いていました。
それに食事も夫頼みだったので、夫が帰ってくるまで食事無しの状態が続くことになります。
すると、夫が自分の残業に対してすごく申し訳なさそうにするのです。
「ごめんね、今日も残業で帰りが遅くなる」と。
仕事なんだから謝らなくていいのに。
夫だって、したくしてしている残業じゃないのに。
疲れて帰ってきているはずなのに、帰宅後の第一声が「ごめんね、お待たせ」とlovekoを気遣う言葉なのです。
謝りながらコンビニの袋を差し出してくれる夫に対して、罪悪感でいっぱいになりました。
本当は謝らなければいけないのはlovekoの方。
優しい夫に何度も救われてきましたが、優しすぎるが故に罪悪感を感じてしまうのです。
つわり中の妻なんて居ない方が良いのでは?
lovekoなんていない方が、夫は楽なんだろうな。
気兼ねなく残業出来るし、食事だって1人分なら同僚と外食も出来ます。
家で動けないlovekoがいるからこそ、早めに帰宅しないと!と焦ったり、ご飯を調達しないといけないのです。
何も出来ないlovekoなんて、消えてなくなってしまいたい。
いつになったら、夫の好きな食事を作って、明るく玄関でお出迎えすることが出来るんだろう。
このままつわりが終わらなかったら、いつか愛想付かされるんじゃないかな。
夫の優しさを痛感したつわり期間!つわりは夫婦の絆が深まるイベント?
つわり中は夫に対して罪悪感を感じてしまう他に、夫の優しさを痛感する期間でした。
家事も仕事も出来ない罪悪感から、「実家に帰省して夫から逃げたい!」と思っていました。
しかし、つわりが終わって思うのは「帰省しなくて良かった」ということです。
夫の優しさに感激!
つわりにも波があります。
体調が良さそうな時は、せめて味噌汁だけでも…と野菜たっぷりの味噌汁を作っていました。
主菜、副菜…と献立全て用意するのは難しいですが、頑張れば夫1人分の汁物くらいは作ることが出来ました。
とても料理とは言えません。
夫の栄養を考える妻として、最低限の料理以下です。
しかし、それでも夫は感謝してくれるのです。
「今日味噌汁作ってくれたの?ありがとう!」と。
お礼の言葉を言われる筋合いなんて無いのに。
でも、嬉しかったです。
夫のことがもっと大好きに!
lovekoたちは、結婚して半年で妊娠が発覚しました。
詳しくはこちら→20代前半は妊娠確率も高い!妊活スタートした月にいきなり妊娠!
その間、夫は体調を崩すことはありましたが、lovekoは体調を崩したことが無く。
そう言えば、夫にこれだけ生活の面倒を看てもらうのって初めての経験です。
だからこそ初めて分かる、夫の性格。
もともと優しい人だとは分かっていましたが、献身的にlovekoを支えてくれる夫のことをもっと大好きになりました。
終わりがいつ来るのか分からない、夫自身は体感できないつわりという体調不良に関して、最大限のサポートをしてくれる夫。
元気な子供が生まれてきてほしいのは、妻だけではありません。
子供が生まれてからも、夫はきっと支えてくれる、そう思うことが出来ました。
つわりは夫婦の絆が深まるイベント?
lovekoは普段、在宅で仕事をしていることもあって、家事の95%は負担しています。
そのため夫にとっては、
- 毎日手料理が食べられること
- 帰宅したらお風呂が沸いていること
- 綺麗に洗われた衣服が箪笥に仕舞われていること
これらが当たり前の毎日でした。
しかし、つわりという体調不良によって当たり前の毎日は、あっけなく崩壊します。
自分の子供を身ごもっているとは言え、完全にお荷物状態になっているだけの妻。
つわりは、そんな妻を支えてあげられるだけの夫の度量が試されるイベントなのかもしれません。
つわり中は、何も出来ない罪悪感から、実家に帰省したい!と思っていました。
しかし、終わった今思うことは、帰省しなくて良かったということです。
それは、夫の頼もしさ、優しさを感じることが出来たから。
そして、自分が体調不良の時でもこんなに夫のことを思って、罪悪感を感じるだけの愛情があることに気が付いたから。
つわりはキツイ期間ですが、夫婦で乗り越えていくものだと思いました。