妊娠・出産って意外と費用がかかります。
国から助成金が出るものの、基本的に保険適用外なので、高額な出費を支払うことにも。
また、妊婦検診は1週間~4週間に1回程度、定期的に行かなければならないため、産婦人科に通う回数だって増えますよね。
そこで今回は、妊娠が発覚した初診から出産まで、産婦人科に支払った検診費用・分娩費用をまとめてみました。
目次
- 1 妊娠・出産にかかる費用の基礎知識
- 2 初診~妊娠確定までは助成ゼロで受診!合計1万9,950円!
- 3 妊婦検診費用は助成金を除いて自己負担6万8,700円!
- 3.1 妊婦検診1回目(妊娠9週5日):14,070円
- 3.2 妊婦検診2回目(妊娠11週6日):4,000円(※助成無し)
- 3.3 妊婦検診3回目(妊娠14週6日):2,000円
- 3.4 妊婦検診4回目(妊娠18週6日):5,980円
- 3.5 妊婦検診5回目(妊娠22週6日):3,320円
- 3.6 妊婦検診6回目(妊娠25週6日):9,840円(※助成無し)
- 3.7 再検査のため産婦人科へ(妊娠26週2日):1,510円(※助成無し)
- 3.8 妊婦検診7回目(妊娠27週6日):5,000円(※助成なし)
- 3.9 妊婦検診8回目(妊娠29週6日):3,080円
- 3.10 妊婦検診9回目(妊娠31週6日):2,080円
- 3.11 妊婦検診10回目(妊娠32週6日):3,780円
- 3.12 妊婦検診11回目(妊娠34週6日):5,380円
- 3.13 妊婦検診12回目(妊娠36週6日):3,780円
- 3.14 妊婦検診13回目(妊娠37週5日):3,780円
- 3.15 妊婦検診14回目(妊娠38週5日):3,780円
- 3.16 妊婦検診15回目(妊娠39週5日):3,780円
- 3.17 妊婦検診16回目(妊娠40週1日):3,700円(※助成なし)
- 3.18 利用した助成券は12枚!里帰り中の妊婦検診費用を返金してもらう!
- 3.19 妊婦検診に合計6万8,700円の出費!市区町村の助成は費用も枚数も全然足りない!
- 4 分娩費用は出産一時金42万円を除いて自己負担15万1,710円!
- 5 助成は全然足りない!妊娠から出産までの自己負担金は合計24万360円!
妊娠・出産にかかる費用の基礎知識
まず、妊娠・出産にかかる費用として、知っておきたい基礎知識をご紹介しますね。
①妊娠・出産にかかる費用は大まかに3つに分類される!
妊娠・出産にかかる費用は大きく分けると3種類に分類することが出来ます。
それは、
- 妊婦検診費用
- 分娩費用
- その他の費用
です。
妊婦検診というのは、妊娠してから出産までの妊娠経過を診察するためのものです。
妊娠週数に応じて、1週間~4週間に1回の割合で産婦人科に通うことになります。
国が望ましいとしている妊婦検診の回数は、合計で14回です。
続いて、分娩費用。
出産する時は、分娩予約をした産婦人科に1週間程度入院することになります。
その時にかかる費用全般(分娩介助料・入院料金・新生児保育料など)が分娩費用に該当します。
最後に「その他の費用」と書いていますが、
- 妊娠検査薬の費用
- 産婦人科までの交通費
- マタニティグッズの購入費用
- ベビーグッズの購入費用
- 里帰り時の生活費
- 転院する場合の紹介状の費用
- 出産内祝い
などが他に必要になる場合も。
また、妊娠経過によっては
- 切迫流産・切迫早産での入院費用
- 張り止め・妊娠合併症・便秘などの薬代
などが別途必要になってきます。
この「その他」に関しては、本当に個人差が大きい部分です。
なので、この記事では主に「妊婦検診費用」「分娩費用」の2種類に関して記載していこうと思います。
②妊婦検診は保険適用外!でも市区町村から助成金が!
