【出産体験記】分娩所要時間は初産で24時間!赤ちゃんよく頑張った!

【出産体験記】分娩所要時間は初産で24時間!赤ちゃんよく頑張った!

初産の出産はドキドキ。

  • 陣痛に気付くことが出来る?
  • 出産ってどのくらいの痛みなの?
  • 自分ひとりの時に破水したらどうしよう…!

など、不安でいっぱいですよね。

今回は、loveko自身の出産体験記をまとめさせていただきます。

お産は十人十色ですが、少しでも参考になれば幸いです。

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目次

妊娠40週3日目の夜18時に8分間隔の陣痛開始!

妊娠40週3日目の夜18時に8分間隔の陣痛開始!

lovekoの赤ちゃんは、予定日を少し超過して産まれました。

家で夫と夕食を食べていると、なんだか定期的なお腹の張りがあるような…

間隔を測ってみると、いきなり8分間隔の陣痛でした。

この時点でまだそこまで痛くは無いし、普通にご飯を食べて食器を洗ってお風呂に入ったりも出来ました。

陣痛って

30分間隔20分間隔10分間隔→…

と、もっと余裕を持ってスタートするものだと思っていたので、びっくりです。

 

22時に陣痛間隔が5分に!

初産の場合、陣痛開始から出産まで時間がかかると聞いていましたが、8分間隔からなかなか縮まらない!

結局、5分間隔まで縮まったのはおよそ4時間後。

夫が横で熟睡している中、lovekoは陣痛で眠れずにひたすら陣痛アプリで間隔を計測していました。

まあ、この時点での陣痛の痛みなんて後のピーク時と比べれば微々たるものです。

 

初産の場合は陣痛間隔が5分になって1時間以上経過してから連絡!

陣痛が始まった場合の産婦人科への連絡は、一般的に

  • 初産婦:陣痛が10分間隔になった時
  • 経産婦:陣痛が15分間隔になった時

と定めている産婦人科が多いと思います。

でもlovekoの分娩先の病院は、

  • 初産婦:陣痛が5分間隔になって1時間以上経過した時
  • 経産婦:陣痛が10分間隔になった時

でした。

そのため、陣痛が5分間隔になったからと言って、まだ連絡する訳にはいきません。

 

深夜0時にタクシーで産婦人科へ移動!

深夜0時にタクシーで産婦人科へ移動!

5分間隔の陣痛が1時間経過した時点で23時でしたが、今から産婦人科へ入院すると、入院日数が1日追加されてしまいます。

たった1時間のために入院費用を1日分追加で支払うのはもったいないので、日付が変わるまで待つことにしました。

初産婦なのに、我ながらのんびりしていたし、余裕があります(笑)

 

深夜0時過ぎに産婦人科へ連絡!

そして0時を過ぎて日付が変わってから、産婦人科へ連絡しました。

  • 夜18時から8分間隔の陣痛が始まっていること
  • 夜22時から5分間隔に狭まっていること
  • まだそこまでの痛みはなく、眠れないけど歩けるレベルということ

これらを伝えると、「入院グッズを持っていらして下さい」とのこと。

 

登録しておいた陣痛タクシーに電話

そしてあらかじめ登録しておいた陣痛タクシーに連絡しました。

もし混雑していて配車出来なかったらどうしよう…!

との不安で複数社に登録していましたが、一番最初に電話した日本交通の陣痛タクシーが今から10分後に到着してくれるとのこと。

lovekoが入院グッズの確認や産婦人科へ連絡している間も、ぐっすり寝ていた夫を起こします。

 

車内で運転手さんの妊婦さん送迎体験談を聞く

陣痛タクシーは普通のタクシーより車内スペースが広いです。

妊婦が乗りやすいように、なのかな?

入院バッグも大きいサイズが2つありましたが、余裕でトランクに積むことが出来ました。

これで普通のタクシーのメーター料金に追加410円で乗ることが出来るので、至れり尽くせりです。

 

車内では、運転手さんの妊婦さん送迎体験を聞きました。

妊婦さんが破水して旦那さんと2人でオロオロしたことがあるみたい。

この運転手さん大丈夫?

