2016年11月14日はスーパームーンの日でしたね。
しかし残念ながら、日本はほとんどの地域で悪天候。
私が住んでいる九州も、大好きな彼が住んでいる関東も、どちらも見ることが出来ませんでした。
今回は残念でしたが、私たちの満月の夜にはあるお約束があります。
大好きな彼は照れ屋さん
私の大好きな彼ですが、愛情表現が本当に苦手です。
今は付き合って4年目なので少しは愛情表現してくれるようになりましたが、付き合って最初の2年間で大好きな彼からの「好き」を聞いたのは3回でした。
よく大好きな彼に愛想尽かさなかったな、と自分で自分のことを褒めてあげたいです(笑)
いくら「好きだよ」と言ってほしくても、「私のこと好き?」と聞いてしまうのは重い女のような気がして聞けませんでした。
そこで私は高校生の時、国語の先生から聞いた言葉を思い出しました。
夏目漱石の言葉
夏目漱石は「I love you」を和訳する時に、日本人は「愛してる」となかなか口に出して言わないから、 「月が綺麗ですね」 と訳したという逸話があります。
「あなたの隣にいるといつも見ている月が更に美しく見える」という意味が込められているようです。
つまり、「月が綺麗ですね」という言葉は「愛してる」の隠語なのです。
「月が綺麗ですね」と言ってみた
ある満月の夜、大好きな彼と夕食後のお散歩中に、 「月が綺麗ですね」 と言ってみました。
すると、 「そうだね」 と返ってきたので夏目漱石の言葉を知っているか尋ねたところ、知ってて返答したようです。
同意に込められた「好き」の意味に嬉しくなって、それが顔に出てしまったようです。
このやり取り以来、たとえ満月の夜に会えなくても「月が綺麗ですね」とLINEでやり取りしています。
「好き」と言ってもらえなくても愛情は伝わる
もちろん「好きだよ」と言われた方が嬉しいです。
でも、大好きな彼が私のことを好きでいてくれていることが分かれば、それだけで嬉しくなってしまいます。
そして私も自分の気持ちを伝えるのに自信があるわけではないので、満月の夜の「月が綺麗ですね」はお互いの告白タイムなのです。
だからこそ満月の夜は晴れていてほしいし、大好きな彼も遠く離れた地で空をチェックしてくれているはずです。
最後に
私は夏目漱石のことをよく知っているわけではないし、書籍も有名どころしか読んだことがありません。
でも、夏目漱石さんのおかげで大好きな彼の気持ちを確認出来ることに感謝です。
そしてスーパームーンが見えなかった夜、大好きな彼からの電話で
「月が綺麗ですねって言おうと思ってた」
の言葉だけで嬉しくなってしまった私なのでした。