冒頭でも少しお話しましたが、妊婦検診は保険適用外になります。
風邪を引いたりインフルエンザにかかった時は内科にお世話になりますが、その時って3割負担ですよね。
残りの7割は、国民健康保険や社会保険が負担してくれているのです。
しかし、妊娠は病気ではありません。
そのため、妊婦検診や分娩費用は保険適用外で10割負担となってしまうのです。
その代わり、住んでいる市区町村から助成金が出ます。
基本的に14回分の助成があり、金額は市区町村によってバラバラ。
妊婦検診では、実際にかかった費用から助成金を引いた残りの金額を、産婦人科に支払うことになります。
③分娩費用は出産一時金で賄える可能性も!
また、分娩費用に関してですが、こちらは国民健康保険や社会保険から出産一時金として42万円が支給されます。
正確には子供の人数×42万円なので、双子の場合は84万円ですね。
分娩費用が実際にいくらかかるのかは、自分が分娩する産婦人科によって異なるもの。
この42万円で足りたので、差額がプラスになって得した!という方もいます。
あるいは42万じゃ足りなかったので、超過分を支払った!という方もいます。
④産婦人科の妊婦検診費用・分娩費用は地域によって違う!
すでに少し記述していますが、産婦人科の妊婦検診にかかる費用や出産時の分娩費用は、病院によって異なります。
もちろん地域差もあります。
全ての産婦人科に当てはまる訳ではありませんが、大きな総合病院ほど安く、小さな個人病院ほど高い印象です。
lovekoの場合は、東京都の個人病院で受診・出産しました。
個人病院と言っても婦人科・産科・小児科などが一緒になっていて、そこそこの規模を持つ病院です。
産婦人科医も複数名が働いています。
予約も結構埋まっていて、予約時間ぴったりに行っても待合室で30分程度は待つくらい人気のある病院でした。
以降はlovekoが実際に産婦人科で支払った費用を載せますが、妊娠経過による個人差・病院差があることをご了承ください。
初診~妊娠確定までは助成ゼロで受診!合計1万9,950円!
先ほど、
妊婦検診に関しては市区町村から助成金が出る
というお話をしました。
しかし、それは妊娠確定後の診察にしか適用されません。
つまり、妊娠しているかどうかを調べる段階は、10割の自己負担で診察を受ける必要があるのです。
そのため、初診から最初の数回までの検査は、助成額ゼロ円で高額出費になることも。
lovekoの場合は初診に行くのが早かったこともあり、4回目の診察でようやく妊娠が確定しています。
つまり、初診から4回目までの診察は10割負担で助成も無しです。
後日予定日が決定されたので照らし合わせてみると、以下のような妊娠週数・診察費用となっていました。
初診(妊娠4週6日):9,000円
まずは初診。
lovekoは生理不順ということもあり、排卵日の予測が出来ませんでした。
でも体調不良の日が続いたので、もしや?と思って検査薬を使うと見事に陽性。
生理不順のわりに、妊娠に気付いたのは早かったです。
予定日がきちんと確定したのは妊娠10週に入ってからですが、遡って考えると初診を受けたのは妊娠4週の時でした。
人生初めての産婦人科では尿検査で陽性が出たものの、エコーには胎嚢すら写りません。
正常妊娠かどうかの判断も出来ず、「また来週来てね」ということになりました。
初診の費用は9,000円。
かなり高額でした。
詳しくはこちら→妊娠発覚で人生初の産婦人科!初めての内診は恐怖体験!?
受診2回目(妊娠5週6日):2,750円
初診から1週間後の診察では、エコーで胎嚢っぽい小さい黒い影を見つけることが出来ました。
しかし、サイズが小さすぎるため、まだ胎嚢だとは断定できず。
最悪の場合、子宮外妊娠の恐れもあるので、採血をすることになりました。
子宮外妊娠など妊娠経過で異常が起こっている場合、異常が起こっているかどうか調べる場合は、保険適用で3割負担になります。
そのため、この時の検査費用の金額は2,750円と安くなっています。
ちなみにlovekoは生理不順で、この時点で前回生理日からは6週間が経過しています。
28日周期で生理がある方であれば、計算上は妊娠8週のはず。
実際の妊娠週数とは3週間もズレがあるので、そりゃあ異常妊娠を疑ってしまいますよね。
生理不順って怖いです。
詳しくはこちら→胎嚢が見えたのに採血?子宮外妊娠の疑いが!