と一瞬思いましたが、明るく話しかけてくれたので良い気分転換になりました。

最後に「元気な赤ちゃんを産んでくださいね」と声をかけてもらって、タクシーを降車します。

 

深夜0時30分に分娩先の産婦人科に到着!

深夜0時30分に分娩先の産婦人科に到着!

分娩先の産婦人科に到着したのは深夜0時30分。

夜間なので普段と入り口が違いますが、そこは事前に下見をしていたのでスムーズに入ることが出来ました。

 

産婦人科到着時点で子宮口わずか1cm!

まずは内診台に上がって、お産の進み具合を見てもらいます。

この間、夫は別室で待機。

子宮口はわずか1cmしか開いてませんでしたが、胎児の頭は降りてきているとのこと。

今までの妊婦検診では子宮口はずっと閉じていたので、お産が始まっている証拠です。

 

また、NSTでお腹の張りを計測すると、確かに4~5分間隔で張っていました。

陣痛の程度を表す数値は0~60をウロウロしています。

今までの妊婦検診では0~10程度しか見たことがなかったので、

陣痛ってすごい!」と思いました。

 

一時帰宅もOK!でもこのまま入院を選択!

分娩先の病院からは、

少なくとも朝までは産まれない

と判断されます。

そのため、

  • このまま入院する
  • 一時帰宅して陣痛が強まったら来院する

の2択を迫られました。

 

一時帰宅した場合のメリットは、自宅でリラックスして過ごせることのようです。

でも、せっかく来たのにもう一度来ることになるのは面倒くさい。

すでに陣痛は5分間隔だし、痛みに慣れてしまうと連絡するタイミングも分からなくなる。

そこで、このまま入院することを選択しました。

 

深夜1時30分に夫が一時帰宅!1人で不安な時間を過ごす…!

深夜1時30分に夫が一時帰宅!1人で不安な時間を過ごす...!

しばらく産まれないので、夫は自宅待機を勧められます。

「え、帰っちゃうの?」

不安になりましたが、まだ深夜1時30分。

夫には今のうちにたくさん睡眠を取ってもらって、出産の時に寝不足なんてことが無いようにしてもらいたいもの。

そこで、夫は一時帰宅しました。

 

陣痛は4分間隔!まだそんなに痛くない

この時点での陣痛は4分間隔に。

まだ痛みもそれほど無く、「痛いなー」と思う程度。

陣痛中ですら普通に歩けるけど、眠ることは出来ないくらいです。

 

朝8時に朝食!余裕で完食!

それから陣痛にほとんど変化は無く、朝8時を迎えました。

病院食の朝食をいただきます。

献立は、

  • ご飯
  • 海苔胡麻ふりかけ
  • 豆腐のそぼろ餡かけステーキ
  • 蕪の味噌汁
  • 小松菜のおかか和え
  • キウイフルーツ
  • ほうじ茶

です。

さすが産婦人科の病院食、栄養たっぷりな感じがします。

とっても美味しくて完食しました。

 

朝9時の内診で子宮口4cm!

そして朝9時から行われる内診で子宮口の開き具合をチェックしてもらうと、4cmまで広がっているとのこと。

昨夜は1cmだったので、お産は確実に進んでいるようです。

 

陣痛促進のために半身浴&病院内をお散歩!

陣痛促進のために半身浴&病院内をお散歩!

内診後は、陣痛促進のための行動開始。

  • 半身浴
  • お灸
  • 散歩

の3択を迫られ、まずは半身浴を選択しました。

 

1時間かけてスイートオレンジの香りで半身浴!

「今誰もいないから、2時間でも3時間でも好きなだけ使っていいよ」

と言われ、半身浴スタート。

病院が用意してくれた20種類程度のアロマオイルの中から、スイートオレンジを選択します。

なんて贅沢な時間!

病院内でこんなにゆったりとした時間を過ごせるなんて、驚きです。

 

半身浴している間は陣痛の痛みも和らぎ、身体もポカポカ。

永遠に入れるような気がしたけど、浴室に持ち込んだ500mlの水を飲みほしてしまったので、1時間程度で終わりました。

 

11時からはお散歩&スクワット!

