科学はどんどん発達しています。
そして今では出産後だけではなく、妊娠中だってDNA鑑定が可能に。
親子鑑定を希望する夫と、希望された妻。
lovekoは妻の立場ですが、「DNA鑑定がしたい」と夫に言われた時は、浮気を疑われているみたいで悲しくなりました。
そこで今回は、DNA鑑定を夫が希望した時のお話です。
目次
出生前診断の話からDNA鑑定の話へ!
妊娠中に希望すれば受けることの出来る診断は、たくさんあります。
それが出生前診断。
3Dエコーなどの気楽なものから、羊水検査などの少し重たい話もありますよね。
lovekoは妊娠初期の段階で、妊娠中に受けることが出来る色々な検査の話を夫にしました。
何気なく聞いてみたDNA鑑定…まさかの「したい!」と即答
そして話のついでに、
「DNA鑑定も妊娠中に出来るらしいよ。
出産前から分かるなんてすごいね!
興味ある?」
と、夫に話したのです。
すると、他の検査については「どっちでも良いよ」という反応だったのに、DNA鑑定については「したい!」と即答。
…え?本気で言ってる?
「DNA鑑定したい!」はショック…だけど拒否は出来ない!
DNA鑑定…ここでは親子鑑定のことですが、夫から希望されてしまうと妻の立場としてはショックです。
「何で?…私、浮気を疑われるようなことした?」という気持ちが浮かんできます。
浮気を疑っているの?
lovekoが妊娠したのは、新婚半年が経過した時のことでした。
詳しくはこちら→20代前半は妊娠確率も高い!妊活スタートした月にいきなり妊娠!
夫とは学生時代からの付き合いで、それぞれ過去に彼氏彼女はいたものの、お互い初体験の相手になります。
学生時代に3年間付き合って、就職をきっかけに飛行機の距離の遠距離恋愛になりました。
1年と少しの遠距離恋愛を経て、結婚をきっかけにlovekoは退職。
夫以外の知り合いは1人もいない、都会へ引っ越すことになりました。
浮気相手なんかいないのに…!
そして結婚後は、個人事業主として在宅で働き始めました。
顧客との打ち合わせも全てPCだったし、浮気相手なんか出来る環境ではありません。
外出は休日に夫と一緒に出かけるか、平日にスーパーに食料品を買いに行くのみ。
引越して半年以上経過していますが、この土地で男性の知り合いの数は、夫の会社関係以外の人を除くとゼロです。
もちろんこのことは、夫だって知っています。
また、夫とは恋人時代を含めると5年の付き合いですが、今まで浮気を疑ったことも疑われてたこともありませんでした。
客観的に見ても、浮気する要素なんて無いよね…?
そんなに信用してくれてないのかな?
DNA鑑定を希望する男性の気持ち自体は分からなくもない
lovekoの考えでは、「DNA鑑定」=「妻が浮気してる疑い」です。
だからこそ、夫がDNA鑑定を希望した時には真っ先にショックを受けました。
大好きな夫との子供を妊娠しているのに、信じてくれていないのが悲しかったです。
だけど一晩経って冷静になって…もし立場が逆だったら?と考えてみました。
夫側は本当に自分の子供か確認の術がない
lovekoは自分自身が出産する立場だからこそ、明らかに「この子は自分の子供だ!」と断言できます。
自分のお腹から出てきているのですから。
しかし、男性にとっては分からないですよね。
たとえ妊娠した日の計算がぴったりでも、血液型が同じでも、なんとなく顔立ちが似ていても。
DNA鑑定以外で親子関係を断言できるものはありません。
つまり、「確実にこの子は俺の子だ!」と思いたいのであれば、DNA鑑定をする他に術がないのです。
親子関係が証明されたらもっと子供を可愛がる?