受診3回目(妊娠6週0日):4,000円
子宮外妊娠の検査結果を受け取るため、3回目の診察は翌日でした。
血液検査の結果、「子宮外妊娠ではない」とのこと。
子宮外妊娠の可能性がなくなったので、この時は健康保険が適用されず。
また、心拍の確認が出来る時期ではないので正常妊娠だとも判断されず、助成金も出ません。
そのため、助成金無しの10割負担で費用は4,000円でした。
詳しくはこちら→胎嚢が確認できて子宮外妊娠の疑いは払拭!早く心拍が聞きたい!
受診4回目(妊娠8週2日):4,200円
前回の診察から2週間空いた、妊娠8週時点で4回目の診察です。
この時にようやく心拍の確認が出来ました。
正常妊娠のお墨付きを、産婦人科からもらったことになります。
妊娠確定までに1万9,950円の出費!
診察後に役所へ行って、母子健康手帳や妊婦健康診査受診票を受け取ります。
この妊婦健康診査受診票こそが、助成金が出るための割引券。
今後の受診からは14枚の割引券を1枚ずつ(実際は複写式なので3枚ずつ)利用して、妊婦検診を受けることになるのです。
ここまでにかかった費用の合計は1万9,950円です。
妊婦検診費用は助成金を除いて自己負担6万8,700円!
ようやく10割自己負担から逃れることが出来るのが、妊婦検診です。
lovekoが通っていた産婦人科では、
- 妊娠11週まで:1~2週間に1回
- 妊娠12週~23週:4週間に1回
- 妊娠24週~36週:2週間に1回
- 妊娠37週~:1週間に1回
という頻度で妊婦検診を受けるのが基本でした。
もちろん途中で異常が見つかったり出血やお腹の張りが酷い場合は、別途診察を受けることになります。
それでは、実際のところどうだったのか、見ていきましょう。
妊婦検診1回目(妊娠9週5日):14,070円
1回の診察で1万超え…!
びっくりするくらい、高額ですよね。
それもそのはず、正常妊娠が確定してから最初の妊婦検診では、色々な項目の検査を受けることになります。
トキソプラズマ抗体、甲状腺機能、貧血、血糖値、梅毒、風疹、B型肝炎、C型肝炎、エイズ抗体、血液型、子宮頸ガンなどなど。
助成金として9,680円の補助がありましたが、全然足りません。
自己負担金は14,070円と、かなり高額な出費になりました。
まあ、妊婦検診で最高額がこの数字なので、ここから先は1万円を越えることはありません。
妊婦検診2回目(妊娠11週6日):4,000円(※助成無し)
およそ2週間後の妊婦検診は、ちょうど4,000円のお会計でした。
予定日もはっきりと確定し、つわりで苦しんでいた時期です(笑)
この時はお会計も安かったので、割引券を使用していません。
妊婦検診3回目(妊娠14週6日):2,000円
妊娠12週を過ぎると、妊婦検診の頻度は4週間に1回になります。
そのため、本来であれば妊娠15週の時点で受けるはずの妊婦検診3回目。
しかし、4週間も検診を受けないって不安だったので、3週間後にしてもらいました。
助成金が5,150円出て、自己負担は2,000円です。
妊婦検診4回目(妊娠18週6日):5,980円
前回診察から4週間後の検査では、妊娠中期に突入しています。
この時期には、また少し大きな検査が。
クラミジア抗原、栄養相談などが含まれるので、費用も少し高額に。
助成金が5,150円出て、自己負担は5,980円です。
なお、この時に酸化マグネシウムという便秘の薬を処方してもらっています。
処方箋代と処方薬に関しては保険適用なので、3割負担で済みます。
酸化マグネシウムにかかった費用は、処方箋200円、薬代780円。
純粋に妊婦検診だけだったら、ちょうど5,000円の自己負担でした。
妊婦検診5回目(妊娠22週6日):3,320円
4週間後に受けた5回目の妊婦検診。
特に異常もなく、順調に育ってきているとのこと。
助成金が5,070円、自己負担は3,320円です。
なお、赤ちゃんの性別が判明したのはこの時でした。
詳しくはこちら→妊娠22週で性別判明!男女どちらでも嬉しいと思っていたけど心境の変化は?
