2人共フリーターのカップルだと、同棲する時に生活費をやりくりできるか心配ですよね。
1人で生活するにしたって、フリーターだと定職につかずにアルバイトで生計を立てているので、生活をしていくのは大変です。
どちらか1人だけでも定職についていればまだ安心できるのですが、2人共フリーターだとやはり不安になるのもわかります。
でも彼氏と同棲したい!結婚のために貯金だってしたい!
今回は、フリーター同士が同棲するときの、節約術や貯金術をご紹介します。
目次
2人ともフリーターでも同棲できる?
お金の面だけでなく同棲は、好きな人と一緒にいられて毎日顔を見られる喜びもありますが、一方で幻滅することもありますよね。
同棲は一緒にいることの喜びが当たり前になって、幻滅することが多くなってしまうと言われています。
せっかく同棲しても、8割のカップルは破局を迎えると言われているのです。
同棲カップルが破局する原因
しかも、同棲するカップルの別れの原因に多いのが
- 金銭面の負担
- 家事に関する負担
です。
あなた達2人が幸せな同棲生活を送るためにも、やはり金銭面は解決しておくべき重要なポイントと言えます。
金銭面だけでも不安をなくそう!
安定した収入を得るのが難しいフリーターですが、せめて金銭面だけでも何とかできれば心に余裕が生まれますよね。
一緒にいる喜びを、より一層感じられるに違いありません。
せっかくお互いのことが好きで同棲するのですから、2人で力を合わせて生活を成り立たせていく努力をしてみましょう。
では、フリーター同士で同棲しても生活費はやりくりできるのか?
フリーターの生活費の内訳や分担、節約や貯金のコツについて書いてみます。
フリーター同士で同棲しても生活費は大丈夫?
フリーター同士の同棲でも、生活費はやりくりできます。
フリーターだけに限らず、誰でも自分達の収入に合った生活をしなければなりません。
しかし、収入の枠内で生活費を抑えるのは意外と難しいものです。
収入よりも支出の方が上回ってしまう人がほとんどです。
そうなると、生活は成り立たなくなって破綻してしまいます。
一度あがった生活水準を下げるのは難しい
せめて上回る金額が多少であれば、まだ良いです。
他にもアルバイトを探して掛け持ちをしたり、もっと時給の良いアルバイトを探して、そちらに移ればすむ話なのですが…
収入が多くなればなったで更に支出が増え、結局時給が上がっても生活は苦しいままという人も多いです。
そこはしっかり財布の紐を締めるように、お金の管理を徹底させなければなりません。
つまり、働く形がどういう形であれ、お金の管理がきちんとできているかどうかが問題なのです。
お金の管理さえしっかりできていれば、フリーターであっても生活していけるということです。
不安定なフリーター
但し、フリーターは仕事形態が不安定ですよね。
正社員と違って、いつ仕事がなくなるか分かりません。
急にシフトを減らされる可能性だってあります。
また、病気や事故などで働けなくなってしまうと、収入は激減します。
せっかく彼氏と一緒に暮らしていても、常に金銭面でストレスがつきまとってしまいますよね。
同棲しながら定職を目指そう!
どちらか1人がフリーターならまだいいのですが、2人ともフリーターとなると、精神的にきつくなってしまいます。
なので、せめてどちらか1人だけでも定職につくことをおすすめします。
その方が収入も安定するし、給料も上がり、保険料も支払ってもらえます。
2人で幸せな生活を送るためには、衣食住の他に保険や将来に備えて貯蓄も必要になってきますよね。
いつか幸せな花嫁になって、結婚式だってしたいと思いませんか?
その夢を叶えるには、それなりに安定した収入が必要なのです。
とりあえず今はフリーターでも、お金の管理さえしっかりできていれば生活はしていけます。
国民健康保険の支払いをきちんとしながら、2人で力を合わせて生活してみて下さい。
フリーターの生活費の内訳は?
