第一子の離乳食は分からないことだらけ。
本やインターネットで調べても「赤ちゃんによって個人差が大きい」なんて書いてあって、難しいですよね。
そこで今回は、
- 生後5ヶ月で離乳食をスタートした場合の2回食開始のタイミング
- 1回の離乳食に与える量
- 2回食以降の離乳食スケジュール
についてお話します。
目次
初めての離乳食は分からないことだらけ!
第一子育児中のloveko。
離乳食って本当に難しいですよね。
母乳育児の間は、赤ちゃんが欲しがるだけ好きな時間にあげて良かったのに。
離乳食が始まったとともに、
- 生活リズムを整えて決まった時間にあげる
- 1回に与える量をきちんと守る
- 主食・野菜・タンパク質を食べさせる
などなど制約が多くて大変です。
なかでもlovekoが離乳食について本やインターネットで調べていて、「?」となったのは、下記のようなことでした。
「小さじ1から始めて増やしていく」…どこまで増やせば良いの?
離乳食について調べていると、
「最初は10倍粥を小さじ1から」
と書かれています。
そして、
「翌日以降は次第に増やしていく」
との記載も。
え…?
小さじ2、小さじ3…ってどこまで増やしていいの?
毎日1さじづつ増やしたら、1ヶ月経つころには小さじ30(約150g)になってしまいます。
さすがに多すぎですよね。
ちなみにここで回答してしまうと、生後5ヶ月~6ヶ月のゴックン期では、30g~40gが適量のようです。
つまり、10倍粥を徐々に増やしたとしても40gに達した段階で、そこからは40gをキープするということになります。
「生後5ヶ月~生後6ヶ月:1回食~2回食」の記載に迷う!
生後5ヶ月になってすぐ離乳食を開始したlovekoの赤ちゃん。
次に悩んだことは、2回食への移行タイミングでした。
「生後5ヶ月~6ヶ月:1回食~2回食」
と記載されている2回食。
生後6ヶ月から離乳食を開始した赤ちゃんにとっては、まだ1回食なのでしょう。
じゃあ生後5ヶ月から離乳食を開始した赤ちゃんは?
生後6ヶ月に入ってすぐに2回食に進んでも良いの?
離乳食は開始のタイミングの段階ですでに個人差があるので、なかなか難しいですよね。
2回食への移行タイミングや基準については後述します。
生後6ヶ月で2回食にした場合はいつまで続けるの?
そして生後5ヶ月で離乳食を開始し、生後6ヶ月で2回食に進んだ場合。
またしても疑問が沸いてきます。
- 生後6ヶ月で離乳食を開始した赤ちゃんと比べて、離乳食のスケジュールは全て1ヶ月前倒しで進めていくの?
- 3回食なども前倒しのスケジュールなの?
- 10倍粥から7倍粥、5倍粥にするのはいつ?
- いつペースト状の離乳食を卒業してモグモグ期に入るの?
などなど。
うーん、本当に難しい。
離乳食って奥が深いです。
離乳食の基準を作ってしまおう!
本やインターネットで色々調べてしまうと、けっこう書いてあることがバラバラ。
なのでlovekoは、離乳食の本を1冊購入し、その本を基準に進めていくことにしました。
他の情報を参考にしてしまうと、また悩みや迷いが出てしまいます。
ここからは、lovekoが参考にしている、
『まとめて作って1週間ラクラク!最新!フリージング離乳食』
の情報をもとに記載していきます。
↓手抜きウェルカムなタイトルに惹かれて購入しました(笑)
価格:961円 |
2回食はいつから開始?生後6ヶ月からでも大丈夫?
まず、2回食の開始タイミングについて。
これにはいくつか基準があるようです。
2回食開始の基準①:ポタージュ状の離乳食を上手にごっくん出来る
離乳食初期で与える離乳食は、ポタージュ状が基本です。
そのポタージュ状の離乳食を上手に飲み込めているかどうかが1つ目の基準になります。
たとえ離乳食開始から1ヶ月が経っていても、まだスプーンを受け付けていない赤ちゃんは、1回食のままの方が無難ですね。
2回食開始の基準②:1日1回の離乳食を楽しそうに食べている
離乳食の時間が赤ちゃんにとって楽しい時間かどうかもポイント。
いつも不機嫌だったり、食べることが嫌いだったりする場合は、まだ2回食は早いのかもしれません。
不機嫌な赤ちゃんに1日2回も離乳食を食べさせるのは、ママも大変ですし。
2回食開始の基準③:1食で3種類の食品群を食べられる
そして、
- 炭水化物(お粥)
- ビタミン群(野菜)
- タンパク質(豆腐・魚)
の3種類の食品群を1食で食べているかどうかもポイント。
まだ与えていない食品群がある場合は、1回食で与えてから2回食へ移りましょう。
3つの基準を満たしていたら生後6ヶ月から2回食へ!