妊婦検診6回目(妊娠25週6日):9,840円(※助成無し)
妊娠7ヶ月(妊娠24週~28週)の時に受けるのが、血糖値の検査。
普段の尿検査とは違い、産婦人科で50gの糖分を摂取して、その1時間後の血糖値の推移を調べるというものです。
妊娠24週を過ぎているので、ここからの妊婦検診は2週間に一度の頻度になってきます。
なおこの時の妊婦検診から複数回の間、割引券を利用していない期間がありますが、その理由については後述します。
再検査のため産婦人科へ(妊娠26週2日):1,510円(※助成無し)
しかし!
次に産婦人科へ行ったのは2週間後ではなく、3日後(笑)
なんとlovekoは前回の50g糖負荷検査で、引っかかってしまいました。
産婦人科から電話がかかってきて、2週間後の妊婦検診を待つ前に、再検査を受けることになります。
この時は普段やっているエコーや内診などはせず、純粋に血糖値の検査のみでした。
甘い炭酸ジュースを飲んで、採血するだけです。
また、妊娠糖尿病の疑いなので保険が適用になり、3割負担になっています。
嬉しいやら悲しいやら…
詳しくはこちら→妊娠中の50g糖負荷検査で再検査に!75g糖負荷検査の結果は?
妊婦検診7回目(妊娠27週6日):5,000円(※助成なし)
妊娠糖尿病の疑いは無事に晴れて、普通の妊婦検診に戻ります。
この時期、赤ちゃんの成長をちょっと心配していました。
詳しくはこちら→胎児の足が短いけど大丈夫?頭でっかちなのは個性の範囲?
なお、
なぜここ数回の健診は、割引券を使っていないのか?
ということに関してですが、普段の産婦人科ではなく、実家近くの病院で診察を受けたためです。
市区町村が違うため助成対象外となってしまい、全額自己負担でした。
これは里帰り出産をする妊婦あるあるの現象です。
しかし、出産1年以内だったら余った割引券を払い戻してもらえるので、里帰り出産をする場合でも大丈夫ですよ。
一時的に費用を負担することになりますが、後でちゃんと戻ってきます。
妊婦検診の受診回数が14回を超えずに割引券が余っていれば…ですが。
ちなみにlovekoは当初里帰り出産の予定で実家に戻りましたが、結局夫と2人で出産に臨むことに。
一度里帰りしたものの、やっぱり自宅に戻ってきているので、次回(8回目)の妊婦検診からは再び助成券を使っています。
詳しくはこちら→出産前に里帰りを中断!分娩予約は取れる?決断はなるべく早めに!
妊婦検診8回目(妊娠29週6日):3,080円
助成額が5,070円、自己負担は3,080円です。
妊婦検診9回目(妊娠31週6日):2,080円
助成額が5,150円、自己負担は2,080円です。
妊婦検診10回目(妊娠32週6日):3,780円
なぜ、まだ妊娠37週に突入していないのに、前回の検診から1週間後にまた検診を受けているのか?
それは、赤ちゃんの成長が遅かったからです。
そのため、本来であれば妊娠37週以降に受ける予定のNST検査をここで受診し、赤ちゃんの心拍を測定することになりました。
助成額が5,070円、自己負担は3,780円です。
詳しくはこちら→妊娠後期に胎児の体重が増えない…!2週間での増加が100gなのは危険?