続いては、病院内をお散歩します。

階段の踊り場ではスクワットを10回。

ついでに産後に入院する部屋や授乳室、ナースステーションなど、病院内を案内してもらいます。

新生児と母子同室の経産婦さんを見かけて、

早く私も赤ちゃん産みたい!

と羨ましく思いました。

 

ちなみに陣痛中の人はlovekoもそうですが、病院が用意してくれた分娩用の服を着ていますから、一目瞭然です。

お散歩をしている間、ほかの陣痛中の人も歩いてたので、少し親近感が湧きました。

 

陣痛の痛みが出てきたのは正午12時から!

陣痛の痛みが出てきたのは正午12時から!

そして陣痛はどんどん進行していきます。

 

12時から陣通の痛みが強くなる!

正午を回ったころから、痛みが強くなってきました。

歩いている時に陣痛の波が来たら、立ち止まって耐えなければいけない程度です。

ちょうど昼食の時間でしたが、痛みに耐えながら食べました。

やっぱり完食(笑)

我ながら、自分の食欲に驚きです。

 

14時本格的に痛み出す!涙が出てくるほどに!

そして14時あたりから、本格的に痛くなってきます。

もうお散歩なんて考えられません。

痛みに泣き出し、勝手に涙が溢れてきます

1人で絶えなければならない苦痛、そしていつまで続くか分からない絶望感。

ベッドから一歩も動けませんでした。

四つん這い等、色々な体勢を試してみましたが、lovekoは横向きが一番楽でした。

 

16時45分夫到着!その後両親も来てくれた!

16時45分夫到着!その後両親も来てくれた!

陣痛の痛みはどんどん強くなってきます。

この時点でおよそ3分間隔でした。

 

16時から痛くて絶叫!夫を呼ぶ!

16時あたりから、あまりの痛さに声を我慢できない程に。

「痛い」「あーっ!」とか叫んでいたような気がします。

助産師さんが、

「1人で耐えるのキツイ?そろそろ旦那さん呼んでもいいよ」

と言ってくれたので、夫に連絡

 

腰をさすってもらうも力不足

「調子どう?」

と、にこやかに到着した夫は、痛さに悶絶しているlovekoを見て一気に緊張した表情に

「大丈夫!?頑張れ!」

と、lovekoの手を握ってくれますが、

腰さすって!それ以外の場所触らないで!

と、lovekoから一喝されてしまいます。

 

17時に遠方の両親が新幹線でかけつけてくれた!

しばらくすると、

ご両親が到着しましたよ

と助産師さんから伝えられました。

実は朝の段階で、陣痛が始まって入院していることを両親に伝えていたのです。

 

でも、

「いつ産まれるか分からないから、まだ来なくて良いよ

とも伝えていました。

なのに、lovekoからの連絡を受け取ってすぐに新幹線とホテルの手配をして、新幹線で5時間の距離をかけつけてくれたのです。

ちなみにこの時点で、義両親にはまだ何も伝えていません(笑)

 

何も言わなくても腰をさすってくれる母!さすが経験者!

両親が到着して陣痛の波が来ると、母親が腰をさすってくれました。

「腰が痛い」とも「腰さすって」とも何も言っていないのに

さすが経験者、頼りになります。

陣痛の波が引くと、

「久しぶり、元気?」

など数ヶ月ぶりの両親との再会に喜びますが、陣痛中はひたすら呻いたり叫んでいるという…(笑)

このギャップに自分でも笑ってしまいそうでした。

 

18時に子宮口9.5cm!

そして18時に、子宮口の開き具合は9.5cmに!

「そろそろいきみたくなってきた?」

等と助産師さんに聞かれ、出産が始まりそうな予感です。

 

18時10分ついに分娩室へ移動!

18時10分ついに分娩室へ移動!

まだ子宮口は全開大ではありませんでしたが、分娩室に移動することになりました。

てっきり陣痛室のベッドごと移動してくれるのかと思っていたのですが…

 

陣痛促進とは言え…分娩室までの徒歩移動はつらかった!