フリーターの生活費の内訳についてもご紹介しますね。
もちろん、節約しようと思えば節約できることもありますし、人によってはもっとかかってしまうかもしれません。
あくまで参考程度にしてください。
手取り15万円で家賃40,000円のアパートに住んでいるフリーターの場合
- 家賃:40,000円
- スマホ(携帯電話):10,000円
- 光熱費:10,000円
- 食費:30,000円
家賃が安ければ、最低月9万円あれば生活できるということです。
一見簡単に見えるかもしれませんね。
しかしこの他に、賃貸によっては管理費用+駐車場代を支払う必要もあるでしょう。
また、年金・市民税・貯金・交際費・飲み代を捻出しなければならなりません。
お互いが学生であれば、年金や保険は考えなくても大丈夫かもしれませんが、社会人同士は出費がかかってしまいますよね。
となると、収入はあっという間に底をついてしまいます。
そうならないためには、毎日コツコツ節約をするのはもちろん大切です。
また、生活費の内訳の大半を占めるのが家賃なので、家賃や管理費が安いところを探して、支出を抑える必要があります。
ちなみに、手取り20万円で家賃65,000円のアパートに住んでいるフリーターの生活費の内訳も書いてみました。
2人合わせての収入・家賃なら、こちらの方が現実的かもしれませんね。
こちらも参考にしてみて下さい。
このカップルの内訳だと、毎月貯金することも可能です。
手取り20万円で家賃65,000円のアパートに住んでいるフリーターの場合
- 家賃:65,000円
- スマホ(携帯電話):10,000円
- 光熱費:10,000円
- 食費:30,000円
お金は使おうと思えばいくらでも使えてしまいます。
だから、自分で歯止めをかける必要があります。
例えば、給料が入ったら貯金(3万円くらい)は最初からよけておいて、残りの17万で生活するのです。
最初から3万円を生活費に入れないことで、貯金は貯まります。
精神的にも安定するし、気持ちも豊かになります。
上記の内訳を参考に、お金の管理をしっかりしながらフリーター生活を送ってみて下さい。
生活費の負担割合はどうする?
生活費の負担割合についてのカップルの平均を書いてみます。
学生同士、社会人同士などで変わるでしょうから、当てはまるところを見てくださいね。
彼氏も彼女も学生同士で同棲
都内23組のカップルの生活費内訳
- 完全折半(15組)
- 男性多め(5組)
- 女性多め(3組)
生活費の内訳と平均金額
- 家賃:85,000円
- 電気代:7,500円
- 水道代:4,000円
- ガス代:3,500円
- 食費:30,000円
- 交遊費:25,000円
- スマホ代:20,000円
合計:175,000円
一人当たり:87,500円
http://blog.ieagent.jp/douseiseikatuhiave-10301参照
彼氏も彼女もフリーターの場合
都内40組のフリーターカップルの生活費内訳
- 完全折半(24組)
- 男性多め(4組)
- 女性多め(12組)
生活費の内訳と平均金額
- 家賃:75,000円
- 電気代:7,000円
- 水道代:4,000円
- ガス代:4,000円
- 食費:20,000円
- 交遊費:25,000円
- スマホ代:20,000円
合計:155,000円
一人当たり:77,500円
http://blog.ieagent.jp/douseiseikatuhiave-10301参照
フリーター同士の同棲生活の費用結果について
これらの結果を見てもわかるように、生活費を完全折半にしているカップルがどちらの場合も最も多いです。
なんで学生の方が豪華な生活をしているんだろう…?と思いますが、これはきっと、
- 親からの仕送りがある
- 保険や年金を払う必要が無い
というところが理由だと思います。
フリーターカップルの場合を更に見てみると、女性の方が負担額が多いという結果も出いていますね。
もしかすると、彼氏に就職活動をしてもらっているのかもしれませんね。
しかし、大抵は男性の方が収入が多いので、負担する額も多いはずです。
2人の収入に差があると、収入の多い人の負担額がどうしても大きくなってしまいます。
2人がもめないようにするためには、2人で折半にするのが一番良いと言えるでしょう。
お金の問題はうまくいかなくなると別れる原因にもなるので、2人でよく話し合って決めて下さいね。
同棲での節約のコツ
収入を増やすのが難しいのであれば、支出を減らさないと貯金ができません。
そこで、支出を減らす、つまり節約するコツについてもご紹介します。
前述したように、まず貯金をよけておきます。
そして、残りの給料でやりくりをしましょう。
食費や光熱費はあまり気にしない!