妊婦検診11回目(妊娠34週6日):5,380円
妊娠34週~35週の間に行われる検査に、貧血とB群溶血性連鎖球菌という項目がありました。
そのため、検査費用もいつもより高額に。
助成額が5,070円、自己負担は5,380円です。
妊婦検診12回目(妊娠36週6日):3,780円
いよいよ臨月!
妊婦検診の頻度も上がり、ここからは1週間に一度になってきます。
助成額が5,070円、自己負担は3,780円です。
妊婦検診13回目(妊娠37週5日):3,780円
この時に受けた内診グリグリで出産に対する不安がアップしました(笑)
助成額が5,070円、自己負担は3,780円です。
詳しくはこちら→臨月の内診が痛い!こんなに痛いのにちゃんと出産出来るの?
妊婦検診14回目(妊娠38週5日):3,780円
内診グリグリをまた受けるものの、生まれる気配はありません(笑)
助成額が5,070円、自己負担は3,780円です。
妊婦検診15回目(妊娠39週5日):3,780円
助成額が5,070円、自己負担は3,780円です。
妊婦検診16回目(妊娠40週1日):3,700円(※助成なし)
予定日を過ぎたので、検診が1週間に2回になりました。
NSTのみで、体重・血圧測定や尿検査、内診はありません。
会計は3,700円といつもより安めなので、助成券の利用もありませんでした。
そのため、自己負担はそのまま3,700円です。
利用した助成券は12枚!里帰り中の妊婦検診費用を返金してもらう!
lovekoの赤ちゃんが産まれたのは、妊娠40週3日でした。
そのため、ここで妊婦検診も終了となり、助成券が2枚余っている状態です。
とは言え、途中の里帰り中の産婦人科では全額自己負担していました。
この余った助成券を区役所に申請して、里帰り中の妊婦検診費用を返金してもらいます。
返金金額は合計で10,160円。
ありがたいことです。
妊婦検診に合計6万8,700円の出費!市区町村の助成は費用も枚数も全然足りない!
自費で支払った妊婦検診の費用は合計で78,860円でした。
そして区役所で余った助成券の返金申請をすることで、10,160円の返金がありました。
そのため、合計では68,700円の出費になります。
赤ちゃんを産む前からこの金額。
なかなか痛い出費です。
国は少子高齢化対策として、出産にかかる費用を全額補助もしくは保険適用で3割負担にすればいいのに…と思います。
分娩費用は出産一時金42万円を除いて自己負担15万1,710円!
妊娠確定前に1万9,950円、妊娠が確定してから出産までに6万8,700円かかっています。
しかし、最も費用がかかるのは分娩時!
加入している国民健康保険や社会保険から出産一時金42万が支給されますが、超過分は自己負担になります。
lovekoの場合は、自己負担15万1,710円でした。
分娩標準料金は53万4,000円!
lovekoが出産した産婦人科では、分娩標準料金は53万4,000円でした。
下記が内訳です。
- 分娩介助料:32万円
- 入院料金:12万円(1日2万円×6日間)
- 新生児保育料:7万8,000円(1日1万3,000円×6日間)
- 産科医療補償制度保険金:1万6,000円
また、個室か大部屋かによっても料金は違いました。
大部屋だと追加料金はありませんが、個室だとグレードによって1万2,000円~2万円余計にかかります。
もちろん追加料金のかからない、大部屋を選択します。
分娩予約金として20万円の支払い!
しかし、上記の分娩費用は正確ではありません。
あくまで目安。
というのも、出産が夜間や休日になったら料金が加算され、薬の使用や分娩時の処置によっても加算されるからです。
出産は何が起こるか分かりませんから、事前に正確な料金を知るのは無理なのです。
そのため、lovekoが出産した産婦人科では分娩標準料金としては53万4,000円でしたが、分娩予約金として20万円が必要でした。
社会保険からの42万は病院への直接支払い制度を利用し、差額として別途20万円納めておくのです。
合計62万円より安かったら退院時に戻ってくるし、超過分は退院時に追加で支払いになります。
実際の分娩費用は57万1,710円!