たとえ妻が浮気していて、生まれた子供が自分の子供じゃない可能性が1%未満であっても、0%とは天と地の違いです。
心のどこかで「俺の子供であることの証明は出来ないんだよな」と思いながら育てていくことになるかもしれません。
だったら、早いうちにDNA鑑定で親子関係を証明してもらった方が、気分もすっきりします。
それに「この子は絶対に俺の子供!」と思ってもらえたら、もっと子供のことを可愛がってくれるかもしれません。
そしたら育児にも積極的になってくれるかも…?
万が一病院の取り違えの可能性も否定できる
そして、DNA鑑定をすることで、病院での新生児の取り違えという最悪の可能性も排除することができます。
lovekoは初の出産ということもありますし、産まれた子供がもし取り違えられていたとしても、気付く自信はありません。
そう考えると、DNA鑑定って悪いことだけじゃないのかも…?
DNA鑑定してもOK…ただし妻には内緒で!
loveko個人の気持ちで言えば、DNAを夫から希望されてしまうのは、決して良い気分ではありません。
浮気なんて絶対にしてないのに、何でわざわざ検査する必要があるの?って思います。
DNA鑑定の拒否はしたくない…そもそも妻の許可は要らない
でも、ここでムキになってDNA鑑定を拒否してしまったら、本当に浮気しているみたい。
なんだか疚しい感じもします。
そもそもDNA親子鑑定って父子関係を証明するのであれば、妻の許可なんてなくても勝手にできます。
病院に行かなくても、ネットで簡単に申し込みが可能。
検体も、髪の毛(体毛)、歯ブラシ、剃刀、タバコの吸殻などで大丈夫なのです。
父子の鑑定ですから、母親の検体も不要です。
妻に分からないところでやってほしい
妻に許可を取らなくても、DNA鑑定は内緒で出来ます。
だからこそ、むしろ妻には内緒で鑑定してほしい。
lovekoに分からないところで勝手にDNA鑑定して、1人で納得してほしい。
「DNA鑑定して良い?」「DNA鑑定するね!」なんて、お願いや宣言は聞きたくないのです。
妊娠中は費用も高いし流産も怖いから論外!
ただし、妊娠中のDNA検査だけは絶対に拒否します。
実は2012年から出生前DNA鑑定が可能になり、2016年からは国内の裁判でも認められるように精度も改善されました。
もちろん妊娠中の方が費用も高く、出産後は1.5万~3万の費用で済むところが、出生前だと15万程度かかります。
さらに私的鑑定ではなく法的関係の場合は、およそ20万の費用がかかってしまいます。
しかも自宅では出来ず、病院で母親の血液を採取して胎児のDNAを取り出してもらうのです。
出産後のDNA鑑定に比べて負担も大きいし、流産の可能性が少しでも上がってしまうのは嫌。
そんな訳で、「DNA鑑定をするのであれば、絶対に出産後!」と夫に言いました。
夫が本気で妻の浮気を疑っているのであれば、出産前にDNA鑑定したがると思います。
しかし、出産後の鑑定でOKのようなので、疑いではなく確証が欲しいだけなのでしょう。
せめて安定期に入ってから言ってほしかったな
でも、どうせ出産後で良いのであれば、せめて安定期に入ってから言ってほしかった。
妊娠初期の流産しやすい不安定な時期に、lovekoを傷付けなくても良いじゃないか。
悔しくて夫の前じゃ泣かなかったけど、数日間は泣きまくったよ。
今は無事に安定期に入ったから良いけど、ストレスで流産してたら一生恨むところだった。
夫の馬鹿。
気持ちは分かるけど、言う時期くらい考えてよ!
法律でDNA鑑定を義務付けちゃえばいいのに…
たとえ言葉には出さなくても、DNA鑑定を希望している男性はそれなりに多いと思います。
だけど、DNA鑑定という言葉を出せば、奥さんを傷付けてしまうから、夫婦仲がギクシャクしてしまうから、言えない人もいるでしょう。
また、DNA鑑定を希望された女性だって、DNA鑑定を拒否するのは悔しい。
もういっそのこと、DNA鑑定を必須にしてしまえば良いのに。
出産後の1ヶ月検診とかで、父親との親子鑑定も検査することになればいいのに。
…そう思ったlovekoなのでした。