同棲における節約術ですが、大事なのはどこを節約するかです。
節約する優先順位を間違えてしまうと、なかなか上手く節約に結びつきません。
節約しようとすると、大抵の人は食費や光熱費からしようとしますよね。
でもそこを節約するとライフスタイルを変えなければならなくなるので、なかなか上手くいかないのです。
食費を節約しようとすると、彼氏から不満が出るかもしれません。
また、光熱費を節約しようとすると、電気を消したり、なんだか貧相な感じもしますよね。
固定費(通信費・保険料)を節約しよう!
そこでおすすめなのが固定費から節約する方法です。
固定費とは、通信費(携帯代、インターネット料金)や保険料のことです。
この2つはプランを見直すだけで節約できるため、生活習慣を変える必要がありません。
通信費や保険料のプラン見直しはもちろんのこと、カップル間の通話はラインやスカイプを使って節約しましょう。
通信費も保険料も金額がばかにならないので、1度プランの見直しをおすすめします。
「ええ!こんなに減るの?!」 っていうくらい、場合によっては減りますよ。
衝動買いは禁物!計画的に節約しよう!
それと、衝動買いは禁物です。
結局のところ節約は、計画的に続けていかなければ結果は得られません。
例えば、毎日使える食費や生活費を2人で1日3,000円まで!と決めたら、それ以上にならないように、毎日工夫をしなければならないのです。
衝動買いを自分に許していたら、お金はいくらあっても足りませんよね。
なので、基本的に衝動買いはしないことです。
貯金・クレカには手を出さないこと!
また、お金が足りなくなったからといって、来月のお給料から引けばいいや!と貯金に手をつけるのはアウトです。
赤字になってしまった場合は必ず反省し、2度と同じ状況に陥らないようにしましょう。
でないと、足りなくなるたびに貯金に手を出し、結局貯金が貯まらなくなってしまうからです。
クレジットカードでの買い物も同じです。
お金を使っているという感覚がないため、つい使い過ぎてしまう傾向があります。
節約するはずがお金を使い過ぎてしまっては何にもなりません。
現金がないからという理由で、クレジットカードで買い物をするのはやめましょう。
同棲での貯金のコツ
前述したように、同棲で貯金をするためには、貯金額を決めておくことが大切です。
毎月の貯金額を決めたら、頂いたお給料から予めよけておき、残りのお給料で生活をしましょう。
そして、貯金額の設定ですが、最初から大きな額に設定する必要はありません。
とりあえず最初は、貯金をする習慣を身につけることが大事です。
無理のない小さな額から始めてみましょう。
貯金額が大き過ぎて生活が苦しくなってしまっては、元も子もありませんよね。
貯金をする以前に、生活ができなくなってしまいます。
貯金はコツコツ続けることが大事なので、無理のない額から始めてみましょう。
貯金の目標を設定しよう!
次に大事なのが目的意識です。
何の為に貯金をするのか?
目的意識がはっきりしていないと、途中で挫折してしまいます。
何の為にいくら貯めたいのか、という具体的に目標を設定しましょう。
すると、貯金するのが楽しくなるし、目標を達成した時、それがあなた達2人へのご褒美になりますよね。
何の為にお金を貯めているのか、2人でよく話し合って、目的を達成させるために貯金を続けてみて下さい。
フリーター同士でも同棲できる!
フリーター同士で同棲しても生活費はやりくりできるか?についてまとめてみます。
生活費はお金の管理さえしっかりしていればフリーター同士の同棲でもやりくりできます。
生活費の内訳で、一番大きな支出は家賃です。
まずは家賃を安く抑えましょう。
そして節約は食費や光熱費といった、ライフスタイルを変えなければできないようなところでするのはNGです。
ライフスタイルとは関係のない、通信費や保険を見直すことで節約してみて下さい。
衝動買いやクレジットカードで買い物をするのもNGです。
節約は毎日計画的に行わなければ成果は上がりません。
決めた予算内かそれ以下におさまるように工夫をしなければならないのに、衝動買いをしていたりクレジットカードで買い物をしていたのでは無理です。
予算内におさまるどころか予算オーバーしてしまいます。
2人で将来のことを考えたり、目的を達成させるために、貯金をするのも大事です。
そのためにも財布の紐は締め、お金の管理をしっかりして2人で有意義な同棲生活を送ってみて下さいね。