- ポタージュ状の離乳食を上手にゴックン出来る
- 1日1回の離乳食を上手に食べている
- 1食で3種類の食品群を食べられる
この3つの基準を満たしていれば、生後6ヶ月から2回食を開始しても大丈夫です。
と同時にlovekoが基準を増やすとすれば、「2回食がママの負担になりすぎないこと」。
離乳食は作るのも大変ですし、食べさせるのも片付けるのも大変。
1日に1回だけでも時間がかかるのに、2回もあげるのはハードルが高いですよね。
そのため生後6ヶ月で無理して2回食に進まなくても、赤ちゃんとママのタイミングの良い時に始めましょう。
生後5ヶ月から離乳食を開始したとしても、生後7ヶ月から2回食にしたって良いのです。
手抜き万歳!(笑)
1回に与える離乳食の量はどのくらい?
続いては、2回食を開始した場合の1回の食事量について。
1回に食べさせる離乳食の目安量はどのくらい?
生後5ヶ月~6ヶ月の赤ちゃんの場合、1回の離乳食の目安量は
- 炭水化物(お粥):40g
- ビタミン群(野菜):10g
- タンパク質(魚・豆腐):10g・25g
になります。
アレルギーの心配のあるタンパク質については特に注意が必要で、
- 赤ちゃんが欲しがったとしても目安量を超えてはいけない
- 魚は10g、豆腐は25gが上限
です。
ちなみにlovekoは生後5ヶ月すぐから離乳食を開始して、生後5ヶ月の終わりには
- お粥:30~40g
- 野菜(2品):合計15~20g
- タンパク質:魚なら10g、豆腐なら15g
をあげていました。
↑野菜の上限無視してる…(笑)
毎日手作りで4品を用意するのは大変ですが、そこはフリージングをうまく活用して週末に1週間分すべて冷凍!
…あ、豆腐だけはボソボソになるのでその場でペースト状にしていました。
基本的に平日は電子レンジで加熱するだけなので、とっても楽ちんです。
2回食は1回目の3分の1から始めよう!
2回食を開始してすぐの時期は、2回目の食事は1回目の食事の3分の1を目安に与えます。
そして赤ちゃんが2回食に慣れてきたら徐々に量を増やし、1回目と2回目の離乳食量が同じになるようにしていきます。
生後5ヶ月で離乳食をスタートした場合それ以降のスケジュールはどうなるの?
続いては、2回食へ移行したその後について。
生後5ヶ月で離乳食を開始した場合、6ヶ月で開始した赤ちゃんと比べて1ヶ月早いスケジュールになりそうですよね。
でも実は2回食へ進むタイミングが早くなるだけで、他はそうでもないのです。
3回食はいつから?
まず、離乳食の3回食の開始タイミングですが、これは生後9ヶ月~生後11ヶ月になります。
またしても3ヶ月間の猶予が!
どんなに早く離乳食を進めたくても、
- 生後5ヶ月:1回食
- 生後6ヶ月~8ヶ月:2回食
- 生後9ヶ月~:3回食
が最速になります。
もし生後6ヶ月から離乳食を開始していても、生後9ヶ月から3回食に移行してOKなので、ここで足並みは揃うことになります。
ゴックン期からモグモグ期からへの移行はいつ?
そしてモグモグ期への移行は生後7ヶ月から。
離乳食の開始時期が5ヶ月であっても、7ヶ月になる前はペースト状が基本になります。
赤ちゃんの様子を見てママのタイミングで2回食へ進もう!
正直言うとlovekoは、生後6ヶ月ではなく生後5ヶ月で離乳食デビューしたのには理由があります。
それは夜間断乳したいから。
赤ちゃんが産まれて以来、夜は3時間連続で眠れれば良い方なのが半年以上続いているのです。
そのため、早く3回食が始まって日中にたくさん栄養を摂れるようになって夜間断乳したい。
しかし、生後6ヶ月から2回食を始めようが7ヶ月から始めようが、どうせ3回食開始は最速9ヶ月から。
これを知って、6ヶ月から2回食に進む意欲が少し薄れました(笑)
こんなことなら生後6ヶ月から離乳食を開始すれば良かったのかな?
でも、赤ちゃんが離乳食を食べる姿って可愛い。
それに大人の食事に興味津々だった赤ちゃんに、早く離乳食を食べさせてあげたかったし。
さて、生後6ヶ月から2回食へ進むかどうしよう…!
本音で言えば、まだ1回食のままにして楽したい(笑)
でも変なところで真面目なlovekoは、2回食をスタートさせてしまうの…かも?