結婚して早くも2ヶ月。
恐れていたお盆の時期がやってきました。
lovekoたちは夫婦ともに九州が地元なのですが、普段は関東で生活しています。
だから義実家との付き合いは基本的にありません。
でもお盆となるとそうはいかず…結婚後初めての義実家訪問がやってきました。
そこで今回は、宿泊日数・手土産・過ごし方・家事手伝い・服装などなど…義実家へのお盆の帰省についてお話します。
目次
普段関わりの少ない義実家訪問は緊張!
普段は全くと言っていいほど関わりのない義実家。
夫を通しての連絡しかしませんから、loveko自身は義両親の連絡先すら知りません(笑)
今まで義両親にお会いしたのは、
- 大学の卒業式
- 同棲の挨拶
- 結婚の挨拶
- 両家顔合わせの食事会
以上たったの4回です。
挙式前ということもあって、かなり少ないですよね…
夫の兄弟とは初の顔合わせ!
しかも夫には妹と弟がいるはずなのですが、まだ会ったこともありません。
つまり、お盆での帰省が義兄弟との初めての対面になりました。
義兄弟に会えるのは楽しみだけど、やっぱり緊張。
できることなら義実家なんて行きたくないな…と思っていました。
せっかくのお盆休みなんだから自分の実家でのんびりしたいのに、結婚するとそういうわけにもいきませんよね。
義実家へのお盆の帰省は何泊するの?
お盆の義実家訪問の話が出始めたのは、7月の中旬。
お盆の1ヶ月前のことです。
そろそろ飛行機の予約も必要と思って、lovekoが夫を急かして義両親のお盆の予定を聞いてもらいました。
そして言われるがままに、1泊の義実家滞在が決定。
夫の地元にある飲食店で親族集まってご飯を食べて、そのまま義実家に泊めてもらうことになりました。
たかが1泊とは言っても、今までほとんど喋ったことのない人が暮らしている家での宿泊ですから、やっぱり憂鬱です。
何か粗相があったらどうしよう。
ビジネスホテルに宿泊するのはダメなの?
せめて…
食事は義両親と共にいただいたとしても、宿泊場所はホテルじゃダメかな?と思ったりもしました。
だって義両親の家なんて、お風呂を借りるのも気を遣うし、お手洗いだって気を遣ってしまいますよね。
それよりかは、夫と2人で近場のビジネスホテルに宿泊したいな。
…と思っていたのですが小心者のlovekoは言い出せずに、義実家にお世話になることが決定しました。
結婚してから初めてのお盆ですし、嫁としての維持もあります(笑)
夫の両親と良好な関係が築けてこそ、理想的な嫁!って感じもしますよね。
頑張るしかありません。
生活費としてお金は渡すべきなの?
もしビジネスホテルに泊まったとしたら、2人合わせて1万円程度はかかるでしょう。
しかし、義実家に泊まればお金は要求されません。
でも滞在中の生活費としてお金は渡すべきなのか?と迷ってしまいますよね。
結論としては、今回は1泊なのでお金を包むことはしませんでした。
もちろん手土産は用意しますが、一泊だしそれで十分との夫の判断に従いました。
まだ独身で義実家に暮らしている夫の妹が、社会人なのに家にお金を全く入れていないという背景もあるそうです。
そのお家によって考え方は様々でしょうから、迷った時は旦那様に相談しましょう。
義実家へのお盆の帰省は何が必要?
たかが一泊とは言っても、女性は荷物がたくさんですよね。
自分の実家に帰るのであれば、母の私物を借りたりして荷物は少なくて済みますが(笑)、義実家だとそういうわけにもいきません。
そこで、義実家へのお盆の帰省に持っていくと役に立つものをご紹介します。
手土産はお中元?暑中見舞い?
まず忘れてはいけないものに、手土産があります。
lovekoたちは百貨店のお中元コーナーで探した3,000円程度のお菓子を準備しましたが、熨斗(のし)をどうするかも迷いますよね。
「お中元」にするのか「暑中見舞い」にするのか、などなど。
普段から親しくしていて、かしこまる必要が無いのであれば、熨斗がそもそも不要という場合も多いでしょう。
lovekoたちは夫と相談して、夫の個人名で「お中元」の熨斗をつけてもらうことにしました。
数珠の用意を忘れずに!
お盆ということは…仏壇にお参りをしたり、お墓参りだってあると思います。
お線香などはきっと義実家で準備してくれているでしょうが、必要になってくるのが、数珠(じゅず)です。
lovekoは数珠の準備を完全に忘れていたのですが、お参りの時は義実家にあったものを貸してもらえました。
あーやっちゃったな…と反省です。
来年は忘れないように持って行こうっと!
エプロンは持っておくと好印象!
でも、忘れなかったのがエプロンです。
普段遠方で暮らしていて関わりが無いと言っても、やっぱり嫁という立場であれば、手伝いをする場面だってあるでしょう。
台所を借りて料理の手伝いをしたり、掃除機をかけたり、仏間の掃除をしたり。
エプロンを1枚持って来ているだけで「手伝いに来ました!」という印象になるので、ぜひ準備しておきましょう。
ゴミ袋は複数枚準備しておこう!