「陣痛を進めるためにも歩いて行きましょうねー」

と、まさかの徒歩移動

こんなに痛いのに、陣痛の波が来ていない時を狙って、徒歩で分娩室まで行かされます。

痛みで死にそうになりながら、夫に支えられて歩くことに。

 

「どこ…?」

と、わずかな声を振り絞って夫に言うと、

分娩室どこですか!?」

と、切羽詰った声で助産師さんに聞いてくれます。

これから出産!という出来事に、夫が緊張しているのが伝わってきました。

結局分娩室は陣痛室の3部屋隣で、あっとう間に移動完了。

陣痛の波が来ていない間に移動を済ませることが出来ました。

なお、夫の立会いは双方の希望で無しにしていますので、分娩はloveko1人で頑張ります。

 

18時25分子宮口全開(10cm)!出産スタート!

子宮口が全開(10cm)になったのは、分娩室の内診台に上がってからでした。

陣痛のタイミングに合わせて、いきんでみます。

「いきむの上手ね!」

って助産師さんが言ってくれるけど、絶対に優しい嘘でした。

 

  • 「手はここ」
  • 「脚はここ」
  • 「叫ばないで、力が分散されちゃうから」
  • 「陣痛が治まった時は深呼吸して、赤ちゃん苦しくなっちゃうよ」

など、とにかく指示が多い

こっちは痛みに耐えるのに必死なので、なかなか指示に応える余裕はありません。

 

一番難しかったのは、「叫んではダメ」という指示。

どうにか口は開けずに、「ううっ…!」という呻き声をあげていました。

完全に黙ってしまう事は、lovekoにとっては難しかったです。

静かなお産が出来る人を尊敬します。

 

18時30分に破水!

いきむことおよそ5回。

分娩室に入って20分後に、破水します。

身体から大量の水が溢れていく感覚。

なんだか気持ちよかったです(笑)

すっきりする感じ?

 

妊婦生活ももう終わり!18時40分に男の子を出産!

妊婦生活ももう終わり!18時40分に男の子を出産!

破水しておよそ10分後。

ついに!

出産の瞬間を迎えます。

 

18時40分に男の子誕生!

分娩室に入室してからおよそ30分後。

陣痛開始から24時間40分後

妊娠40週3日目。

ついに、男の子が誕生しました。

予定日を3日超過しましたが、体重は小さめで約2900g。

元気な産声を聞かせてくれました。

  • 破水してから1回目の陣痛:頭が見えてるよ!
  • 破水してから2回目の陣痛:頭が半分出てきたよ!
  • 破水してから3回目の陣痛:生まれたよ!

という経緯でした。

陣痛は長かったけど、分娩はあっという間の出来事のように感じました。

 

18時45分に胎盤(500g)が出る

赤ちゃんを産んだだけでは、お産は終わりません。

その後に胎盤を出して終了となります。

これは出産の余韻に浸っている間に勝手に出てくるし、痛みもありません。

というか、陣痛と分娩の痛みが大きすぎて、この後の人生のどんな痛みだって「痛い」とは思わないでしょう。

もはや無敵状態です。

胎盤見てみる?」

と聞かれましたが、きっとグロいだろう…と思い、お断りしました。

 

会陰裂傷あり!麻酔を打って会陰縫合してもらう!

会陰裂傷があるので、麻酔して縫合しますね」

と言われ、縫ってもらいます。

麻酔しているので全く痛みはありませんが、膣の入り口を針や糸が通ってくる感覚は伝わってきます。

「今、縫われてる…」

と、リアルに伝わってきて、少し恐ろしいです。

 

出血多量(800ml)で子宮収縮剤を追加される!

そして、lovekoは出血量が多かったみたいです。

分娩時の出血は、500mlを超えると「多量」という扱いになるのですが、およそ800mlだったそう。

輸血する必要までは無いけど、500mlの点滴を2回子宮収縮剤を追加されました。

子宮収縮の力で、子宮内に残っている血液を排出するのです。

産後3日目での健診でも貧血と診断され、退院してからも1週間程度は鉄剤を飲んでいました。

 

「排便ありです」の声に申し訳なくなるけど…!