さて、実際にかかった分娩費用は57万1,710円でした。
分娩標準料金の53万4,000円と比べると、3万7,710円高くなっています。
内訳を見てみると、
- 分娩介助料:32万→33万
- 入院料金:12万→変更無し
- 新生児保育料:7万8,000円→変更無し
- 産科医療補償制度保険金:1万6,000円→変更無し
- 処置料:2万(新たに追加)
- 新生児検査料:7,000円(新たに追加)
- 保険適用診療:710円(新たに追加)
とのこと。
分娩介助料は夜間(夕方17時~朝9時)の間になってしまったので、1万円加算されています。
処置料の2万円というのは、何のことだろう?
多分、出産時の子宮収縮促進剤とか、分娩後の点滴の費用だと思います。
新生児検査料の7,000円というのは、入院中に希望者のみ聴覚検査をしてもらうことが可能だったので、lovekoが申し込みました。
最後の保険適用診療は、おそらく産後入院中の薬代のことかな?
分娩時の出血が多くて貧血になってしまい、鉄剤を処方されたり。
また、会陰裂傷の傷が怖くてトイレが怖くて、便秘薬も処方してもらいました。
おそらくこれらの分の金額だと思います。
助成は全然足りない!妊娠から出産までの自己負担金は合計24万360円!
いかがでしたか?
- 正常妊娠確定までの受診料:1万9,950円
- 妊婦検診の受診料:6万8,700円
- 分娩費用:15万1,710円
これら3つを合計すると、24万360円の支払いになりました。
子供を産むにはお金がかかる!
妊娠前は、
検診費用は助成金が出るし、出産費用は一時金が出るから大丈夫!
と甘く考えていましたが、実際の自己負担金はかなり大きかったです。
もちろんこれ以外にも、マタニティグッズやベビーグッズの購入費用なんかもかかりますし、産婦人科までの交通費だってかかります。
両親や義両親から出産祝いをもらいましたが、内祝いだって購入しないといけません。
子供を育てるのにもお金はかかりますが、無事にこの世に産むまでも、そこそこの大金が必要なのです。
なお出費は増えるのに、産休・育休で収入は減少します。
つわりが酷くて料理が作れず、食費が増えた…!なんて場合も。
十分な貯金を作ってから出産に挑もう!
また、lovekoは比較的穏やかな妊娠経過だったため、出産以外で入院はしていません。
しかし、妊娠悪阻・切迫流産・切迫早産で数ヶ月入院する妊婦さんもいるので、その場合はさらに費用がかかります。
これから妊娠・出産を考えている方は、十分な貯金を用意してからにしましょう。
妊娠線は作りたくない!ケアを始めるなら今がチャンス!
©アロベビー
最後になりますが、lovekoおすすめの妊娠線対策クリームをご紹介しますね。
- 絶対に妊娠線を作りたくない!
- でも肌にやさしい商品を選びたい!
というプレママのための、
- ヒアルロン酸10倍保湿
- 24時間持続型保湿のW保湿
で、妊娠線のない美しいお腹に導く妊娠線クリームが「ALOBABY for mom」のボディマーククリームです。
- 妊娠中も気にならない超微香タイプ
- 99%天然由来成分の国産オーガニックで、赤ちゃんにも使えるやさしさ
- 実際に妊娠中の肌トラブルを経験した現役ママチームが開発
などなど、おすすめポイントが満載の妊娠線クリーム。
お値段も1ヶ月使用分で2,000円を切るという、妊娠線対策専用のクリームとしてはかなり格安となっています。
まとめて購入すると更に安くなりますし、15日間の返金保証もついているので安心ですね。
まだ妊娠線対策ケアを始めていない方、今使っている妊娠線対策クリームが肌に合わないと感じている方は、ぜひチェックしてみてください!