滞在日数にもよりますが、生活しているとどうしても出てくるのがゴミですよね。
お風呂に入ったあと排水溝に溜まっている髪の毛、朝布団の上に落ちている髪の毛などなど。
長い髪の毛が落ちていると、やっぱり目立ってしまいます。
来た時よりも綺麗にして帰る!という目標を持って、ゴミ袋を持っていきましょう。
また、着替える時に脱いだ洋服などを入れるビニル袋なども忘れずに持っておきましょう。
シャンプー・リンスなども忘れずに!
義実家に同じ年代の女性がいる場合は、シャンプーやリンスは借りることができるかもしれません。
でもそれができるのは、ある程度仲良くなってから。
いくらお風呂の中は誰も見ていないからと言って、そこに置いてあるものを無断で拝借してしまうのは、やっぱりダメでしょう。
トラベル用の小さなボトルにシャンプーやリンスを詰め替えて、持っておくべきです。
試供品などをもらう機会がある場合は、普段は取っておいてこんなときに消費するのも良いと思います。
ウェットティシュがあると良し!
お出かけの時って、ハンカチやティッシュを持っているのは女性としてのマナーですよね。
でも、lovekoの場合は、タオルとウェットティッシュが便利と思って普段から持ち歩いています。
特にウェットティッシュの使い道は意外と多いです。
お盆の帰省でキャリーバッグを使っている人は、玄関を上がるときに接地面を拭いたり。
普段持ち歩いている人が少ないからこそ、「気が利く!」となりますので、ぜひとも持ち歩く習慣をつけておくと良いと思います。
ペットボトルの水があると安心!
身内の家に行くのだから…と思ってなかなか考えが及ばないのが、飲み物の確保だと思います。
小心者のlovekoは、夜に喉が渇いた場合に「お水ください」と言える気がしなくて、ペットボトルの水を持っていきました(笑)
勝手に台所に入っても良いくらい義両親と親しいのであれば、セルフで水を飲むのでしょうが、残念ながら今のところそんな関係性は築けていません。
しかも緊張して喉がカラカラだったので、水を持っておいて正解でした。
動きやすくて綺麗めの服装を選ぼう!
必要な持ち物についてお話をしましたが、持ち物と同時に悩むのが服装ですよね。
lovekoのおすすめは、動きやすくて綺麗めの服装です。
なぜならば…お盆の帰省は下記のような考慮するべきポイントがあるからです。
お墓掃除やお墓参りの有無
事前に夫に、お盆は普段どうやって過ごしていたか聞いてみましょう。
すると、お墓参りに行っていたよ、などの情報を得ることができると思います。
お墓参りに行くとなれば…
- 蚊に刺されるかもしれないから、露出の少ない格好で行こう
- お墓の掃除をするだろうから、動きやすい格好にしよう
などを考えなければいけませんよね。
親族が遊びにくるかも
しかし、お墓参りに行くからと行って、完全にラフな格好をするのもNGかもしれません。
お盆となれば、親族と一緒にご飯を食べる家庭も多いと思います。
特に結婚1年目となれば、初対面の親族も多いですよね。
そんなときにデニムパンツやTシャツでは、ちょっと…と思ってしまいます。
だからこそ、少し綺麗めな格好をしておくと良いでしょう。
盆踊りに参加する可能性も
また、地域によっては盆踊りに毎年参加している家庭も多いと思います。
子供じゃあるまいし、わざわざ浴衣を準備するのも面倒ですが、一応確認しておくと良いですね。
義実家で家事手伝いはどこまでするべき?
lovekoが義実家へのお盆の帰省で一番憂鬱だったのは、家事手伝いに関してでした。
ただただ家事をすれば良いのであれば、そこまで憂鬱に感じなかったでしょう。
でも、
- どこまで家事を手伝えばいいのか?
- 義母に厳しくチェックされるんじゃないか?
なんかを考えだしたら、義実家に行きたくないな…と思ってしまうのです。
だけど嫁として、完全にお客様扱いをしてもらうのも申し訳ないですから、やっぱり家事は手伝うべきでしょう。
そこで、義母との関係を良好に保つために、使いたいセリフをご紹介します。
「お手伝いさせてください」
もし義母が料理を始めたり、何か家事を始めた場合は、「私もお手伝いさせてください」と一言声をかけましょう。
「いいのいいの座っておいて」と言われるかもしれませんし、「じゃあお願いしようかしら」と言われるかもしれません。
義母の性格によって、家事手伝いをありがたいと思う人もいるでしょうし、逆に迷惑だと感じる人もいます。
勝手に手伝うのではなく、必ず確認してから手伝うようにしましょう。
「何かできることありますか?」
そしてもし暇になった場合は、「何かできることはありますか?」と聞いてみましょう。
lovekoはたったの1泊でしたが、近所にお使いにも行きましたし、窓の掃除や床の間の掃除、全部屋の掃除機掛け、仏壇の飾りつけ、床拭きなどなど。
あらゆる家事手伝いをすることになりました(笑)
言葉にして書くと「もしかしてlovekoは義母から嫌われてる?」と思ってしまうくらいたくさん手伝っていましたが、お盆の準備は本当に忙しいみたいでしたよ。
だけど、よく勝手の分からない義実家で手持ち無沙汰になるよりは、家事を手伝っていたほうが確実に時間だって早く過ぎるというものです。
それに、義両親からの好感度だってアップしますから、家事手伝いは積極的に取り組みましょう。
義実家で手持ち無沙汰になった時のおすすめの過ごし方
しかし…!