助産師さんは赤ちゃんの体重の数値やlovekoの出血量など、色々なことを記録していきます。

その都度、分娩室の中を言葉が飛び交うのでlovekoにも聞こえるのですが…

排便ありです」の言葉が!

自分じゃ気付かなかったけど、出産時にやらかしてしまった!?

と申し訳なくなっていたところ、赤ちゃんが産まれた瞬間にうんちをしてしまっていたみたい。

lovekoではありませんでした(笑)

 

分娩所要時間は24時間!感動の体験でした!

分娩所要時間は24時間!感動の体験でした!

lovekoが胎盤を排出したり、会陰縫合してもらっていたり、点滴を打ってもらっている間、

赤ちゃんは綺麗に拭かれ、体重を測定され、臍の緒を切ってもらったりしています。

 

分娩所要時間は24時間超え!初産平均の2倍!

分娩所要時間は24時間40分でした。

本来、分娩所要時間というのは10分間隔の陣痛が始まってから出産までにかかる時間のことです。

でもlovekoの場合は10分間隔の時点では気付かなかったので、8分間隔の陣痛から出産までにかかった時間です。

初産で10時間~15時間と言われているので、平均のおよそ2倍の時間がかかってしまいました。

この間、全くもって眠れていません。

 

取れたてホヤホヤの臍の緒は白くてプルプル!

切ってもらいたての臍の緒は、白くてプルプル。

「家に帰ってから、しっかり乾燥させて下さいね」

と、後で夫が持ち帰りました。

夫は帰宅後に扇風機を使ってしっかり乾燥させ、まるでスルメみたいな状態にしていました(笑)

 

赤ちゃんへの初の声掛けは「よく頑張ったね」

赤ちゃんとlovekoへのケアが一通り終わると、赤ちゃんをlovekoの横に寝かせてくれました。

カンガルーケアというやつです。

よく頑張ったね

と、妊娠中からずっと言いたかった言葉を掛けます。

小さいからだで本当によく頑張ってくれました。

実は妊娠中に胎児の体重の増え方があまり良くなく、とっても心配していたのです。

詳しくはこちら→妊娠後期に胎児の体重が増えない…!2週間での増加が100gなのは危険?

 

結局2900gあったので標準ではありますが、産まれたての赤ちゃんはやっぱり小さい

ふにゃふにゃで頼りなく、顔は真っ赤になっています。

それなのにちゃんと指は5本あるし、小さな爪だって生えています。

立派な人間です。

 

こんなに小さい身体で、頑張って産道を通って産まれてきてくれました。

陣痛中はlovekoも痛かったけど、赤ちゃんだって子宮収縮できつかったろうに。

本当によく頑張ってくれました。

誕生おめでとう。

産まれてきてくれてありがとう

ホロリと涙が出てきました。

赤ちゃんが産まれた瞬間を思い出すと、今でも涙がこぼれてきます。

それくらい、感動の瞬間でした。

 

感動の涙!分娩室の外では夫と父親が握手

分娩室の外では、lovekoの両親が待っています。

分娩室は防音ではありませんので、lovekoの叫び声も筒抜け。

そして、赤ちゃんの産声もしっかり聞こえたようです。

 

これは後日談ですが、

両親と3人だけって気まずかった?」

と夫に聞くと、

「lovekoの叫び声が聞こえてたから、気まずい沈黙とか感じなかったよ」

とのこと。

お恥ずかしい…!

そして赤ちゃんの産声が聞こえた瞬間、lovekoの父親から握手を求められたようです(笑)

 

「お母さんとお父さん、どちらが先に抱っこしますか?」

赤ちゃんの初めての抱っこ

助産師さんが、

「お母さんとお父さん、どちらが先に抱っこしますか?」

と聞いてくれます。

lovekoは先ほど赤ちゃんと添い寝することが出来たので、ここはお父さんに譲ってあげることに。

助産師さんが赤ちゃんを連れて、夫が待つ分娩室の外へ。

しばらくすると、助産師さんから許可が下りたのか、赤ちゃんを抱いた夫と両親が分娩室に入室してきました。

 

産後2時間は分娩室で経過観察!

出産後30分ほど大人4人で、

  • 「可愛いね」
  • 「耳がお父さん似だね」
  • 「目はお母さん似だね」

なんて幸せな言葉を掛け合います。

そして両親はlovekoたち夫婦に気を遣って早めに退散。

残されたのは夫婦と赤ちゃん、家族3人です。

 

夫からは、

頑張ったね、本当にありがとう

という労わりの言葉が。

この壮絶な24時間が救われた気がします。

産後2時間は経過観察のために分娩室から出られないのですが、夫はその間ずっと側にいてくれました。

 

産後すぐから母乳って出るの!?

そして、

母乳あげてみますか?」

という助産師さんからの一言が。

「え!?もう出るんですか?」

と、思わず聞き返してしまいました。

「出ますよー」

と当然のように言われ、助産師さんがlovekoの胸を絞ると、確かに透明な液体が!

初乳というやつです。

せっかくなので、母乳をあげてみることに。

 

当時のことは動画を撮影していますが、後で見てみるとおそらく全然飲めてない(笑)

母乳の飲ませ方も知らない状態で、産後起き上がれずに添い乳。

本来ならば乳輪を赤ちゃんの口に含ませないといけないのに、赤ちゃんが加えているのは乳首だけでした。

まあ…良い記念にはなったかな。

 

出産後は歩けない&眠れない!

出産後は歩けない&眠れない!でも晩御飯は完食!

産後、分娩室で2時間を過ごした後に、赤ちゃんは新生児室へ。

そして夫は帰宅します。

 

車椅子で入院する部屋へ移動!

lovekoは入院する大部屋へ車椅子で連れて行かれます。

産後は車椅子使ってくれるなら、分娩室へ行く時も使ってほしかった…

なんて思いながら、人生初の車椅子体験。

会陰が痛まないように、円座クッションも敷いてくれています。

身体は疲れ切っているし、あちこち痛いし、車椅子移動は本当に助かりました。

 

喉ガラガラ&後陣痛で腰が痛い!

出産して2時間経った時点で、時間は夜21時前。

もともと出産日は母子同室もなく、ただ身体を休めるだけというスケジュールです。

そのため、ベッドで朝までのんびり出来るのですが、全然眠れない

まず、陣痛で叫びすぎて喉がガラガラ(笑)

そして、後陣痛で5~10分に一度、腰に痛みがやってきます。

 

陣痛のピークを経験した後だったので、痛み自体はたいしたことありませんでした。

5分間隔に縮まったかな?くらいの時の痛みです。

でも、lovekoの中で

陣痛」=「これからどんどん痛くなる

という恐怖感が刷り込まれてしまっていたので、後陣痛はなかなかの苦痛でした。

 

身体は疲れきっているのに全然眠れない!

出産で、疲労は溜まりに溜まっています。

登山を終えたような感覚。

もはや全身が痛いです。

そして明日からは24時間の母子同室が始まるので、睡眠不足は継続します。

 

今寝ないといけないのに、出産の達成感からか、身体は興奮状態

また、上手く力を抜くことが出来ずに常に身体が強張っている状態です。

21時にはベッドに入ったのに、眠りについたのは午前3時頃。

しかも、2時間後には起床してしまいました。

 

出産を終えての感想!

出産を終えての感想!

…と、陣痛開始から出産までの体験談をまとめさせていただきました。

ここからは、出産を終えての感想を書きたいと思います。

 

とにかく痛い&感動の体験!

まず、出産はとにかく痛い

妊娠初期のつわりもきつかったですが、そんなの比ではありませんでした。

ちなみに陣痛と分娩では陣痛の方がつらかったです。

でも、無事に産まれた赤ちゃんの産声が聞こえた瞬間、元気な姿の赤ちゃんを見た瞬間はとにかく感動!