いくら家事を手伝っているからと言っても、やはり手持ち無沙汰になってしまう時はあります。
夫が近くにいればまだ良いのですが、そんなときに限って夫は外出中だったり。
lovekoの義実家では、男性はお盆は必ず草刈をするという決まりがあったみたいで、夫が数時間家を留守にしている時間がありました。
その間、lovekoは義実家にひとりポツンです。
かなり居たたまれないですよね。
義両親に積極的に話しかけよう!
することがないから、与えられた客間に篭るという選択肢だってあるでしょう。
でも、せっかく義実家にいるのだから、やっぱり義両親と色々会話して仲良くなっておくべきです。
夫の昔話を聞いてみるのも良いでしょう。
あるいは、新婚生活の話を聞いてもらうのもアリだと思います。
その時は、ぜひ旦那様を褒めてあげてくださいね。
- いつも仕事頑張ってくれてます!
- 土日は家事も手伝ってくれます!
- ご飯は残さず食べてくれます!
などなど多少オーバーでも構いません。
義両親も自分の息子を褒められるとやっぱり嬉しいでしょうから、旦那様を持ち上げてあげてくださいね。
義兄弟とも仲良くなろう!
また、旦那様に兄弟がいる場合は、義兄弟と会話するのも良いですよ。
lovekoの場合は、lovekoと同い年の義妹と、大学受験生の義弟がいました。
義妹とは仕事の話、義弟とは受験勉強の話など、話題が尽きなかったです。
実家と義実家の違いに驚くことも!
義実家とは言え、自分の家や実家以外の家に泊まる機会なんて、大人になってからはなかなかありませんよね。
しかも生活を共にすることで、いろいろな生活習慣のギャップも見えてくると思います。
lovekoも自分の実家と夫の実家との違いをたくさん発見しました。
田舎暮らしはドラマみたい!
夫の実家はかなり田舎の方にあって、農家さんも多いし近所付き合いだって多いです。
土地柄なのか、マンションやアパートなんかはほとんどなくて、それぞれの家も広いです。
というか周りにほとんど家がないし、最寄のコンビニまでは歩いてだと到達しません(笑)
実家を出るまでも実家を出てからも、マンション暮らしだったlovekoにはびっくりでした。
家が超古いし超広い…!
ぼっとん便所を初めて使ってしまった…!
↑汚い話で申し訳ないです。
来客用の布団が常にあることも、lovekoの実家では考えられなかったことでした。
お盆の準備が大変!
田舎だからというのもあるのでしょうが、義実家ではお盆の準備が大変でした。
lovekoの実家では、お盆はあってないようなものだったりします。
親戚の集まりもありませんし、せいぜいお墓参りに行くくらいのものです。
でも、義実家では仏間に3段の飾りつけだって必要だし、近所のお寺にお素麺を奉納したり。
落雁だって初めて購入しました。
↑よくお仏壇に飾ってある砂糖菓子のようなもののことです。
「この作業は毎年やるから床の間の飾りつけを覚えてくださいね」と義母に言われてしまって手伝いましたが、来年も再現できるか正直自信ないです…
iPhoneで撮影した1枚の写真を頼りに、来年は復元しようと思っています(笑)
義実家への帰省もせっかくだから楽しもう!
とまあ、初めての義実家帰省は気を遣うことも多かったし、家事だってさんざん手伝うハメになってしまいました(笑)
眠れなかったし、疲れた…
でもおかげさまで、たくさんの夫の親族にお会いすることができました。
それに、夫が生まれたときから暮らしてきた家に一泊して、夫のことももっと知ることができたように思えます。
今まではなんとなく苦手意識を持っていた義両親も、これからは仲良くフレンドリーに接することができるかもしれません。
来年もまた行きたいか?と聞かれれば、それはNOですが(笑)
でも、夫からは「お疲れさま」と労わってもらえるなど、良い事だってありました。
お盆と正月で年に2回の帰省ですから、これからもしっかりと嫁の役目を果たして来ようと思います。
正月の義実家帰省の目標!
今回のお盆の帰省で、夫の両親のことを「お義父さま」「お義母さま」と呼ぶことができませんでした。
もう結婚したのだから…と思っていても、ほとんど喋ったことのない人をなかなか「お義父さま」「お義母さま」呼びするのは難しい?
結局「○○さんのお父様」「○○さんのお母様」と、結婚前と同じ呼び方をしてしまいました(○○は夫の名前です)。
次のお正月の帰省では、もうちょっと親しみを込めて「お義父さま」「お義母さま」と呼ぶことができるといいな。