痛かったのなんて忘れて、「産んで良かった」と心から思えました。

 

間食や水を用意しておくべきだった!

lovekoが分娩先の病院に到着したのは深夜0時過ぎ。

そこから入院となるのですが、当然ながら朝食まで食べ物は提供されません

普段なら寝ている時間なのでお腹はすきませんが、陣痛中には寝られない。

お腹がすいて、仕方なかったです。

また、飲み物も準備していなかったので、夫に買いに行ってもらうことに。

ペットボトルの水チョコやゼリー飲料などの間食は、用意しておくべきだったと思いました。

 

子宮口が何cmで全開大なのか知らずに絶望感!

先ほど陣痛と分娩では陣痛の方が痛かったと書きましたが、陣痛は絶望感が半端ではありませんでした。

というのも、陣痛の進み具合は子宮口の開き具合で分かるのですが、lovekoは子宮口が何cmで全開なのか知らなかったのです。

これは妊婦検診中に全く子宮口が開いていなかったので、質問する機会が無かったことが原因かもしれません。

 

そのため、

「子宮口が9cmだよ!」

と言われたところで、全開大まであと1cmということも分からず、

  • 陣痛いつ終わるの!?
  • あとどれくらい開けばいいの!?

と、陣痛終了の希望が全く見えていませんでした

分娩室に移動する直前まで、絶望感でいっぱいだったのです。

 

一方の分娩は、

破水→赤ちゃんの頭が見える→出産

という流れを助産師さんが逐一報告してくれていたので、

もうすぐ終わる!」

という希望が持てていました。

 

「いきみたい」という感覚が最後まで分からなかった!

出産では「いきみ逃し」が重要、と言われますよね。

でもlovekoは最後まで、「いきみたい」という感覚が分かりませんでした。

陣痛がピークの時に、

「いきみたくなってきた?」と聞かれるのですが、

いや、別に…」という感じ。

「いきんだ方が楽かもしれないから、いきんでみようか」

と言われて、ようやくいきみ始めたくらいです。

 

絶叫を夫に聞かれてショック…は意外と受けていない!

lovekoは静かな出産を理想としていました。

夫とは結婚してまだ1年と少し。

苦痛に顔をゆがめる自分の姿なんて見てほしくなかったし、痛みで悶絶している姿も見られたくなかったです。

普段夫の前でおしとやかに振舞っているので、絶叫を聞かれたくもありませんでした。

 

でも出産を終えてみると、夫に見られた&聞かれたことに関して、あまりショックは受けていません

「痛かったね、よく頑張ったね、ありがとう」

と夫から言ってもらえたし、ドン引きされなかったので、

見られた&聞かれたけど、まあいいか

という感じです。

 

絶対に子供は2人以上欲しいと思っていたけど…!

そして最後に、lovekoは子供は2人以上欲しいと思っていました。

しかし、陣痛が想像以上に痛かった。

もう一度あの痛みを経験したいのか?

と言われると、絶対にNOです。

 

出産は確かに感動経験だったし、子供はとっても可愛い。

もう1人欲しい、とも思います。

でももう一度妊娠&出産の過程を経験しないといけないのは、躊躇してしまうのです。

2人目どうしよう…」と悩んでしまった自分に対して、ショックを受けてしまいました。

「子供のためなら出産も頑張れる!」と言い切れないことに、母親失格な気もします。

無痛分娩したいな…でもお金かかるしな…

と、出産の翌日から早くも悩んでいます(笑)

 

出産の翌日から母子同室がスタート!育児頑張ります!

lovekoの分娩先の病院では、出産の翌日の朝からいきなり母子同室の育児が始まります。

  • 母乳のあげ方
  • ミルクの作り方
  • 赤ちゃんの体温の測り方
  • オムツ交換の仕方
  • 沐浴の仕方

など、分からないことはたくさん。

その都度、助産師さんに教えてもらって、解決していきます。

 

そして6日後に退院してからは、夫と赤ちゃんと3人での生活

大変なことが予想されますが、これから育児頑張っていこうと思います♪

 

出産内祝いは産後1~2ヶ月を目安に贈ろう!

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